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貧乏令嬢と悪役令息の取り巻き
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公爵家という重苦しい肩書き、それに対して何も権力のない家。
実権も領地も貧しく、領地収入も僅か。
体裁を保つ為に外面だけ整えられた屋敷。ハリボテのような邸宅は家の実情を如実に表していると、この家の一人娘であるラーム・ベグマンは思っていた。
「お父様、いい加減になさったらいかがです?」
ラームは毎月恒例となっている請求書の束を持って父親へ苦言を呈した。公爵家であるにも拘らず、代々の領地は貧しく税収は僅かであり、王家からの援助は既に頭打ちとなっている状態のにもかかわらずの骨の髄まで古い貴族である父親と母親は贅沢を贅沢と認識していなかった。
「何を言っているんだい?私たちはこんなにも倹約をして生きているじゃないか。パーティも開かない、猟友会もしていない、家の使用人も半分にした」
「ええ、ええ。分かっておりますとも。ですがパーティをしなくとも、オーダーメイドの洋服を月20着ずつも作ってしまったり、神殿へ多額の献金をされたり、絨毯・カーテンを毎月新調されたりしていては同じ事ですわ」
「ラーム、あなたも大人になったらわかるでしょうけども、公爵家という身分にふさわしい生活をしなくてはならないのです。あなたもそんな毎日同じドレスを着るなんて……。公爵令嬢としての品位を保つべきですわ。人の眼がございますでしょ?」
ラームの言葉に、新品のドレスを身につけた母親はおっとりとした口調で反論しながらも扇の下に隠した口元を歪め侮蔑的な視線でラームの着ているドレスを見下した。その視線に気がついたラームの居たたまれなさはどれほどだっただろう。母親から言われなくともラーム自身、自分の着ているドレスがくたびれている事は承知していた。しかし、家計の事を思うと新調する気になれないのである。
妻と娘の不穏な空気を感じ取ったベグマン公爵は慌てて言葉を発した。
「ま、まぁ、それもこれもラームがグランメション侯爵の息子やアヴィディテ伯爵家、オルモ伯爵家、ちょっと家格は落ちるがガスピアージェ子爵家も裕福だしな、そういった家の息子を捕まえてくれれば問題がなくなるだろう。ラームは美人だし、この公爵家に婿入りさせてやると言えば向こうから喜んで寄ってくるだろうよ!!」
父親の楽観が過ぎる発言にラームは脱力し何も言えなくなってしまった。
そして思うのだ。
『そんなわけないじゃない。ウチの家系が振るわないのなんて中央に近ければ近い家程、知れ渡っているのに。皆貴族ですもの、表面でバカにしなくとも、影で赤公爵なんて呼ばれているのをお父様はご存じないのかしら?私は公爵令嬢なのに、学校では目立たないよう一生懸命なのに!』
そんなラームの悩みを温室育ちの両親が理解する訳もない。
身分だけが人の上下を決めているという100年もズレた思考は公爵家を永らく蝕み、世間知らずな子供を生み出し続けていた。
逆に言えばそのような家庭環境の中で、己の家計が危ない事に気がつく事ができたラームが異常であった。ラーム・ベグマンは優れた経済感覚を持っているのである。
これ以上言うのは無駄だと察したラームは、両親の言葉に対し薄ぼんやりとした笑みで話を切り上げて部屋に戻って行くと、引出しにしまっていた紙を取り出した。
「どうにかして在学中にこの家に婿に来て下さる方を捕まえなくては。といっても、お父様が先ほど言っていた面々、グランメション様は確か長男ですから婿に来てくれる事はありえないでしょう。アヴィディテ伯爵令息は次男ですが私をみていつもバカにされるから、なし! オルモ様なんて、あんなのと結婚するくらいなら舌噛んで死んだ方がマシです!ガスピアージェ様は……それこそグランメション様しか目に入ってないグランメションバカだから私の事を知っているかも分かりませんわ。……そもそも共学なのにグラン家の息子含めたあの3人は距離感が近過ぎじゃなくて?!学年での権力・財力・知力のトップ3が男だけでくっ付いているとか、女性を舐め過ぎじゃなくって!?」
