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それは、突然です!
“鍋でっしゃろ”にて
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「丸山さん、どうしたんですか?
帰らないんですか?」
軽米が、警備室手前にいる柚花に声を掛けた。
野口と話した後、柚花は呆然と立ち尽くしていたからだ。
「うん?あっ、軽米さんか。
どうしよう、例のお食事ご招待だけど、日にちが早くなっちゃった……。
まだ、恋人なんて出来ないし、困った!
誰か紹介してちょうだい」
「えー!いませんよ。私だって、フリーの状態なんですから!
じゃあ、作戦を立てましょうよ。
ご飯、行きます?」
軽米が言い出して、いつものファミレスに行く事になった。
柚花と軽米は、互いの車でファミレスに移動した。
「もしもし、駐車場は満車だね。軽米さん、どうする?どこかいい所ある?」
電話で、連絡を取り合っている。
「丸山さん、お腹凄く空いていますか?
そうだったら、たまには、しゃぶしゃぶ行きませんか?」
「えー、しゃぶしゃぶなのぉ?あっ、後ろから他の車が来た!いいよ、了解!何て所?」
「“鍋でっしゃろ”です。先に行きますね」
しゃぶしゃぶって……食べ放題の店だよね?
食べる方が忙しくて、作戦会議なんてできる?
……………
お店に着き、席に通された2人。
案の定、食べる方が優先となっている。
軽米は、食べる食べる。
「すみませーん、あと牛肉2枚、豚肉2枚、つくね2本追加、お願いします」
そして、立ち上がり野菜を取りに行き、山盛り持ってくる。
「丸山さん、ここのビーフカレーは絶品ですよ」
「そうなの?じゃあ、持ってくる」
柚花が立ち上がり、取りに行くと、男性客が1人いてカレーをよそっていた。
その男性の横顔を見て、どこかで会った顔だと思った。
どこで、会ったのかな?
えーと?うーん?
あっ、わかった!
海が見えるレストランで、後ろの席にいた男性だ!
別れ話しをしていた人だ!
「あ、すみません。お待たせしました」
「あ、いえ」
礼儀正しい人ね。
うん?あれ?正面から見たら、見覚えのある顔。
「 ! 」
「 ? 」
「あっ、もしかして、折原さんのお友達の方ですか?
私、花嫁をしていたカレンダホテルのスタッフです。その節は、お世話になりました」
柚花は、先日見かけた人をどこかで会ったことがあるかもしれないと、気になっていたから、スッキリとした気分となった。
お花屋さんじゃない方の軽いノリの人だ!
あっ、そうだ、ほっぺにキスをしちゃったんだよね!それは、知らぬふりをしよう!
「えっ?会ったことがありますか?
匠海の結婚式?花嫁?
えっ?花嫁さんをしてた子?
ああ、えー!顔が違いますね。別人みたい!
あっ、失礼しました!花嫁さんかぁ。
あの時は、大変でしたね。
匠海のために、ありがとうございました」
匠海の友人、前沢 和希が言ったのだった。
「いえ、お客様のためですから、でも、必死でした」
「あ、カレーを待っていたんだよね?ごめんね。
ここのは、美味しいんだよ!」
柚花は、ご飯を盛って、カレーをかけて言う。
「うちの軽米も言っていました。
しゃぶしゃぶ屋さんのカレーがそんなに美味しいなんて!食べるの楽しみです。では」
柚花も和希も別れて、自分の席に戻って行った。
「ちょっと、びっくりだよ!
船上婚礼式に出席していた、折原さんのお友達、花屋さんじゃない方の人がいたってば!」
あまりの偶然に少々、興奮気味の柚花が話す。
「あれ?カレーしか持ってこなかったんですか?
じゃあ、私が野菜を取りに行ってきますね」
話しを聞いていたのか知らないが、軽米は野菜が気になるらしい。
「えっ!また、持ってくるの?」
かなり食べているのに、まだまだ食べる気だ!
軽米さんは、結構、大食いなのにスタイル抜群なのよね!
