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十七章
十七話 ヤナギ -愛の悲しみ- その二
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「はあ……」
学校から帰ってきてすぐに、私はベットに倒れこむ。制服にしわがつくけど、どうでもいい。
部屋に明かりをつけないまま、私はベットに埋もれた。何もする気が起きない。勉強も、遊びも手につかない。
一人になると、先輩の事が頭に浮かんで、胸が締め付けられ、また泣きそうになる。
どうしてこんなことになっちゃったのかな……そんな考えが何度も何度も頭の中で繰り返してしまう。
事の始まりは、獅子王先輩の告白から……だよね。
私と先輩は古見君が担架で運ばれる姿を見て、誰かにいじめられていると推測した。
調査の中で、獅子王先輩の名前があがり、接触したんだけど、話の流れで先輩は獅子王先輩と勝負することになった。
でも、先輩は全然歯が立たなかった。一方的に先輩は殴られてしまう。私はもう、先輩に傷ついてほしくなくて、二人の間に割って入った。
でも、二人の勝負を止めることは出来ず、私はその場で獅子王先輩にファーストキスを奪われた。
そのことで、私は先輩に八つ当たりして……先輩の過去に触れて……先輩とキスしたんだ。
あのときは本当に幸せだった。先輩とのキスは私の想像以上で、刺激的で、甘くて、切ない気持ちになるものだった。
先輩の事が好きだって深く感じていた。
でも、先輩は私と同じ気持ちじゃなかった。困った顔をしていた。私はそのことに気付いていながら、認めようとしなかった。
キスした時に感じた幸福感で忘れようとしていた。
その後すぐに先輩は獅子王先輩にリベンジを果たすべく、再びリングに戻った。
そのことを知って、私は止めようとした。
獅子王先輩はボクシング部のエースで、インターハイ三連覇の実績を持つ強い人だ。先輩が傷つくのを見たくなかった。
痛い目にあうだけの勝てない試合なんて無意味なのに……私は先輩の考えがさっぱり分からなかった。
先輩は勝つためにリングに上がったわけじゃなかった。先輩の戦う理由は、私を守れなかったことを悔やんでの再戦だった。
それを知ったとき、私の胸は高鳴っていた。どきどきが止まらなかった。
だってそうでしょ? 私の為に戦ってくれるなんて、絶対に期待しちゃう。先輩は私の事が好きなんだって。
だから、勇気を出して私は先輩に訊いてみた。どうして、私のためにここまでしてくれるのかって。
でも、答えは私が期待していたものと違った。先輩は私を相棒と思っているから、私を泣かせた獅子王先輩に戦いを挑んだんだって。
いい加減、気づくべきだったんだ。先輩は私の事、恋愛の対象として見ていないことを。
でも、認めることができなかった。だって、そうでしょ! 好きな人の事、そう簡単にあきらめることなんて、できっこない!
できるわけないよ……。
そのあと、獅子王先輩が古見君をいじめていたのは誤解だって分かって、事件は解決したかのように思えた。
だけど、事態はとんでもない方向に動いていく。
突然の獅子王先輩の愛の告白。その相手は同じ部の男の子の古見君だった。同性愛だ。
私はBL、ボーイズラブが好きな女の子だけど、それを抜きにしても、真剣な恋なら何の問題もないと思った。
人を好きになるのがどれほど素敵なことで、どきどきすることなのか知っているから。
私は獅子王先輩の恋に賛成したけど、橘先輩は反対した。同性愛など認められないと断言されてしまった。
橘先輩と意見が対立して、私は風紀委員室にいられなくなり、部屋を飛び出した。橘先輩の意見に納得できなかったから、同性愛でも認められるべきだって思ったんだ。
でも、周りは同性愛を認めてはくれなかった。嫌がらせや反対意見が獅子王先輩達を襲う。そのことで悩み、苦しむ古見君。それは仕方のないことだと思う。
同性愛について、正確な情報がないうえにお手本もない。世間は同性愛者を異端だと思っている。
そんな環境の中で不安や悩みがない方がおかしい。(獅子王先輩は全く迷ってなかったんだけどね)
それに耐えきれなくなってしまった古見君は獅子王先輩に別れを告げてしまう。
私は思いとどまってほしくて、古見君と話をしたけど、余計にこじれてしまった。逆に古見君を追い詰めてしまう。
