8 / 30
第二章 穢れた二本の肉棒
※8 無垢な御神子様
しおりを挟む
◇◇◇
――――何故だ。ずっとあいつの事を考えている。初めて誰かとあれを共有したからか? 物凄く楽しかったし……今までで唯一演じていない自然体でいられたな。くそ、名前くらい聞いとけばよかった
俺は神子の神殿のある山を登り始めている。山の急な斜面にある三千五百九十三段。この国に由来する大事な数字らしい。階段の麓にある寺院へ寄り、入寺許可を貰う。神子はこの山頂の寺院にいつも独りでいる。週に数度、麓の身の回りの世話を焼く僧侶が食事等を持って行く時とたまに影響力のある人が訪ねる以外、神子は誰にも会わない。
完全に邪魔されない二人だけの空間となる。
この長い階段を登っている間に俺は半日前になる出来事を何度も頭の中で再生しては繰り返し考えてきた。興奮が止まないのは間違いなくいつもと違って共犯者がいたせいなのもあるが、やはりあの男に対する興味の為だ。
そしてやはり鮮明に思い出せない彼の顔。特に時間が経てば経つだけ更に顔のイメージ自体塗り替えられているかのように不明確になっていく。一緒にやった事は鮮明に思い出せるのに、彼の顔や容姿を思い出そうとする途端に何故か思考に霧が掛かる。
――――くそ。だからあの挑発か。誰かの事をこんなに長く考えたのは初めてだな
やっと見えてきた頂上の神殿を見上げる。真っ白で高くそびえ立つご神殿。この高い頂上では他のアクセスルートはない。羽モンスターでもこんな上空だと簡単には来られない。
――――にしても……遠いわ! 何で俺が神託を受けなきゃならん。あの王も無駄な事をしやがって! 面倒だ
やり場に困る苛々は徐々に膨れ上がっていくようだ。
腿が熱く悲鳴上げる頃にはやっと最後の階段を上が。そして大きな扉の前に出る。ノックするとすぐに扉が開き、俺は静かな大理石の床を歩く。
「勇者様。お待ちしておりました」
神殿は広く、御子はその広い部屋の中央の床に直接座り込んでいる。真っ白な衣に綺麗で真っ直ぐな金髪を背中に流している。あまり太陽を見ていないのか、真っ白な肌が浮いて見える。その見える肌一面に神への祈りを描いた布が糊付けで貼り付けられている。顔にまで貼られた祈りが彼の美貌を打ち消している。だが間違いなく可愛い顔をしている。多分、なのだが。
「長い階段は瞑想にとてもいいとお聞きしております。勇者様もそのひと時を有意義にお過ごしになられましたか?」
綺麗な声だ。柔らかくて感情が揺らがないような声である。
「はい、最近の出来事を振り返るのにとても良い時間を過ごせました」
「それは大変喜ばしい事です。本日はお越しいただきましてありがとうございます。王様の命により、勇者様の御信託を我が神より授かって参りました」
――――おぅおぅ、めちゃくちゃがっちがちな堅物だな、おい。可愛い顔が勿体ねぇ
俺も神子の向かいで床に直接座る。大理石の冷たさが熱を持った足に気持ちいい。
「御神子様、お願いします」
白い肌の彼が俺の目の前に畏まって座る。綺麗な薄手の純白布が折り重なった服は彼の体をほどよく隠している。
「勇者様は、今、勇者様にとっても、この国にとっても、この世界にとっても、重大な分かれ道におります。悪の誘惑と肉体の破滅的な依存が貴殿を蝕んでいるのを見受けられます」
――――はは、確かにな
「このままその道を進めば災いとなるでしょう。貴殿の目的と旅をする理由を考えながら魔王と対峙なさって下さい」
「御信託をありがとうございます。よく考えてみます」
――――旅の目標なんてセックスと面倒な魔王討伐以外にあるのか? あぁ、あとは快楽と自由さか
「勇者様の勇気と自分の命を差し出す無我の行いに、心から尊敬しております」
神子は俺の言葉に柔らかく微笑むと真っ直ぐに俺を見る。儚い金色の睫毛が縁取る水色の目がまるで憧れの人に会えたかのように俺の顔に惹き寄せられている。
――――神子から見たら俺って正義の象徴みたいなもんか。そりゃ憧れるか
俺は優しく微笑む。
「私の雑念の浄化もお願い出来るだろうか、御神子様の助けで」
「はい、私に出来る事でしたら何でもお手伝いいたします」
――――言ったな?