紙を持ちながらラームは震えて叫びだす。よほど思うところがあるのだろう。
一通り苛立ちを紙にぶちまけると、自分を取り戻すように深呼吸をして横に置いてあった気付け薬の入った瓶を鼻に近づ、香りを嗅いだ。ミント等の爽快さのある香りが煮立った脳みそをクールダウンさせる。
「良い香り。うん、やはり今財力がなくとも、私をバカにしないで、かつ私に好意をある程度持ってくれていて、加えて次男三男な貴族の家柄に生まれている人が良いわね。となるとグロワ様だわ。あの真面目さと真っすぐさ、それに剣術等の技術をみますと領地の経営に向いていると思わざるを得ませんわね」
打算と値踏みからきた恋愛ではあったが、ラームはこうした条件からの取捨選択でグロワに恋慕の情を募らせていったのである。
しかし、いくら思慕しても当のグロワはラームと仲良くはしてくれるが、来る日も来る日もグランメションの話しかしない。始めは共通の話題だからと微笑みを絶やさずに頷いていたラームであったが、いい加減堪忍袋の緒が切れると言うもの。
そして考えに考え、苦情を言うと決めたのである。
「とは言いましても、見たところグランメション様は少々おっとりしているので私の言う事を理解されないかもしれませんわ。それにあのお顔を見ていると負けたような気になるのであまり面と向かってお話したくないですし。しかもいつもぴったりとくっ付いているガスピアージェ様が、私が個別に話をする事を許す訳もなさそうですし……。ガスピアージェ様に言った方が話が早そうですわね」
ここでも彼女は感情に任せる事はなく効率的な方法を考えた末にエノーム・ガスピアージェへ話をするに至ったのであるが、結果は予想外の内容であった。
ラームは言われてみてから冷静に考えてみれば、ガスピアージェの言う通り彼等の接点はないのだ。
「おかしいですわね…。でもグロワ様があんなに興味を示されているのですから、なにかしらしているとは思うのですが」
ブツブツと独り言をしながら次の方法考えて廊下を歩いていると、髪をとめていたバレッタが音を立てて弾けてしまった。ラームは髪の毛量が多いので時折バレッタが外れてしまうのだ。
カツン、と金属質な音を起ててバレッタが落ちたのは、丁度誰かの足下であった。
「落としましたよ~、あれ?ここが外れてしまっているようですねぇ」
と言ってラームのバレッタを拾ったのはプラン・グランであった。そして彼はバレッタの小さな装飾が外れているのに気がつくと、外れた石が落ちていないか辺りを探すように身を屈めてくれていた。
「ありがとうございます。あの、これは今外れたのではないと思いますので」
飾りの宝石が元々幾つも取れてしまっているのを知っていたラームはそう言った。断定的な言い方をしなかったのは、最後の見栄である。
「うーん、遠くに飛んでしまったようですね。あっそうだ!」
恐らくプランも薄々気がついていたであろうが、内ポケットに手を入れると美しい装飾のついた銀色の棒状の髪飾りを取り出し、ラームに手渡した。
「試作品で申し訳ないのですが、ウチで作った物です。その髪飾りに比べてしまえば安物ですが、とりあえず今はこちらでよろしければ。髪を解いた状態で次の授業に出るわけにはいかないでしょうし」
「え!?そんな、そんないただけません!」
安物との表現が謙遜であると誰が見ても分かるほど素晴らしい細工の髪飾りを手渡されたラームは受け取れないとプランに返そうとしたが、プランはそれを受け取らなかった。
「いえいえ、ウチとしても公爵令嬢がつけて下されば素晴らしい宣伝になりますし、それに」
そう言いかけると。プランはそれまでの浮かべていた柔和な笑顔を押しとどめ真剣な面持ちを見せて、言った。
「それにエノームが先日、ちょっと失礼な物言いしてしまったのでそのお詫びです」
プランの声色の落差に、ラームは小さく息を飲みこむ。
「あ、い、いえ。こちらこそあの時は、すいません」
「とんでもないですよ~。ただシニフェ様もエノームもちょっと特殊な関係なんで、あんまり刺激しないでいただけると嬉しいですね~。僕はあの2人の空気を邪魔されるのが心底嫌なんで~。お願いしますね~」