私は古見君が獅子王先輩の事が好きだって知っているからどうしても、諦めきれなかった。人を好きになる喜びも、報われない辛さも知っているから。
私はなんとかしたかったけど、そんな私を嘲笑うように、状況は更に悪化していく。
橘先輩は本腰を入れて、同性愛を取り締まると宣言してきた。
私は先輩に味方になってほしくて必死にお願いしたけど、迷惑だって言われてしまう。
あのときの先輩の表情、すごく辛そうだった。
でも、大好きな人に否定されたことが悲しくて、私は意地を張ってしまい、先輩に向かってバカって言ってしまった。すごく後悔した。
そんなことを言いたかったわけじゃないのに、つい言葉にしてしまった。悲しくて、悲しくて仕方なかった。
結局、私一人じゃ何も出来なくて、古見君と獅子王先輩の仲は破局寸前、私と風紀委員は本格的に敵対してしまい、どうしていいのか分からなくなっていた。諦めるしかないと思っていた。
悩んでいた私を助けてくれたのは、御堂先輩だった。
一人でできることには限界がある事、協力者を集めて獅子王先輩達を説得するよう諭された。
そして、風紀委員と勝負して、勝者の権利として獅子王先輩達の恋の邪魔立てしないよう、協力するように要求することを提案してきた。
無茶苦茶な提案だったけど、先輩の声を聞いて、先輩と仲直りしたくて奮起した。
そして、橘先輩と交渉して、周りに助けられてなんとか約束をとりつけることに成功した。
勝負は大変だったけど、獅子王先輩や明日香やるりか、長尾先輩達に助けられ、勝利を収めることができた。
一番の難敵だと思っていた朝乃宮先輩が逆に私を援護してくれたおかげで、古見君と獅子王先輩の仲を修復できるかもって希望を持てたんだ。
古見君にもう一度、獅子王先輩と向き合って欲しい。
その説得の途中で、昔、無理矢理私に言い寄ってきた女鹿君と古見君の幼馴染の滝沢さんが手を組んで妨害があったけど、それが逆に獅子王さんと古見君の絆を強くしてくれた。
私はそんな二人を見て、ある計画を立てていた。
先輩に二人の絆を見てもらい、先輩が負った傷を癒してあげる計画。
先輩は自分の事をいじめていた相手に復讐して、両親から捨てられた。それ以降、先輩は絆を求めた。決して壊れない強い絆を求め続けていた。
獅子王先輩と古見君の絆は本物。ハーレム騒動のような事には絶対にならないと信じていた。
だから、私は先輩の望んだものをみせたくて、古見君と獅子王先輩の今後の話し合いに同席してもらった。その席で私は先輩に改めて協力してほしいとお願いする。
でも、先輩に拒否されてしまい、私は先輩を責めてしまった。そこで、御堂先輩に言われた。
獅子王先輩と古見君を利用して、先輩を口説くなって。
もちろん、そんなつもりはなかった。ただ、同性愛は間違いじゃない、二人の愛は本物だってことをみせたかっただけだった。
でも、私はうまくいっていることに慢心してしまったこと、二人のような強い絆で先輩と結ばれたかった。
それが結局二人を利用した形になり、話し合いは失敗してしまう。そして、先輩の本心を御堂先輩から聞いてしまった。
先輩は、本物の絆など求めていなかった。誰かから愛されるのを恐れて、仲良くなる前に遠ざけようとしていただけだった。
両親に捨てられたことがトラウマになり、大切な人が自分の元から離れていくことを恐れ、逃げ続けていたんだと。
私はようやく、先輩の気持ちを知った。そして、フラれた。
先輩は最初から、私の事なんて好きじゃなかった。私の気持ちを知って、それで先輩は拒否してきたんだ。
ピエロだった。笑い話にもならない。
私はフラれていたことに、最後まで気づかなかった。だから、失敗したんだ。
その結果、私は失恋した。その痛みが私を今も苦しめている。
失恋したら、すぐに新しい恋が始まると思っていた。気持ちを切り替えて、また好きな人ができると思っていた。
でも、そんなことはなかった。恋していた時よりも、ずっと、先輩の事を考えている。
先輩との思い出が……キスした思い出が……楽しかった思い出の残滓をかき集め、失恋の痛みを和らげようとしていた。
ベットにうずくまり、ぎゅっと目をつぶって痛みが過ぎ去るのをこらえていた。
シーツをぎゅっと握り、声にならない声で泣くことしかできない。
先輩の事、好きになるんじゃなかった。こんな痛みを味わうのなら、恋愛なんかするんじゃなかった……記憶を消したい……なかったことにしたい……。
「ううっ……」
どうしたらいいの? どうしたら、この痛みは消えてくれるの?