お淑やかに目を閉じて顔を伏せている神子の顎に指を掛けて顔を持ち上げる。僅かに目を開けた顔にそそられる。
「じゃあ私の雑念を神子様の神聖な体液で洗い流してください」
「た……体液……?」
少し赤みを帯びた唇に吸い付くと彼は全身を硬直させて目を見開く。
――――こっちの知識は皆無そうだな
ゆっくり優しく舌で彼の下唇をなぞると酷く混乱とパニックした感じで俺に抗議をしようと口を開ける。その隙間に舌を挿し込んで逃げ惑う彼の舌を絡めとる。
「んんっ……ん、っふ!」
口内を出来る限り優しく犯しながら一枚一枚気付かれないようにゆっくりと服を脱がせていく。濡れた粘膜を舐めて擦りながら一枚だけ服を残し、手を裾から差し入れて直接彼の胸に触れる。神子はぴくりと跳ねて震える両手で俺の胸を押し返す。
「な……なに、何を……っ! んふっ!」
屈んで布の隙間から僅かに覗いている乳首の盛り上がりを甘噛みする。乳首や陰茎、そしてその間をびっしりと何枚もの神聖な祈りの薄い布が張り付いている。乳首の上の一枚を優しく何度も唾液で濡らしていくと祈りの布端の方が少し皮膚から浮き上がる。その端を歯で挟んでゆっくりと捲っていく。
ぺり…… ぺりぺりぺり
「あぁっ! あっ! あ! 駄目です! お願いです、おやめください、勇者さ――――」
彼の悲願を無視して現れた少し大きめの突起を唇で挟む。舌先で濡らすように舐めると彼が俺の肩にしがみ付いて口を開けて震える。性処理すらした事がないのであろう神の使いにはそれだけでも強烈過ぎる刺激らしい。繰り返し祈りの布を肌に張り付けてきてその僅かな刺激で乳首の感度が発達したのだろうか。大き目の乳首はとても噛みやすく、舌先で転がしやすい。
「っんふ! ふっ、ん! んん、勇者様! おやめなさい! ん! 止め、……っんふ、て……ください!」
チュポ クチュクチュ チュッ チュポ
いきなりの快感の対処が分からずに彼は艶めかしく腰を揺らす。それが余計俺を煽っている事にも気付かずに少しずつその喘ぎにも色気が混ざり始める。
「ほら、神子様。俺の雑念の浄化を助けてください」
彼の力の抜けていく体を神殿の床に横たえながら乳首の横で囁く。息が肌を撫で、それが刺激となってまた彼が身悶える。
神衣を持ち上げて震える陰茎を晒していく。竿にまでしっかりと巻かれて貼られている布に宗教の狂気を感じる。
その反応している男の証に触れると彼の背中が反れる。
「ひぃっ!」
神子の両腿を掴み、軽い抵抗を無視して大きく開かせる。立ち上がった陰茎が震え、亀頭が透明な体液で濡れている。
「ほら、この気持ちの浄化をお願いしますよ」
「な……ぁ、あ、に……ん! 我……は、神の、使い……! お願い……です! 穢れて……ぁああ! 穢れてしまうと、神通力を……失ってしまう!」
――――何故だ。ずっとあいつの事を考えている。初めて誰かとあれを共有したからか? 物凄く楽しかったし……今までで唯一演じていない自然体でいられたな。くそ、名前くらい聞いとけばよかった
俺は神子の神殿のある山を登り始めている。山の急な斜面にある三千五百九十三段。この国に由来する大事な数字らしい。階段の麓にある寺院へ寄り、入寺許可を貰う。神子はこの山頂の寺院にいつも独りでいる。週に数度、麓の身の回りの世話を焼く僧侶が食事等を持って行く時とたまに影響力のある人が訪ねる以外、神子は誰にも会わない。
完全に邪魔されない二人だけの空間となる。
この長い階段を登っている間に俺は半日前になる出来事を何度も頭の中で再生しては繰り返し考えてきた。興奮が止まないのは間違いなくいつもと違って共犯者がいたせいなのもあるが、やはりあの男に対する興味の為だ。
そしてやはり鮮明に思い出せない彼の顔。特に時間が経てば経つだけ更に顔のイメージ自体塗り替えられているかのように不明確になっていく。一緒にやった事は鮮明に思い出せるのに、彼の顔や容姿を思い出そうとする途端に何故か思考に霧が掛かる。
――――くそ。だからあの挑発か。誰かの事をこんなに長く考えたのは初めてだな
やっと見えてきた頂上の神殿を見上げる。真っ白で高くそびえ立つご神殿。この高い頂上では他のアクセスルートはない。羽モンスターでもこんな上空だと簡単には来られない。
――――にしても……遠いわ! 何で俺が神託を受けなきゃならん。あの王も無駄な事をしやがって! 面倒だ
やり場に困る苛々は徐々に膨れ上がっていくようだ。
腿が熱く悲鳴上げる頃にはやっと最後の階段を上が。そして大きな扉の前に出る。ノックするとすぐに扉が開き、俺は静かな大理石の床を歩く。
「勇者様。お待ちしておりました」
神殿は広く、御子はその広い部屋の中央の床に直接座り込んでいる。真っ白な衣に綺麗で真っ直ぐな金髪を背中に流している。あまり太陽を見ていないのか、真っ白な肌が浮いて見える。その見える肌一面に神への祈りを描いた布が糊付けで貼り付けられている。顔にまで貼られた祈りが彼の美貌を打ち消している。だが間違いなく可愛い顔をしている。多分、なのだが。
