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第三章 性欲と嫉妬に汚れた食卓
16 淫らな食卓
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「腹減ったな」
隣に座った魔王は俺の呟きを聞きつけると小さく喉で笑う。
「ふふ、そう思って食事を用意させておいた」
「……俺が食べられる物?」
「当たり前だ。殺すにしても毒殺なんぞ面倒だろ」
魔王が軽く手を叩き合わせるすぐに奥の扉が開いてモンスター達が数々のトレイを持ってくる。美味しい香りに混ざって甘ったるい体液の匂いや性的に興奮するような匂いも混ざる。
「魔王様ァ」
「ハァ……ン、魔王……様ァ」
先程と同じようにそれは男女とどちらでもない者とどちらでもある者すべてが入り混じった集団だ。知能が高い者は服を、低い者は肌を露出している。人間型はどちらかというと知能が高い。溶けた輪郭のあるモンスターは基本的に単体学習型で全体的な知能は低い。尻尾や触手、変わった本数の四肢や目の数等も多様だ。だがどのモンスターも共通している事がある。それは魔王への媚びと欲。
「アァァ……ソノ濃イ種、穴ニ注イデ下サイ」
「魔王……様ァ……ソノ……蜜、吸ワセテ」
「……おい、これ、上の口で食べる食事だよな? なんでこんなにぞろぞろとエロのオンパレードみたいなってるんだ?」
俺は完全に無視され、次々来るモンスター達が魔王に群がる。ソファーに座る魔王の両足は口付けされ、いやらしい手つきの手や触手、尻尾やらに揉まれる。ソファーの背から彼のシャツに手を忍ばせて乳首を弄っている者もいる。すぐに彼の股間には二つのモンスターが占領して大きな唇や指で立っていない股間をなぞっている。
「なんなんだ……この鬱陶しい状況は」
「鬱陶しいだろ。毎食こんな感じだ。私に犯されたいか、私の特別になりたいかだ」
「お前、こういうのが好きなのか?」
「まさか。面倒なだけだ。いつも勝手に皆がこうする」
彼の足の間にいた一匹がズボンの中に手を入れ始める。魔王はそいつを後ろに蹴ると別の一匹がその場所へと滑り込む。
何匹もの手が伸びてきて魔王の口に食べ物を入れようとする。彼の眉毛は心底不機嫌そうに顰められている。
「こんだけ馬鹿みたいにモテて、なんで俺と遊ぼうと思ったんだ?」
魔王の目が危ない光を灯す。
「なんだ? 後悔しているのか?」
「まさか。さっきもすげぇ楽しかったよ。本当に疑問なだけだ。見ている限り相手にもプレイにも困らなさそうだしな」
「だからだ」
魔王は股間に群がるモンスターを掴んでまた後ろに投げ飛ばす。
「邪魔だ。……張り合いがない。いつも大皿に乗っかって食べ放題って言うのは、狩りの楽しみがないのと同じだ。皆が皆、私をずっと特別扱いする。面倒なだけだ」
「あー、なるほど。なんとなく分かるわ、それ」
「君も人間相手だとモテるだろ」
「モテるが……流石にこれとは次元が違うな」
俺は笑いながら一匹から強引に捕った大皿の果物を口に放り込む。いくら食べられると保証されていても流石にこの状況を見てしてしまうと精子やら得体の知れない体液やらを料理に混ぜ込んでいそうで食べる気が失せる。
「……なぁ、これから先のお前のタブーを教えてくれ」
「タブー?」
「俺達に関する禁止事項。先に確認した方が安全な気がしてきた」
魔王は微かに笑う。
「タブーか……。……一人の獲物に執着をするな。遊んだら獲物は捨てていく」
「いいぜ」
「君の遊び方にどうこう言うつもりはないが、一人で遊ぶな。私の隣にいたいのならば、これから先の事はすべて一緒にする」
「遊びじゃなければ?」
「苦痛や混乱や悪い事だったら喜んで手伝おう。これでも魔王なんでね。だがもし君が誰かに本気で執着した時――――」
彼の手が伸びて俺の首を軽く握る。目が燃えるように暗い。
「そいつを殺す。その後で君を犯して、更に犯して、もう二度と私のちんぽから離れられないように犯し殺す」
「……おー、怖っ。……なんだ、お前、俺に執着しているのか?」
「している。これからもっとするだろう。君は違うのか?」