分からない。私には分からないよ、先輩……。
学校から帰ってきてすぐに、私はベットに倒れこむ。制服にしわがつくけど、どうでもいい。
部屋に明かりをつけないまま、私はベットに埋もれた。何もする気が起きない。勉強も、遊びも手につかない。
一人になると、先輩の事が頭に浮かんで、胸が締め付けられ、また泣きそうになる。
どうしてこんなことになっちゃったのかな……そんな考えが何度も何度も頭の中で繰り返してしまう。
事の始まりは、獅子王先輩の告白から……だよね。
私と先輩は古見君が担架で運ばれる姿を見て、誰かにいじめられていると推測した。
調査の中で、獅子王先輩の名前があがり、接触したんだけど、話の流れで先輩は獅子王先輩と勝負することになった。
でも、先輩は全然歯が立たなかった。一方的に先輩は殴られてしまう。私はもう、先輩に傷ついてほしくなくて、二人の間に割って入った。
でも、二人の勝負を止めることは出来ず、私はその場で獅子王先輩にファーストキスを奪われた。
そのことで、私は先輩に八つ当たりして……先輩の過去に触れて……先輩とキスしたんだ。
あのときは本当に幸せだった。先輩とのキスは私の想像以上で、刺激的で、甘くて、切ない気持ちになるものだった。
先輩の事が好きだって深く感じていた。
でも、先輩は私と同じ気持ちじゃなかった。困った顔をしていた。私はそのことに気付いていながら、認めようとしなかった。
キスした時に感じた幸福感で忘れようとしていた。
その後すぐに先輩は獅子王先輩にリベンジを果たすべく、再びリングに戻った。
そのことを知って、私は止めようとした。
獅子王先輩はボクシング部のエースで、インターハイ三連覇の実績を持つ強い人だ。先輩が傷つくのを見たくなかった。
痛い目にあうだけの勝てない試合なんて無意味なのに……私は先輩の考えがさっぱり分からなかった。
先輩は勝つためにリングに上がったわけじゃなかった。先輩の戦う理由は、私を守れなかったことを悔やんでの再戦だった。
それを知ったとき、私の胸は高鳴っていた。どきどきが止まらなかった。
だってそうでしょ? 私の為に戦ってくれるなんて、絶対に期待しちゃう。先輩は私の事が好きなんだって。
だから、勇気を出して私は先輩に訊いてみた。どうして、私のためにここまでしてくれるのかって。
でも、答えは私が期待していたものと違った。先輩は私を相棒と思っているから、私を泣かせた獅子王先輩に戦いを挑んだんだって。
いい加減、気づくべきだったんだ。先輩は私の事、恋愛の対象として見ていないことを。
でも、認めることができなかった。だって、そうでしょ! 好きな人の事、そう簡単にあきらめることなんて、できっこない!
できるわけないよ……。
そのあと、獅子王先輩が古見君をいじめていたのは誤解だって分かって、事件は解決したかのように思えた。
だけど、事態はとんでもない方向に動いていく。
突然の獅子王先輩の愛の告白。その相手は同じ部の男の子の古見君だった。同性愛だ。
私はBL、ボーイズラブが好きな女の子だけど、それを抜きにしても、真剣な恋なら何の問題もないと思った。
人を好きになるのがどれほど素敵なことで、どきどきすることなのか知っているから。
私は獅子王先輩の恋に賛成したけど、橘先輩は反対した。同性愛など認められないと断言されてしまった。
橘先輩と意見が対立して、私は風紀委員室にいられなくなり、部屋を飛び出した。橘先輩の意見に納得できなかったから、同性愛でも認められるべきだって思ったんだ。
でも、周りは同性愛を認めてはくれなかった。嫌がらせや反対意見が獅子王先輩達を襲う。そのことで悩み、苦しむ古見君。それは仕方のないことだと思う。
同性愛について、正確な情報がないうえにお手本もない。世間は同性愛者を異端だと思っている。
そんな環境の中で不安や悩みがない方がおかしい。(獅子王先輩は全く迷ってなかったんだけどね)
それに耐えきれなくなってしまった古見君は獅子王先輩に別れを告げてしまう。
私は思いとどまってほしくて、古見君と話をしたけど、余計にこじれてしまった。逆に古見君を追い詰めてしまう。
私は古見君が獅子王先輩の事が好きだって知っているからどうしても、諦めきれなかった。人を好きになる喜びも、報われない辛さも知っているから。
私はなんとかしたかったけど、そんな私を嘲笑うように、状況は更に悪化していく。