「長い階段は瞑想にとてもいいとお聞きしております。勇者様もそのひと時を有意義にお過ごしになられましたか?」
綺麗な声だ。柔らかくて感情が揺らがないような声である。
「はい、最近の出来事を振り返るのにとても良い時間を過ごせました」
「それは大変喜ばしい事です。本日はお越しいただきましてありがとうございます。王様の命により、勇者様の御信託を我が神より授かって参りました」
――――おぅおぅ、めちゃくちゃがっちがちな堅物だな、おい。可愛い顔が勿体ねぇ
俺も神子の向かいで床に直接座る。大理石の冷たさが熱を持った足に気持ちいい。
「御神子様、お願いします」
白い肌の彼が俺の目の前に畏まって座る。綺麗な薄手の純白布が折り重なった服は彼の体をほどよく隠している。
「勇者様は、今、勇者様にとっても、この国にとっても、この世界にとっても、重大な分かれ道におります。悪の誘惑と肉体の破滅的な依存が貴殿を蝕んでいるのを見受けられます」
――――はは、確かにな
「このままその道を進めば災いとなるでしょう。貴殿の目的と旅をする理由を考えながら魔王と対峙なさって下さい」
「御信託をありがとうございます。よく考えてみます」
――――旅の目標なんてセックスと面倒な魔王討伐以外にあるのか? あぁ、あとは快楽と自由さか
「勇者様の勇気と自分の命を差し出す無我の行いに、心から尊敬しております」
神子は俺の言葉に柔らかく微笑むと真っ直ぐに俺を見る。儚い金色の睫毛が縁取る水色の目がまるで憧れの人に会えたかのように俺の顔に惹き寄せられている。
――――神子から見たら俺って正義の象徴みたいなもんか。そりゃ憧れるか
俺は優しく微笑む。
「私の雑念の浄化もお願い出来るだろうか、御神子様の助けで」
「はい、私に出来る事でしたら何でもお手伝いいたします」
――――言ったな?
お淑やかに目を閉じて顔を伏せている神子の顎に指を掛けて顔を持ち上げる。僅かに目を開けた顔にそそられる。
「じゃあ私の雑念を神子様の神聖な体液で洗い流してください」
「た……体液……?」
少し赤みを帯びた唇に吸い付くと彼は全身を硬直させて目を見開く。
――――こっちの知識は皆無そうだな
ゆっくり優しく舌で彼の下唇をなぞると酷く混乱とパニックした感じで俺に抗議をしようと口を開ける。その隙間に舌を挿し込んで逃げ惑う彼の舌を絡めとる。
「んんっ……ん、っふ!」
口内を出来る限り優しく犯しながら一枚一枚気付かれないようにゆっくりと服を脱がせていく。濡れた粘膜を舐めて擦りながら一枚だけ服を残し、手を裾から差し入れて直接彼の胸に触れる。神子はぴくりと跳ねて震える両手で俺の胸を押し返す。
「な……なに、何を……っ! んふっ!」
屈んで布の隙間から僅かに覗いている乳首の盛り上がりを甘噛みする。乳首や陰茎、そしてその間をびっしりと何枚もの神聖な祈りの薄い布が張り付いている。乳首の上の一枚を優しく何度も唾液で濡らしていくと祈りの布端の方が少し皮膚から浮き上がる。その端を歯で挟んでゆっくりと捲っていく。
ぺり…… ぺりぺりぺり
「あぁっ! あっ! あ! 駄目です! お願いです、おやめください、勇者さ――――」
彼の悲願を無視して現れた少し大きめの突起を唇で挟む。舌先で濡らすように舐めると彼が俺の肩にしがみ付いて口を開けて震える。性処理すらした事がないのであろう神の使いにはそれだけでも強烈過ぎる刺激らしい。繰り返し祈りの布を肌に張り付けてきてその僅かな刺激で乳首の感度が発達したのだろうか。大き目の乳首はとても噛みやすく、舌先で転がしやすい。
「っんふ! ふっ、ん! んん、勇者様! おやめなさい! ん! 止め、……っんふ、て……ください!」
チュポ クチュクチュ チュッ チュポ
いきなりの快感の対処が分からずに彼は艶めかしく腰を揺らす。それが余計俺を煽っている事にも気付かずに少しずつその喘ぎにも色気が混ざり始める。
「ほら、神子様。俺の雑念の浄化を助けてください」
彼の力の抜けていく体を神殿の床に横たえながら乳首の横で囁く。息が肌を撫で、それが刺激となってまた彼が身悶える。
神衣を持ち上げて震える陰茎を晒していく。竿にまでしっかりと巻かれて貼られている布に宗教の狂気を感じる。
その反応している男の証に触れると彼の背中が反れる。
「ひぃっ!」
神子の両腿を掴み、軽い抵抗を無視して大きく開かせる。立ち上がった陰茎が震え、亀頭が透明な体液で濡れている。
「ほら、この気持ちの浄化をお願いしますよ」
「な……ぁ、あ、に……ん! 我……は、神の、使い……! お願い……です! 穢れて……ぁああ! 穢れてしまうと、神通力を……失ってしまう!」
92
あなたにおすすめの小説
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる