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女を黙らせるにはこうするんだろ? 前編 朝乃宮千春SIDE
2/5 その八
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桜花ちゃん?
桜花ちゃんがゴシゴシと目をこすっている。
どうやら、おねむの時間みたい。ウトウトとしている。
その眠そうな顔はまるで天使みたい。
ウチはそっと桜花ちゃんを抱きしめる。
「そろそろ寝よっか、桜花ちゃん」
「……ゃぁ……まだ……ママといっしょに……いたい……」
桜花ちゃんの小さい手がウチの服をギュッと握る。
それが必死にすがっている姿に見えて、ウチはあることを思い出す……。
そう、似ている……。
桜花ちゃんは……。
「大丈夫、桜花ちゃん。ウチはずっと桜花ちゃんのそばにいますから……」
「……ほんと? ママもパパも……いなくならない? めをあけてくれる?」
目を開ける?
桜花ちゃんはウチの目をジッと見つめている。不安と孤独で目に涙があふれてる。
なんやろ……。
たった数日で何度も何度も桜花ちゃんの涙を見てきたけど……うんざりしたこともあったけど……今は……この涙だけは……。
「大丈夫、大丈夫やから」
ウチは桜花ちゃんの手を優しく握る。
小さい手や……こんな小さい体で一人で不安と孤独に耐えていたんやな……。
ウチは桜花ちゃんが安心するまで優しく抱きしめ、手を握り続ける。
桜花ちゃん、大丈夫……大丈夫やから……。
ウチが絶対に桜花ちゃんを一人にさせないから……。
しばらくして、桜花ちゃんはすやすやと眠った。
桜花ちゃんの安心した顔を見て、つくづく思う。
ウチには近い将来、政略結婚させられる。
顔も見たこともない男の子を無理矢理孕まされる。
そのとき、ウチは好きでもない自分の子を愛せるの?
答えは……NOやと思ってた……絶対に無理やと思ってた……。
けど、今は……少しだけ違う。
子供は親の愛情を求めている。それは当たり前の事で、親の都合なんて関係ない。
誰でもない……父様と母様に子供は助けてもらいたいと願っていて、信じている。
桜花ちゃんを見ているとそう思える。
それならば、ウチは……たとえ、愛した男の子でなくても……。
ぞくぅ!
む、無理や……好きでもない男に抱かれるなんて……怖くて体が震える。
あかん! 怖い!
藤堂はん……何してるの……ウチの……旦那様やのに……。
助けて……助けてよ……。
ウチは桜花ちゃんを抱きしめながら、おばさまの部屋に向かう。
今は……藤堂はんのそばにいたい……声を聞きたい……。
藤堂はんだけや……ウチの事……大事な家族って言ってくれるんわ……。
ウチの家族は藤堂はんと咲だけでええ……。
「私のこと、忘れてない?」
あぁ……はいはい。陽菜も忘れてへんよ。ほんま、藤堂はんと同じく空気読めなくて、ウチの事振り回すのが大好きな子。
なあ、陽菜……ええよね? 今だけでも……甘えても……。
たとえ、未来に絶望しか待っていなくて、藤堂はんとは結ばれないと知っていても……今だけは……今だけは……。
ウチは全身に襲いかかる恐怖で足が震えながらも、おばさまの部屋のドアに手を触れ、ゆっくり開けると……。
「千春ちゃんを好きになればいいの」
……んん?
あ、あれ? 今……何か幻聴が……。
ウチの事を好きになればいい?
ウチの事を? 藤堂はんが?
はぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
ちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃう!
何がちゃうねん! 落ち着き! 冷静になり!
えっ? なんなん、これ? どういう状況なん!
おばさまぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!
これって、ウチへの援護? それとも、牽制?
分からん! 分からん! 分からん!
前からおばさまのことはダークフォースやと思ってたし、注意してたけど、まさか、ここで爆弾放り込んでくるとか!
う、ウチ、どうすればええの!
「ううっ……ママ……」
頭をフル回転させ、おばさまの言葉の真意、これからウチがどう動けばええのか、思考する。
おばさまに好きバレしていたとして、おばさまが藤堂はんにばらすとは思えへん。
それはおばさまのことを知ってる人間なら誰でも分かる。
なら、その意図は?
情報が不足していて、憶測しかできへんから……結果からどうするべきか考え方を変えるべき。
おばさまに言われたら、藤堂はんはどう思う?
必ず従う。たとえ、納得していなくても……。
それくらい、藤堂はんはおばさまを敬愛している。その人の言葉に従うのが藤堂はんの道理。
なら、これはチャンスかも!
