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天文18年

解説:足利義藤

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 室町幕府、第十三代将軍。後に義輝と改名する。

 この頃になると幕府の権威も地に落ちていて、細川家や三好家に良いように掻き回されて、京から追い出されては戻ってを繰り返している。
 それでも逃亡先の坂本や朽木で各武将に通達を出すなど、将軍としての仕事はきっちりこなしている。
 なお史実では織田信長とも京で会っているが、むしろ義藤の弟で十五代将軍の足利義昭との関係の方が深い。

 最後は三好三人衆と呼ばれる勢力に通称「永禄の変」にて殺害され、彼らの擁立した足利義栄が十四代将軍になる。

 
 余談だが琵琶湖周辺を舞台にした某異世界転生ものに出てくる彼の小物感と悲壮感が好き。作中主人公が振り回される感じも含めて。
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