背も高いし、羨ましい。
「丸山さん、丸山さん!折原さんのお友達で、お花屋さんじゃない方がいました!」
野菜を山盛り持ちながら軽米が言う。
「お花屋さんじゃない方って、言われるの傷つくなぁ。
前沢 和希といいます。よろしくね」
えっ!何で、ここに来たの?
軽米さんが連れて来たの?
「今度、匠海と智也……折原と花屋と一緒に君たちに御礼がしたいから、食事に行かない?
そうだ、俺の連絡先は……はい、これ。
必ず、電話してね。絶対だよ、ほら、受け取って!それじゃあ、仕事仲間がいるから、またね」
和希は、メモした紙を軽米に手渡した。
何だこれ?普通は、花嫁を演じた私に言うべきでしょう?
さっきは、誘う事なく別れたじゃない!
軽米さん目当てということか!
「丸山さん、連絡先をゲットしましたね!
これで、彼氏役を頼めますよ。
良かったですね。はい、これ、どうぞ」
軽米がメモを渡そうとした。
「いらない!それ、軽米さんに渡したんだし、私にじゃないから!いらない」
柚花は、ぷいっと横を向いた。
「じゃあ、明日にでも連絡して頼んでみますね?」
「ちょっと待って!じゃない方は、やめて!
あの人とは、そんなに話した事がないし……」
きっと、あなた目当てで誘ったのだから……。
「はい、わかりました!お任せ下さい!
すみませーん、牛肉2枚追加お願いします」
………………
翌日の夜、早速、軽米は連絡を取って、柚花のことを頼んだのだった。
「もしもし、丸山さん、ちゃんとに話しをしたから、大丈夫だと思います」
軽米がさらりと言った。
「えっ?で、誰が恋人の振りをしてくれるの?」
柚花は、気になって仕方がないのだ。
「それは、お楽しみです……」
「待って!それは、教えなさい!
先輩、命令よ!ねえ?ちょっと」
「ふふふん……」
軽米は、はぐらかしたのだった。
帰らないんですか?」
軽米が、警備室手前にいる柚花に声を掛けた。
野口と話した後、柚花は呆然と立ち尽くしていたからだ。
「うん?あっ、軽米さんか。
どうしよう、例のお食事ご招待だけど、日にちが早くなっちゃった……。
まだ、恋人なんて出来ないし、困った!
誰か紹介してちょうだい」
「えー!いませんよ。私だって、フリーの状態なんですから!
じゃあ、作戦を立てましょうよ。
ご飯、行きます?」
軽米が言い出して、いつものファミレスに行く事になった。
柚花と軽米は、互いの車でファミレスに移動した。
「もしもし、駐車場は満車だね。軽米さん、どうする?どこかいい所ある?」
電話で、連絡を取り合っている。
「丸山さん、お腹凄く空いていますか?
そうだったら、たまには、しゃぶしゃぶ行きませんか?」
「えー、しゃぶしゃぶなのぉ?あっ、後ろから他の車が来た!いいよ、了解!何て所?」
「“鍋でっしゃろ”です。先に行きますね」
しゃぶしゃぶって……食べ放題の店だよね?
食べる方が忙しくて、作戦会議なんてできる?
……………
お店に着き、席に通された2人。
案の定、食べる方が優先となっている。
軽米は、食べる食べる。
「すみませーん、あと牛肉2枚、豚肉2枚、つくね2本追加、お願いします」
そして、立ち上がり野菜を取りに行き、山盛り持ってくる。
「丸山さん、ここのビーフカレーは絶品ですよ」
「そうなの?じゃあ、持ってくる」
柚花が立ち上がり、取りに行くと、男性客が1人いてカレーをよそっていた。
その男性の横顔を見て、どこかで会った顔だと思った。
どこで、会ったのかな?
えーと?うーん?
あっ、わかった!
海が見えるレストランで、後ろの席にいた男性だ!
別れ話しをしていた人だ!