ウチにとって、これは確実にアドバンテージ。
利用しない手はない。利用するべき。
問題はどう活かすか?
今思いつくだけで五、六の手が思いつく。
ここから要検証して、確実にウチが優位に立てるように持ち込む。
恋愛はやっぱり、戦い。
情報を制し、計略と策略で駆け引きし、堕とす。
ウチが必ず勝つ!
そうと決まれば、もっと情報を得るためにおばさまの部屋へ……。
すり足で足音を立てずにおばさまの部屋で盗み聞きを……。
「……分かりました。朝乃宮の事を……好きになる努力をします」
おふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
あかん! あかんって!
分かってても、あかんわ! 破壊力ありすぎ!
顔が熱い! 耳まで真っ赤になってるの、自覚できる!
無理! 冷静に振る舞うなんてむりぃいいいいいいいいいいいいいい!
「ま、ママぁ……」
け、けど、これはチャンスなんや!
藤堂はんの気持ちを知るチャンスなんや!
千春アイ発動!
*千春アイ
朝乃宮家に伝わる門外不出の読心術の一つで、千春が独自に磨きをかけた秘奥義。
千春は意識を集中させることで第三の目が発動し、おバカな男の考えが分かるのだ!
『ど、どうしよ! ウチ、藤堂はんに告白されるん? いつ? どこで? どんなシチュで?』
あっかぁ~~~~~ん! 心が動揺して集中できへん!
動揺しているのが丸わかり! 今、藤堂はんに見られたら……。
あ、足音が聞こえる! この足音は藤堂はん!
な、なんとか、隠さんと!
ウチの顔を見られたら、盗み聞きしてたのバレる!
藤堂はんのことは好きやけど、アイアンクローのお仕置きはもう堪忍や!
何か、何か顔を隠せるモノを……。
「あ、朝乃宮?」
ウチは桜花ちゃんのフードを取り上げ、体ごと藤堂はんに背を向ける。
ば、バレてない? うまく隠せた?
どくん! どくん! どくん! どくん! どくん! どくん! どくん! どくん!
あかん! ドキドキが止まらへん!
「く、くるちぃ……ママ……」
れ、冷静になられへん! 動揺を抑えきれへん! 顔が熱い!
ここは……。
「ふ、藤堂はん」
「はい!」
「今日はウチが桜花ちゃんと一緒に寝ます。ええですね?」
「えっ? あっ、その……」
「失礼します」
戦・略・的・撤・退! 絶対に顔合わせられへん!
顔が熱くて、見られたら一発でアウト!
ウチはそそくさと自分の部屋に戻って……尻餅をついた。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
な、なんとか逃げ切ったぁあああああああああああああああああああ!
もうもうもうもうもうもうもうもうもうもう!
いきなりすぎる! シリアスな場面が台無しや!
けど、恋って凄すぎる!
ウチがずっと苦しんできた何十年もの悩みをたった数秒たらずで吹き飛ばした。
こんなこと、初めてや!
けど、ええ! ええわぁああああああああああああああ!
楽しい! 楽しい!
振り回されてる! 想定外! 想定外!
ハッキリ、自覚できる!
ウチ、恋してる! 藤堂はんが好き!
もっと、もっと、もぉおおおおおおおおおおおおと! 藤堂はんと仲良ぅなりたい!
おしゃべりしたい! デートしたい! ウチの事をもっと知って欲しい!
ああ~、はよぅ明日にならへんかな~!
もっと豪華なお弁当作ってあげたかったけど、エンゲル係数がなんだかんだで止められてしもうたし。
けど、それならそれでやりようはある。
たっくさん、アピールして、藤堂はんの視線を釘付けにしてみせる!
そうと決まれば、お肌の手入れを……。
「桜花ちゃん?」
「……きゅぅ~」
「きゃあああああああああああああああ!」
えっ? なんで! なんでなん!
桜花ちゃんが口を開けて呆けてる! グッタリと首が垂れて顔が真っ赤で目が泳いでる。
そういえば……ウチ、桜花ちゃんをぬいぐるみみたいにギュッと抱きしめていたから……のぼせちゃった?
