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第一章 クズ勇者は人一倍クズ
※7 残香
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プッ プシャァァアアアア
叩き込んだ腕がキツく締め付けられ、昼寝男の陰茎から熱い潮が吹き出す。全身激しく跳ねながら白目を向いて地面に崩れ落ちる。
「あははは、自発的なスリープ」
「ははははは、確かにな! こいつ、派手にイきやがったなぁ」
俺は気絶した後も腕の締め付けが緩まない肉壺の感触を少し堪能してから腕を抜く。ヌルンと抜け出た瞬間にブボッと下品で大きな音がする。大きく開いた穴の奥で肉襞が痙攣しているのが見える。
俺はガチガチに立った自分の肉棒を激しく扱くとすぐにイキそうになって亀頭を緩く大きな穴に嵌める。
ビュルルルル ゴプン ゴプッゴプッゴプッ
――――あぁ……すげぇ出る
最後まで注ぎ込むと溜息を吐いて気持ちいい怠さで痺れている肉棒を仕舞う。見上げると俺をじぃっと見ながら笑っている綺麗な黒い視線とぶつかる。その食い付くように俺を観察する視線に自分の視線を絡ませる。
「君って本当に人間? 鬼畜過ぎて悪魔じゃないの?」
「お前がそれを言えるのかよ」
彼の楽しそうな笑い声で俺まで笑ってしまう。
服装を整え、二人で尻から大量に精液を垂れ流して足を広げてうつ伏せに倒れている昼寝男を見下ろす。
「あ~あ、他の奴等にも犯されそうだな」
「だな。フィストであんなに派手に感じていりゃ、もうこいつは普通のセックスじゃイケねぇんじゃね? 物足りねぇだろ」
「ふふふ、そうなった後にまた派手に犯してみてみたい気もするけどね。今度は起きた状態で」
「あー……確かにそれは面白そうだな。どこまで堕ちるのか見てみたいな」
「堕ちるのが先か壊れるのが先か」
「お前に続けて犯されりゃすぐに壊されそうだな」
「ふっ、君も壊すのが好きそうだよね」
俺は昼寝男から目の前の男に視線を移す。全身黒づくめで体のラインは見えないが、体はよく引き締まっているのは分かる。先程見えた腹筋ははっきりと割れていた。前髪をかき上げた姿は隠しきれていない色気が滲み出ている。そしてやはり顔はよく分からない。呪いをかけられているのか、自ら何かの隠蔽魔法を使っているのか。それでも隠し切れない色気と獰猛さが渦巻いている。
――――こいつ、物凄ぇ好みだ。多分顔もすっげぇ好み
だがただ単に突っ込みたいという訳じゃない。共犯者のような秘め事を共有したのもあるが、奴の雰囲気ややり取りに信じられないぐらい気分が昂る。彼の存在自体に興味が沸く。
こんな感情は初めてだ。
「なぁ、あんたどっち方向へ向かうんだ?」
「南。君は?」
「残念。西だ」
「ふっ、方向違うのは残念だけど、君とはまたすぐに会えるような気がする。その時は声掛けてくれ。私に気付く事が出来れば、ね」
その少し挑発的な物言いで隠蔽魔法だと確信をする。
「気付くさ。お前も俺を見掛けたら声掛けてくれよな」
男は一度俺の全身に視線を走らせると笑いながら手を上げてあっさりと離れていく。
現れた時のように音もなく、すっと森へと入って行く。すぐに彼の気配が消える。名前を訊く暇もなく、彼は視界から消えた。
静かだ。
まるで嵐が去ったかのようである。
そしてそれに僅かなムカつきを感じる。
引き留める理由なんてないが、それでも俺の事を『面白い』と言っておきながらすんなりと離れた事に少々ムカつきを感じる。こんなにも他人に無関心な態度をされたのは初めてだ。
そしてむしゃくしゃした気持ちに混じって胸の奥に妙に喉が渇いたような疼きがある。そんな気持ちになる意味も理由も分からない。
精液と汗と土と、僅かな獣のような匂い。彼の残香は酷く淫靡で、重く体に絡み付く。
――――まぁ、だがあいつの言う通りまた近々会える気がするな。その時はまた今みたいに煽り合えたらいいな。そして今度は消える前に捕まえてやる
