白薔薇姫と黒の魔法使い

「──世界が貴方を拒んでも、私は貴方を愛してる」

王国一の美姫と称えられるロゼアリア・クォーツ・ロードナイト。その正体は、戦場で魔物を狩る騎士団の部隊長だった。
「美しく完璧な白薔薇姫」という理想を守るため、愛する婚約者にすら秘密を打ち明けられず息苦しい日々を過ごすロゼアリア。

そんな彼女が出会ったのは、かつて世界を殺した罪を背負う黒い魔法使い、アルデバラン。
ロゼアリアとの出会いをきっかけに、過去の罪に向き合い始めるアルデバラン。唯一秘密を知ってしまった者として、ロゼアリアは彼と行動を共にする。

アルデバランの罪が、やがてロゼアリア自身を苦しめることになるとも知らずに──。
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