俺はそれには答えずに微笑んで出てきた酒を煽る。
――――俺もしているのか? ……しているな。あのモンスターを犯した時、彼の精子が絡み着くのを想像してイッたし
隣に座った魔王は俺の呟きを聞きつけると小さく喉で笑う。
「ふふ、そう思って食事を用意させておいた」
「……俺が食べられる物?」
「当たり前だ。殺すにしても毒殺なんぞ面倒だろ」
魔王が軽く手を叩き合わせるすぐに奥の扉が開いてモンスター達が数々のトレイを持ってくる。美味しい香りに混ざって甘ったるい体液の匂いや性的に興奮するような匂いも混ざる。
「魔王様ァ」
「ハァ……ン、魔王……様ァ」
先程と同じようにそれは男女とどちらでもない者とどちらでもある者すべてが入り混じった集団だ。知能が高い者は服を、低い者は肌を露出している。人間型はどちらかというと知能が高い。溶けた輪郭のあるモンスターは基本的に単体学習型で全体的な知能は低い。尻尾や触手、変わった本数の四肢や目の数等も多様だ。だがどのモンスターも共通している事がある。それは魔王への媚びと欲。
「アァァ……ソノ濃イ種、穴ニ注イデ下サイ」
「魔王……様ァ……ソノ……蜜、吸ワセテ」
「……おい、これ、上の口で食べる食事だよな? なんでこんなにぞろぞろとエロのオンパレードみたいなってるんだ?」
俺は完全に無視され、次々来るモンスター達が魔王に群がる。ソファーに座る魔王の両足は口付けされ、いやらしい手つきの手や触手、尻尾やらに揉まれる。ソファーの背から彼のシャツに手を忍ばせて乳首を弄っている者もいる。すぐに彼の股間には二つのモンスターが占領して大きな唇や指で立っていない股間をなぞっている。
「なんなんだ……この鬱陶しい状況は」
「鬱陶しいだろ。毎食こんな感じだ。私に犯されたいか、私の特別になりたいかだ」
「お前、こういうのが好きなのか?」
「まさか。面倒なだけだ。いつも勝手に皆がこうする」
彼の足の間にいた一匹がズボンの中に手を入れ始める。魔王はそいつを後ろに蹴ると別の一匹がその場所へと滑り込む。
何匹もの手が伸びてきて魔王の口に食べ物を入れようとする。彼の眉毛は心底不機嫌そうに顰められている。
「こんだけ馬鹿みたいにモテて、なんで俺と遊ぼうと思ったんだ?」
魔王の目が危ない光を灯す。
「なんだ? 後悔しているのか?」
「まさか。さっきもすげぇ楽しかったよ。本当に疑問なだけだ。見ている限り相手にもプレイにも困らなさそうだしな」
「だからだ」
魔王は股間に群がるモンスターを掴んでまた後ろに投げ飛ばす。
「邪魔だ。……張り合いがない。いつも大皿に乗っかって食べ放題って言うのは、狩りの楽しみがないのと同じだ。皆が皆、私をずっと特別扱いする。面倒なだけだ」
「あー、なるほど。なんとなく分かるわ、それ」
「君も人間相手だとモテるだろ」
「モテるが……流石にこれとは次元が違うな」
俺は笑いながら一匹から強引に捕った大皿の果物を口に放り込む。いくら食べられると保証されていても流石にこの状況を見てしてしまうと精子やら得体の知れない体液やらを料理に混ぜ込んでいそうで食べる気が失せる。
「……なぁ、これから先のお前のタブーを教えてくれ」
「タブー?」
「俺達に関する禁止事項。先に確認した方が安全な気がしてきた」
魔王は微かに笑う。
「タブーか……。……一人の獲物に執着をするな。遊んだら獲物は捨てていく」
「いいぜ」
「君の遊び方にどうこう言うつもりはないが、一人で遊ぶな。私の隣にいたいのならば、これから先の事はすべて一緒にする」
「遊びじゃなければ?」
「苦痛や混乱や悪い事だったら喜んで手伝おう。これでも魔王なんでね。だがもし君が誰かに本気で執着した時――――」
彼の手が伸びて俺の首を軽く握る。目が燃えるように暗い。
「そいつを殺す。その後で君を犯して、更に犯して、もう二度と私のちんぽから離れられないように犯し殺す」
「……おー、怖っ。……なんだ、お前、俺に執着しているのか?」
「している。これからもっとするだろう。君は違うのか?」
俺はそれには答えずに微笑んで出てきた酒を煽る。
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