と、プランはいつもの雰囲気に戻りゆっくりと歩いて行った。
渡された髪飾りとプランの後ろ姿を見比べながら、ラームはその場で呆然した。そしてグランメション家の3人組に対する認識を改めたのだった。
実権も領地も貧しく、領地収入も僅か。
体裁を保つ為に外面だけ整えられた屋敷。ハリボテのような邸宅は家の実情を如実に表していると、この家の一人娘であるラーム・ベグマンは思っていた。
「お父様、いい加減になさったらいかがです?」
ラームは毎月恒例となっている請求書の束を持って父親へ苦言を呈した。公爵家であるにも拘らず、代々の領地は貧しく税収は僅かであり、王家からの援助は既に頭打ちとなっている状態のにもかかわらずの骨の髄まで古い貴族である父親と母親は贅沢を贅沢と認識していなかった。
「何を言っているんだい?私たちはこんなにも倹約をして生きているじゃないか。パーティも開かない、猟友会もしていない、家の使用人も半分にした」
「ええ、ええ。分かっておりますとも。ですがパーティをしなくとも、オーダーメイドの洋服を月20着ずつも作ってしまったり、神殿へ多額の献金をされたり、絨毯・カーテンを毎月新調されたりしていては同じ事ですわ」
「ラーム、あなたも大人になったらわかるでしょうけども、公爵家という身分にふさわしい生活をしなくてはならないのです。あなたもそんな毎日同じドレスを着るなんて……。公爵令嬢としての品位を保つべきですわ。人の眼がございますでしょ?」
ラームの言葉に、新品のドレスを身につけた母親はおっとりとした口調で反論しながらも扇の下に隠した口元を歪め侮蔑的な視線でラームの着ているドレスを見下した。その視線に気がついたラームの居たたまれなさはどれほどだっただろう。母親から言われなくともラーム自身、自分の着ているドレスがくたびれている事は承知していた。しかし、家計の事を思うと新調する気になれないのである。
妻と娘の不穏な空気を感じ取ったベグマン公爵は慌てて言葉を発した。
「ま、まぁ、それもこれもラームがグランメション侯爵の息子やアヴィディテ伯爵家、オルモ伯爵家、ちょっと家格は落ちるがガスピアージェ子爵家も裕福だしな、そういった家の息子を捕まえてくれれば問題がなくなるだろう。ラームは美人だし、この公爵家に婿入りさせてやると言えば向こうから喜んで寄ってくるだろうよ!!」
父親の楽観が過ぎる発言にラームは脱力し何も言えなくなってしまった。
そして思うのだ。
『そんなわけないじゃない。ウチの家系が振るわないのなんて中央に近ければ近い家程、知れ渡っているのに。皆貴族ですもの、表面でバカにしなくとも、影で赤公爵なんて呼ばれているのをお父様はご存じないのかしら?私は公爵令嬢なのに、学校では目立たないよう一生懸命なのに!』
そんなラームの悩みを温室育ちの両親が理解する訳もない。
身分だけが人の上下を決めているという100年もズレた思考は公爵家を永らく蝕み、世間知らずな子供を生み出し続けていた。
逆に言えばそのような家庭環境の中で、己の家計が危ない事に気がつく事ができたラームが異常であった。ラーム・ベグマンは優れた経済感覚を持っているのである。
これ以上言うのは無駄だと察したラームは、両親の言葉に対し薄ぼんやりとした笑みで話を切り上げて部屋に戻って行くと、引出しにしまっていた紙を取り出した。
「どうにかして在学中にこの家に婿に来て下さる方を捕まえなくては。といっても、お父様が先ほど言っていた面々、グランメション様は確か長男ですから婿に来てくれる事はありえないでしょう。アヴィディテ伯爵令息は次男ですが私をみていつもバカにされるから、なし! オルモ様なんて、あんなのと結婚するくらいなら舌噛んで死んだ方がマシです!ガスピアージェ様は……それこそグランメション様しか目に入ってないグランメションバカだから私の事を知っているかも分かりませんわ。……そもそも共学なのにグラン家の息子含めたあの3人は距離感が近過ぎじゃなくて?!学年での権力・財力・知力のトップ3が男だけでくっ付いているとか、女性を舐め過ぎじゃなくって!?」
紙を持ちながらラームは震えて叫びだす。よほど思うところがあるのだろう。
