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二学期編
漢字
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のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「漢字って素敵よね」
「お、国語シリーズか?」
何だハマってるのか?
「特にウ冠って素敵よね」
「ん?」
「何か股を開いてるみたいで素敵よね?」
「本格的に病気だよ!」
「【安】って漢字が結構好き」
「何でだ?」
「股の下に女の子が居るなんて……イヤらしくない!?」
「イヤらしいのはお前の頭だけだ!」
「でも、股の下に私が居たらイヤらしいでしょ?」
「…………まぁ」
「ほらぁ~」
何かすごい腹たつ顔でこっちを見てる
…………イラッ
「変態が!」
「…………」ゾクッ
「何か久しぶりだな。」
「久々だから凄いわ!アンコール!!」
「言いません!」
「ケチ……あ、あと【宝】って漢字も好きよ?」
「宝はみんな好きだろ?」
ロマンじゃないか!
「股の間に玉って完全にあれよね?」
「…………発想は天才だな!」
なりたくない天才だが!
「ちなみにあれの語源は珍しい宝って意味らしいわ!」
「いらん豆知識をありがとな!?」
「そう考えると宝って漢字はやっぱり意味深よね?」
「宝は宝だ!」
「宝を手にする!って言葉が何だかイヤらしく思えてきたわ!」
「思えるか!?」
「秋兎くんの宝は私がいただくわ!」
「やらん!」
「あら?くれないの?」
「……」
「あ、私は宝に興味はないわ。」
「いきなりどうした?」
「興味があるのは中身だけよ!」
「かっこいい風に言うな!」
「中身ならくれるでしょ?」
「…………気が向いたらな。」
「ふふ……じゃあ、最後のネタよ」
「ネタって……」
「私【字】って漢字も好きよ?」
「一応、理由も聞こうか?」
「股の下から子供が出てるなんて素敵よね?」
「まぁそれは素敵かもな。」
「あら珍しく賛同を得たわ。」
「だってよ」
「ん?」
「子供が産まれるのは素敵なことだろ?」
少なくとも悪い事じゃない。
「ふふ……そうね」
そうゆうと彼女は笑った。
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「漢字って素敵よね」
「お、国語シリーズか?」
何だハマってるのか?
「特にウ冠って素敵よね」
「ん?」
「何か股を開いてるみたいで素敵よね?」
「本格的に病気だよ!」
「【安】って漢字が結構好き」
「何でだ?」
「股の下に女の子が居るなんて……イヤらしくない!?」
「イヤらしいのはお前の頭だけだ!」
「でも、股の下に私が居たらイヤらしいでしょ?」
「…………まぁ」
「ほらぁ~」
何かすごい腹たつ顔でこっちを見てる
…………イラッ
「変態が!」
「…………」ゾクッ
「何か久しぶりだな。」
「久々だから凄いわ!アンコール!!」
「言いません!」
「ケチ……あ、あと【宝】って漢字も好きよ?」
「宝はみんな好きだろ?」
ロマンじゃないか!
「股の間に玉って完全にあれよね?」
「…………発想は天才だな!」
なりたくない天才だが!
「ちなみにあれの語源は珍しい宝って意味らしいわ!」
「いらん豆知識をありがとな!?」
「そう考えると宝って漢字はやっぱり意味深よね?」
「宝は宝だ!」
「宝を手にする!って言葉が何だかイヤらしく思えてきたわ!」
「思えるか!?」
「秋兎くんの宝は私がいただくわ!」
「やらん!」
「あら?くれないの?」
「……」
「あ、私は宝に興味はないわ。」
「いきなりどうした?」
「興味があるのは中身だけよ!」
「かっこいい風に言うな!」
「中身ならくれるでしょ?」
「…………気が向いたらな。」
「ふふ……じゃあ、最後のネタよ」
「ネタって……」
「私【字】って漢字も好きよ?」
「一応、理由も聞こうか?」
「股の下から子供が出てるなんて素敵よね?」
「まぁそれは素敵かもな。」
「あら珍しく賛同を得たわ。」
「だってよ」
「ん?」
「子供が産まれるのは素敵なことだろ?」
少なくとも悪い事じゃない。
「ふふ……そうね」
そうゆうと彼女は笑った。
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