ウチは慌てて桜花ちゃんを介抱したけど、桜花ちゃんは……。
「もう! ママ! もうちょっとでしんじゃうとこだった!」
「か、堪忍な、桜花ちゃん~許してなぁ~」
「やぁ! パパといっしょにねます!」
そう言って、桜花ちゃんはぷんぷん怒りながらシナモンのぬいぐるみを握ったまま藤堂はんのところへ行ってもうた……。
くすん……。
今日もウチは一人でふて寝するんやね……。
ええもん、ええもん。我慢するもん。
けど……さ、寂しいわ……。
2/6へ続く
桜花ちゃんがゴシゴシと目をこすっている。
どうやら、おねむの時間みたい。ウトウトとしている。
その眠そうな顔はまるで天使みたい。
ウチはそっと桜花ちゃんを抱きしめる。
「そろそろ寝よっか、桜花ちゃん」
「……ゃぁ……まだ……ママといっしょに……いたい……」
桜花ちゃんの小さい手がウチの服をギュッと握る。
それが必死にすがっている姿に見えて、ウチはあることを思い出す……。
そう、似ている……。
桜花ちゃんは……。
「大丈夫、桜花ちゃん。ウチはずっと桜花ちゃんのそばにいますから……」
「……ほんと? ママもパパも……いなくならない? めをあけてくれる?」
目を開ける?
桜花ちゃんはウチの目をジッと見つめている。不安と孤独で目に涙があふれてる。
なんやろ……。
たった数日で何度も何度も桜花ちゃんの涙を見てきたけど……うんざりしたこともあったけど……今は……この涙だけは……。
「大丈夫、大丈夫やから」
ウチは桜花ちゃんの手を優しく握る。
小さい手や……こんな小さい体で一人で不安と孤独に耐えていたんやな……。
ウチは桜花ちゃんが安心するまで優しく抱きしめ、手を握り続ける。
桜花ちゃん、大丈夫……大丈夫やから……。
ウチが絶対に桜花ちゃんを一人にさせないから……。
しばらくして、桜花ちゃんはすやすやと眠った。
桜花ちゃんの安心した顔を見て、つくづく思う。
ウチには近い将来、政略結婚させられる。
顔も見たこともない男の子を無理矢理孕まされる。
そのとき、ウチは好きでもない自分の子を愛せるの?
答えは……NOやと思ってた……絶対に無理やと思ってた……。
けど、今は……少しだけ違う。
子供は親の愛情を求めている。それは当たり前の事で、親の都合なんて関係ない。
誰でもない……父様と母様に子供は助けてもらいたいと願っていて、信じている。
桜花ちゃんを見ているとそう思える。
それならば、ウチは……たとえ、愛した男の子でなくても……。
ぞくぅ!
む、無理や……好きでもない男に抱かれるなんて……怖くて体が震える。
あかん! 怖い!
藤堂はん……何してるの……ウチの……旦那様やのに……。
助けて……助けてよ……。
ウチは桜花ちゃんを抱きしめながら、おばさまの部屋に向かう。
今は……藤堂はんのそばにいたい……声を聞きたい……。
藤堂はんだけや……ウチの事……大事な家族って言ってくれるんわ……。
ウチの家族は藤堂はんと咲だけでええ……。
「私のこと、忘れてない?」
あぁ……はいはい。陽菜も忘れてへんよ。ほんま、藤堂はんと同じく空気読めなくて、ウチの事振り回すのが大好きな子。
なあ、陽菜……ええよね? 今だけでも……甘えても……。
たとえ、未来に絶望しか待っていなくて、藤堂はんとは結ばれないと知っていても……今だけは……今だけは……。
ウチは全身に襲いかかる恐怖で足が震えながらも、おばさまの部屋のドアに手を触れ、ゆっくり開けると……。
「千春ちゃんを好きになればいいの」
……んん?
あ、あれ? 今……何か幻聴が……。
ウチの事を好きになればいい?
ウチの事を? 藤堂はんが?
はぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!
ちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃうちゃう!
何がちゃうねん! 落ち着き! 冷静になり!
えっ? なんなん、これ? どういう状況なん!
おばさまぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!
これって、ウチへの援護? それとも、牽制?
分からん! 分からん! 分からん!
前からおばさまのことはダークフォースやと思ってたし、注意してたけど、まさか、ここで爆弾放り込んでくるとか!
う、ウチ、どうすればええの!
「ううっ……ママ……」
頭をフル回転させ、おばさまの言葉の真意、これからウチがどう動けばええのか、思考する。
おばさまに好きバレしていたとして、おばさまが藤堂はんにばらすとは思えへん。
それはおばさまのことを知ってる人間なら誰でも分かる。
なら、その意図は?
情報が不足していて、憶測しかできへんから……結果からどうするべきか考え方を変えるべき。
おばさまに言われたら、藤堂はんはどう思う?
必ず従う。たとえ、納得していなくても……。
それくらい、藤堂はんはおばさまを敬愛している。その人の言葉に従うのが藤堂はんの道理。
なら、これはチャンスかも!