俺はまだ脚を広げている昼寝男には見向きもせずに次の街の方へと踏み出した。
叩き込んだ腕がキツく締め付けられ、昼寝男の陰茎から熱い潮が吹き出す。全身激しく跳ねながら白目を向いて地面に崩れ落ちる。
「あははは、自発的なスリープ」
「ははははは、確かにな! こいつ、派手にイきやがったなぁ」
俺は気絶した後も腕の締め付けが緩まない肉壺の感触を少し堪能してから腕を抜く。ヌルンと抜け出た瞬間にブボッと下品で大きな音がする。大きく開いた穴の奥で肉襞が痙攣しているのが見える。
俺はガチガチに立った自分の肉棒を激しく扱くとすぐにイキそうになって亀頭を緩く大きな穴に嵌める。
ビュルルルル ゴプン ゴプッゴプッゴプッ
――――あぁ……すげぇ出る
最後まで注ぎ込むと溜息を吐いて気持ちいい怠さで痺れている肉棒を仕舞う。見上げると俺をじぃっと見ながら笑っている綺麗な黒い視線とぶつかる。その食い付くように俺を観察する視線に自分の視線を絡ませる。
「君って本当に人間? 鬼畜過ぎて悪魔じゃないの?」
「お前がそれを言えるのかよ」
彼の楽しそうな笑い声で俺まで笑ってしまう。
服装を整え、二人で尻から大量に精液を垂れ流して足を広げてうつ伏せに倒れている昼寝男を見下ろす。
「あ~あ、他の奴等にも犯されそうだな」
「だな。フィストであんなに派手に感じていりゃ、もうこいつは普通のセックスじゃイケねぇんじゃね? 物足りねぇだろ」
「ふふふ、そうなった後にまた派手に犯してみてみたい気もするけどね。今度は起きた状態で」
「あー……確かにそれは面白そうだな。どこまで堕ちるのか見てみたいな」
「堕ちるのが先か壊れるのが先か」
「お前に続けて犯されりゃすぐに壊されそうだな」
「ふっ、君も壊すのが好きそうだよね」
俺は昼寝男から目の前の男に視線を移す。全身黒づくめで体のラインは見えないが、体はよく引き締まっているのは分かる。先程見えた腹筋ははっきりと割れていた。前髪をかき上げた姿は隠しきれていない色気が滲み出ている。そしてやはり顔はよく分からない。呪いをかけられているのか、自ら何かの隠蔽魔法を使っているのか。それでも隠し切れない色気と獰猛さが渦巻いている。
――――こいつ、物凄ぇ好みだ。多分顔もすっげぇ好み
だがただ単に突っ込みたいという訳じゃない。共犯者のような秘め事を共有したのもあるが、奴の雰囲気ややり取りに信じられないぐらい気分が昂る。彼の存在自体に興味が沸く。
こんな感情は初めてだ。
「なぁ、あんたどっち方向へ向かうんだ?」
「南。君は?」
「残念。西だ」
「ふっ、方向違うのは残念だけど、君とはまたすぐに会えるような気がする。その時は声掛けてくれ。私に気付く事が出来れば、ね」
その少し挑発的な物言いで隠蔽魔法だと確信をする。
「気付くさ。お前も俺を見掛けたら声掛けてくれよな」
男は一度俺の全身に視線を走らせると笑いながら手を上げてあっさりと離れていく。
現れた時のように音もなく、すっと森へと入って行く。すぐに彼の気配が消える。名前を訊く暇もなく、彼は視界から消えた。
静かだ。
まるで嵐が去ったかのようである。
そしてそれに僅かなムカつきを感じる。
引き留める理由なんてないが、それでも俺の事を『面白い』と言っておきながらすんなりと離れた事に少々ムカつきを感じる。こんなにも他人に無関心な態度をされたのは初めてだ。
そしてむしゃくしゃした気持ちに混じって胸の奥に妙に喉が渇いたような疼きがある。そんな気持ちになる意味も理由も分からない。
精液と汗と土と、僅かな獣のような匂い。彼の残香は酷く淫靡で、重く体に絡み付く。
――――まぁ、だがあいつの言う通りまた近々会える気がするな。その時はまた今みたいに煽り合えたらいいな。そして今度は消える前に捕まえてやる
俺はまだ脚を広げている昼寝男には見向きもせずに次の街の方へと踏み出した。
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