「あ、すみません。お待たせしました」
「あ、いえ」
礼儀正しい人ね。
うん?あれ?正面から見たら、見覚えのある顔。
「 ! 」
「 ? 」
「あっ、もしかして、折原さんのお友達の方ですか?
私、花嫁をしていたカレンダホテルのスタッフです。その節は、お世話になりました」
柚花は、先日見かけた人をどこかで会ったことがあるかもしれないと、気になっていたから、スッキリとした気分となった。
お花屋さんじゃない方の軽いノリの人だ!
あっ、そうだ、ほっぺにキスをしちゃったんだよね!それは、知らぬふりをしよう!
「えっ?会ったことがありますか?
匠海の結婚式?花嫁?
えっ?花嫁さんをしてた子?
ああ、えー!顔が違いますね。別人みたい!
あっ、失礼しました!花嫁さんかぁ。
あの時は、大変でしたね。
匠海のために、ありがとうございました」
匠海の友人、前沢 和希が言ったのだった。
「いえ、お客様のためですから、でも、必死でした」
「あ、カレーを待っていたんだよね?ごめんね。
ここのは、美味しいんだよ!」
柚花は、ご飯を盛って、カレーをかけて言う。
「うちの軽米も言っていました。
しゃぶしゃぶ屋さんのカレーがそんなに美味しいなんて!食べるの楽しみです。では」
柚花も和希も別れて、自分の席に戻って行った。
「ちょっと、びっくりだよ!
船上婚礼式に出席していた、折原さんのお友達、花屋さんじゃない方の人がいたってば!」
あまりの偶然に少々、興奮気味の柚花が話す。
「あれ?カレーしか持ってこなかったんですか?
じゃあ、私が野菜を取りに行ってきますね」
話しを聞いていたのか知らないが、軽米は野菜が気になるらしい。
「えっ!また、持ってくるの?」
かなり食べているのに、まだまだ食べる気だ!
軽米さんは、結構、大食いなのにスタイル抜群なのよね!
背も高いし、羨ましい。
「丸山さん、丸山さん!折原さんのお友達で、お花屋さんじゃない方がいました!」
野菜を山盛り持ちながら軽米が言う。
「お花屋さんじゃない方って、言われるの傷つくなぁ。
前沢 和希といいます。よろしくね」
えっ!何で、ここに来たの?
軽米さんが連れて来たの?
「今度、匠海と智也……折原と花屋と一緒に君たちに御礼がしたいから、食事に行かない?
そうだ、俺の連絡先は……はい、これ。
必ず、電話してね。絶対だよ、ほら、受け取って!それじゃあ、仕事仲間がいるから、またね」
和希は、メモした紙を軽米に手渡した。
何だこれ?普通は、花嫁を演じた私に言うべきでしょう?
さっきは、誘う事なく別れたじゃない!
軽米さん目当てということか!
「丸山さん、連絡先をゲットしましたね!
これで、彼氏役を頼めますよ。
良かったですね。はい、これ、どうぞ」
軽米がメモを渡そうとした。
「いらない!それ、軽米さんに渡したんだし、私にじゃないから!いらない」
柚花は、ぷいっと横を向いた。
「じゃあ、明日にでも連絡して頼んでみますね?」
「ちょっと待って!じゃない方は、やめて!
あの人とは、そんなに話した事がないし……」
きっと、あなた目当てで誘ったのだから……。
「はい、わかりました!お任せ下さい!
すみませーん、牛肉2枚追加お願いします」
………………
翌日の夜、早速、軽米は連絡を取って、柚花のことを頼んだのだった。
「もしもし、丸山さん、ちゃんとに話しをしたから、大丈夫だと思います」
軽米がさらりと言った。
「えっ?で、誰が恋人の振りをしてくれるの?」
柚花は、気になって仕方がないのだ。
「それは、お楽しみです……」
「待って!それは、教えなさい!
先輩、命令よ!ねえ?ちょっと」
「ふふふん……」
軽米は、はぐらかしたのだった。
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