放逐された間違われ聖女は世界平和に貢献する

 アンダーソン侯爵家令嬢シェリルは家柄と格式だけはある、没落貴族の末裔。
 王女ミレイア様が聖女になる式典の人が足りないからと、日雇い侍女のアルバイトをすることになった。
 王女の婚約者、隣国のバルド帝国のエミリオ皇太子殿下も参列したその日。
 なんの因果か、女神フィオナが選んだのは。
 ‥‥‥日雇い侍女のシェリルだった。
 聖女になることが婚約成立の条件だったらしく、エミリオは高らかに婚約破棄を宣言。
 そして、シェリルに婚約を申し込み、事態は国際紛争に発展する。
 果たしてシェリルの命運はいかに‥‥‥???
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