一通り苛立ちを紙にぶちまけると、自分を取り戻すように深呼吸をして横に置いてあった気付け薬の入った瓶を鼻に近づ、香りを嗅いだ。ミント等の爽快さのある香りが煮立った脳みそをクールダウンさせる。
「良い香り。うん、やはり今財力がなくとも、私をバカにしないで、かつ私に好意をある程度持ってくれていて、加えて次男三男な貴族の家柄に生まれている人が良いわね。となるとグロワ様だわ。あの真面目さと真っすぐさ、それに剣術等の技術をみますと領地の経営に向いていると思わざるを得ませんわね」
打算と値踏みからきた恋愛ではあったが、ラームはこうした条件からの取捨選択でグロワに恋慕の情を募らせていったのである。
しかし、いくら思慕しても当のグロワはラームと仲良くはしてくれるが、来る日も来る日もグランメションの話しかしない。始めは共通の話題だからと微笑みを絶やさずに頷いていたラームであったが、いい加減堪忍袋の緒が切れると言うもの。
そして考えに考え、苦情を言うと決めたのである。
「とは言いましても、見たところグランメション様は少々おっとりしているので私の言う事を理解されないかもしれませんわ。それにあのお顔を見ていると負けたような気になるのであまり面と向かってお話したくないですし。しかもいつもぴったりとくっ付いているガスピアージェ様が、私が個別に話をする事を許す訳もなさそうですし……。ガスピアージェ様に言った方が話が早そうですわね」
ここでも彼女は感情に任せる事はなく効率的な方法を考えた末にエノーム・ガスピアージェへ話をするに至ったのであるが、結果は予想外の内容であった。
ラームは言われてみてから冷静に考えてみれば、ガスピアージェの言う通り彼等の接点はないのだ。
「おかしいですわね…。でもグロワ様があんなに興味を示されているのですから、なにかしらしているとは思うのですが」
ブツブツと独り言をしながら次の方法考えて廊下を歩いていると、髪をとめていたバレッタが音を立てて弾けてしまった。ラームは髪の毛量が多いので時折バレッタが外れてしまうのだ。
カツン、と金属質な音を起ててバレッタが落ちたのは、丁度誰かの足下であった。
「落としましたよ~、あれ?ここが外れてしまっているようですねぇ」
と言ってラームのバレッタを拾ったのはプラン・グランであった。そして彼はバレッタの小さな装飾が外れているのに気がつくと、外れた石が落ちていないか辺りを探すように身を屈めてくれていた。
「ありがとうございます。あの、これは今外れたのではないと思いますので」
飾りの宝石が元々幾つも取れてしまっているのを知っていたラームはそう言った。断定的な言い方をしなかったのは、最後の見栄である。
「うーん、遠くに飛んでしまったようですね。あっそうだ!」
恐らくプランも薄々気がついていたであろうが、内ポケットに手を入れると美しい装飾のついた銀色の棒状の髪飾りを取り出し、ラームに手渡した。
「試作品で申し訳ないのですが、ウチで作った物です。その髪飾りに比べてしまえば安物ですが、とりあえず今はこちらでよろしければ。髪を解いた状態で次の授業に出るわけにはいかないでしょうし」
「え!?そんな、そんないただけません!」
安物との表現が謙遜であると誰が見ても分かるほど素晴らしい細工の髪飾りを手渡されたラームは受け取れないとプランに返そうとしたが、プランはそれを受け取らなかった。
「いえいえ、ウチとしても公爵令嬢がつけて下されば素晴らしい宣伝になりますし、それに」
そう言いかけると。プランはそれまでの浮かべていた柔和な笑顔を押しとどめ真剣な面持ちを見せて、言った。
「それにエノームが先日、ちょっと失礼な物言いしてしまったのでそのお詫びです」
プランの声色の落差に、ラームは小さく息を飲みこむ。
「あ、い、いえ。こちらこそあの時は、すいません」
「とんでもないですよ~。ただシニフェ様もエノームもちょっと特殊な関係なんで、あんまり刺激しないでいただけると嬉しいですね~。僕はあの2人の空気を邪魔されるのが心底嫌なんで~。お願いしますね~」
と、プランはいつもの雰囲気に戻りゆっくりと歩いて行った。
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