裏の世界に堕ちた俺が、最強の美少女剣士に見出されて世界の頂点を目指す話
俺、神凪蓮は、かつてプロの剣士を目指していた。
精神エネルギーを刃に変換する武器『D-SABRE』で戦う格闘技『閃刃』——その世界で、俺は「才能なし」の烙印を押された。相棒を失った事件の後、俺は表舞台を去り、裏リーグで武器職人として細々と生きていた。
そんなある日、俺は裏組織に襲われる一人の少女を助けた。
彼女の名は天ノ原紫苑。プロリーグS級ランカーにして、無敗記録を更新し続ける『氷の女帝』——誰もが知る、最強の剣士だ。
「あなた……面白い剣を使うのね」
俺の持つ特殊能力【虚刃】——相手の精神エネルギーを中和し、斬る力。それは対戦においては無類の強さを発揮するが、エネルギー出力が低いため弱いとされてきた。
だが、紫苑は言った。
「私のパートナーになって」
最強で孤高の彼女には、本気で戦える相手がいない。誰も彼女の心を満たせない。だが、俺の剣だけが——彼女の孤独を、斬れる。
「同調」。二人の精神を重ね、限界を超える力を引き出す失われた技術。
透明な俺と、孤独な彼女。正反対の二人が出会った時、新たな伝説が動き出す——
彼女は最強で孤独だった。俺は無名で透明だった。――だから、完璧だった。
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