橘先輩は本腰を入れて、同性愛を取り締まると宣言してきた。
私は先輩に味方になってほしくて必死にお願いしたけど、迷惑だって言われてしまう。
あのときの先輩の表情、すごく辛そうだった。
でも、大好きな人に否定されたことが悲しくて、私は意地を張ってしまい、先輩に向かってバカって言ってしまった。すごく後悔した。
そんなことを言いたかったわけじゃないのに、つい言葉にしてしまった。悲しくて、悲しくて仕方なかった。
結局、私一人じゃ何も出来なくて、古見君と獅子王先輩の仲は破局寸前、私と風紀委員は本格的に敵対してしまい、どうしていいのか分からなくなっていた。諦めるしかないと思っていた。
悩んでいた私を助けてくれたのは、御堂先輩だった。
一人でできることには限界がある事、協力者を集めて獅子王先輩達を説得するよう諭された。
そして、風紀委員と勝負して、勝者の権利として獅子王先輩達の恋の邪魔立てしないよう、協力するように要求することを提案してきた。
無茶苦茶な提案だったけど、先輩の声を聞いて、先輩と仲直りしたくて奮起した。
そして、橘先輩と交渉して、周りに助けられてなんとか約束をとりつけることに成功した。
勝負は大変だったけど、獅子王先輩や明日香やるりか、長尾先輩達に助けられ、勝利を収めることができた。
一番の難敵だと思っていた朝乃宮先輩が逆に私を援護してくれたおかげで、古見君と獅子王先輩の仲を修復できるかもって希望を持てたんだ。
古見君にもう一度、獅子王先輩と向き合って欲しい。
その説得の途中で、昔、無理矢理私に言い寄ってきた女鹿君と古見君の幼馴染の滝沢さんが手を組んで妨害があったけど、それが逆に獅子王さんと古見君の絆を強くしてくれた。
私はそんな二人を見て、ある計画を立てていた。
先輩に二人の絆を見てもらい、先輩が負った傷を癒してあげる計画。
先輩は自分の事をいじめていた相手に復讐して、両親から捨てられた。それ以降、先輩は絆を求めた。決して壊れない強い絆を求め続けていた。
獅子王先輩と古見君の絆は本物。ハーレム騒動のような事には絶対にならないと信じていた。
だから、私は先輩の望んだものをみせたくて、古見君と獅子王先輩の今後の話し合いに同席してもらった。その席で私は先輩に改めて協力してほしいとお願いする。
でも、先輩に拒否されてしまい、私は先輩を責めてしまった。そこで、御堂先輩に言われた。
獅子王先輩と古見君を利用して、先輩を口説くなって。
もちろん、そんなつもりはなかった。ただ、同性愛は間違いじゃない、二人の愛は本物だってことをみせたかっただけだった。
でも、私はうまくいっていることに慢心してしまったこと、二人のような強い絆で先輩と結ばれたかった。
それが結局二人を利用した形になり、話し合いは失敗してしまう。そして、先輩の本心を御堂先輩から聞いてしまった。
先輩は、本物の絆など求めていなかった。誰かから愛されるのを恐れて、仲良くなる前に遠ざけようとしていただけだった。
両親に捨てられたことがトラウマになり、大切な人が自分の元から離れていくことを恐れ、逃げ続けていたんだと。
私はようやく、先輩の気持ちを知った。そして、フラれた。
先輩は最初から、私の事なんて好きじゃなかった。私の気持ちを知って、それで先輩は拒否してきたんだ。
ピエロだった。笑い話にもならない。
私はフラれていたことに、最後まで気づかなかった。だから、失敗したんだ。
その結果、私は失恋した。その痛みが私を今も苦しめている。
失恋したら、すぐに新しい恋が始まると思っていた。気持ちを切り替えて、また好きな人ができると思っていた。
でも、そんなことはなかった。恋していた時よりも、ずっと、先輩の事を考えている。
先輩との思い出が……キスした思い出が……楽しかった思い出の残滓をかき集め、失恋の痛みを和らげようとしていた。
ベットにうずくまり、ぎゅっと目をつぶって痛みが過ぎ去るのをこらえていた。
シーツをぎゅっと握り、声にならない声で泣くことしかできない。
先輩の事、好きになるんじゃなかった。こんな痛みを味わうのなら、恋愛なんかするんじゃなかった……記憶を消したい……なかったことにしたい……。
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