ウチにとって、これは確実にアドバンテージ。
利用しない手はない。利用するべき。
問題はどう活かすか?
今思いつくだけで五、六の手が思いつく。
ここから要検証して、確実にウチが優位に立てるように持ち込む。
恋愛はやっぱり、戦い。
情報を制し、計略と策略で駆け引きし、堕とす。
ウチが必ず勝つ!
そうと決まれば、もっと情報を得るためにおばさまの部屋へ……。
すり足で足音を立てずにおばさまの部屋で盗み聞きを……。
「……分かりました。朝乃宮の事を……好きになる努力をします」
おふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
あかん! あかんって!
分かってても、あかんわ! 破壊力ありすぎ!
顔が熱い! 耳まで真っ赤になってるの、自覚できる!
無理! 冷静に振る舞うなんてむりぃいいいいいいいいいいいいいい!
「ま、ママぁ……」
け、けど、これはチャンスなんや!
藤堂はんの気持ちを知るチャンスなんや!
千春アイ発動!
*千春アイ
朝乃宮家に伝わる門外不出の読心術の一つで、千春が独自に磨きをかけた秘奥義。
千春は意識を集中させることで第三の目が発動し、おバカな男の考えが分かるのだ!
『ど、どうしよ! ウチ、藤堂はんに告白されるん? いつ? どこで? どんなシチュで?』
あっかぁ~~~~~ん! 心が動揺して集中できへん!
動揺しているのが丸わかり! 今、藤堂はんに見られたら……。
あ、足音が聞こえる! この足音は藤堂はん!
な、なんとか、隠さんと!
ウチの顔を見られたら、盗み聞きしてたのバレる!
藤堂はんのことは好きやけど、アイアンクローのお仕置きはもう堪忍や!
何か、何か顔を隠せるモノを……。
「あ、朝乃宮?」
ウチは桜花ちゃんのフードを取り上げ、体ごと藤堂はんに背を向ける。
ば、バレてない? うまく隠せた?
どくん! どくん! どくん! どくん! どくん! どくん! どくん! どくん!
あかん! ドキドキが止まらへん!
「く、くるちぃ……ママ……」
れ、冷静になられへん! 動揺を抑えきれへん! 顔が熱い!
ここは……。
「ふ、藤堂はん」
「はい!」
「今日はウチが桜花ちゃんと一緒に寝ます。ええですね?」
「えっ? あっ、その……」
「失礼します」
戦・略・的・撤・退! 絶対に顔合わせられへん!
顔が熱くて、見られたら一発でアウト!
ウチはそそくさと自分の部屋に戻って……尻餅をついた。
「はぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁはぁ」
な、なんとか逃げ切ったぁあああああああああああああああああああ!
もうもうもうもうもうもうもうもうもうもう!
いきなりすぎる! シリアスな場面が台無しや!
けど、恋って凄すぎる!
ウチがずっと苦しんできた何十年もの悩みをたった数秒たらずで吹き飛ばした。
こんなこと、初めてや!
けど、ええ! ええわぁああああああああああああああ!
楽しい! 楽しい!
振り回されてる! 想定外! 想定外!
ハッキリ、自覚できる!
ウチ、恋してる! 藤堂はんが好き!
もっと、もっと、もぉおおおおおおおおおおおおと! 藤堂はんと仲良ぅなりたい!
おしゃべりしたい! デートしたい! ウチの事をもっと知って欲しい!
ああ~、はよぅ明日にならへんかな~!
もっと豪華なお弁当作ってあげたかったけど、エンゲル係数がなんだかんだで止められてしもうたし。
けど、それならそれでやりようはある。
たっくさん、アピールして、藤堂はんの視線を釘付けにしてみせる!
そうと決まれば、お肌の手入れを……。
「桜花ちゃん?」
「……きゅぅ~」
「きゃあああああああああああああああ!」
えっ? なんで! なんでなん!
桜花ちゃんが口を開けて呆けてる! グッタリと首が垂れて顔が真っ赤で目が泳いでる。
そういえば……ウチ、桜花ちゃんをぬいぐるみみたいにギュッと抱きしめていたから……のぼせちゃった?
ウチは慌てて桜花ちゃんを介抱したけど、桜花ちゃんは……。
「もう! ママ! もうちょっとでしんじゃうとこだった!」
「か、堪忍な、桜花ちゃん~許してなぁ~」
「やぁ! パパといっしょにねます!」
そう言って、桜花ちゃんはぷんぷん怒りながらシナモンのぬいぐるみを握ったまま藤堂はんのところへ行ってもうた……。
くすん……。
今日もウチは一人でふて寝するんやね……。
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2/6へ続く
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