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揺れる想い
ああして、こうして。
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私、丸山 柚花、カレンダホテルでウェディングプランナーをしている。
直近で行われる婚礼式の準備を進めながら、元木様と菊乃様の式内容を考えている。
えっと、決定事項をまとめてみよう。
柚花は、口に出しながらメモしていく。
「日時OK、ドレスのみ お色直し無し、席次表と席札とウェルカムボードは自費製作してもらう。スタンドは、ホテルのを貸す。
あと、メニュー表も自分達で作ると言っていた。
生花は少し値引き、造花リース無料、リボンその他をふんだんに使用して華やかにしてもらう。
ウェディングケーキはあれで!
司会者はプロは呼ばない、探す。
挙式演出、皆んなで頑張る……あっ、人手がいるから、倉田チーフにはスタッフとして、いてもらった方がいいかなぁ?
うん?私が頑張ればいいかな?どうかな……。
ホテルのアルバイトさんを助っ人にできないかしら?
あと、披露宴の演出は、あの手でいくか……」
打ち合わせのお客様を待つブライダルサロンで、独り言を言っているのだった。
「……さん、……さん、丸山さん」
呼ばれた事に気がつき、ようやく上を向くと お客様が目の前にいらしていた。
「あっ、申し訳ございません。いらっしゃいませ、奥野様、美香様。どうぞ、お掛け下さい」
今は、こちらのお客様の事に集中しよう!
柚花は、打ち合わせを始めたのだった。
………………………
それから数日後、柚花は菊乃と話している。
本日、元木様は会社に行っているため、菊乃様おひとりで、いらっしゃっているのだ。
「招待状の方は、投函完了していますか?」
「はい、完了しました。2人で頑張って書きました」
その返事にホッとしたが、返信がすぐに着てくれるとは限らない。
「あのぉ、お忙しいところ、恐縮なのですが……。
日数に余裕があまり無いので、返信ハガキを待つだけでなくて、連絡ができる相手様でしたら、聞いて頂けませんか?
だいたいの人数がわかれば、全ての準備に早くとりかかれますので。すみません」
「それもそうか、私たちも色々と作らないといけないし……。作る枚数が分からないと、無駄になるかもしれないわね。
わかりました、聞いてみます。
もうすぐ、私は会社を辞めるので、そうしたら、ここへと頻繁に来ます。
私たちの我儘にお付き合い下さって、ありがとうございます。
自分達で、出来る事は何でもやりますから、言って下さい」
菊乃からの頼もしい言葉をもらい、柚花の目がキラリと光ったのだった。
早速、柚花は言う。
「そうですかぁ?では、お言葉に甘えてお願いしたい事があります」
「?」
……………………
さてと、菊乃様に承諾して頂いたし、もっと より良く考えないとね。
目指せ、楽しい婚礼式!ついでに格安で!
そうだ、挙式はチャペルだから雨の場合も考えないと、なんたって、うちの“癒しの小道”は、雨は最悪なのだ。
ゲストの靴が汚れてしまう!
雨なら、新郎新婦、専用裏通路をゲストにも使ってもらおう。
チャペルに入って、祭壇 右側のドアが新郎新婦専用だ。
因みに、左側ドアがスタッフ専用のドアで、開けると、狭い空間 左に小部屋に繋がるドアが有り、右側ドアを開けると倉庫があって、その奥手前のドアが、祭壇裏側の小部屋に繋がっている。
チャペル裏側に出るには、倉庫の奥のドアが出入り口となっている。
スタッフ専用通路には、屋根はなく宿泊棟に入るドアまで斜めに行く。
濡れてはいけない物を持つ時だけ、特別に、新郎新婦専用通路を使わせて頂くのだ。
新郎新婦専用通路は、意外と素敵なのよね。
そんなに長くはないけど、広めに舗装された通路で、屋根が付いていて、両サイドの柵には、つるバラが巻きついていて、花が咲く頃はとても綺麗だ。
レッドカーペットを敷くから本当に美しい通路なのだが、通常、ゲストの目に触れないので残念ではある。
ここが気に入ったカップルも多く、よく婚礼前写真の撮影ポイントになっている。
そうは言っても、大雨の場合と微妙な雲行きが非常に困る!
当日の天候次第で、対応するしかない!
晴れなら、癒しの小道、両サイドに沿って等間隔にポールを立て、リボンで結びつけて、リボン飾りを付ける。
予め、大きな蝶々結びのリボン飾りを作って、これに鈴を付けてみよう。
元木様と菊乃様、ゲストの方々にとって、心に残るような婚礼式になればいいな。
そのためには、ご当人の頑張りがかなり必要ですよね。
あれこれと手作りは、それはそれは大変な作業です。でも、協力して頑張って下さい。
そして、仕上げは、私どもにお任せ下さい!
……………………
元木様の婚礼式準備が着々と進んでいる頃、柚花は智也に連絡をした。
「午後、お花屋さんに行って打ち合わせをしたいのですが、ご都合はいかがですか」
「あ、すみません、仕事の予定があって、夕方で良ければ、ホテルの方に伺いますが?」
智也がそう言ってくれたので、約束をしたのだった。
そういえば、ここのところ、智也さんに会っていなかった。
凄く、久しぶりな感じだ。
直近で行われる婚礼式の準備を進めながら、元木様と菊乃様の式内容を考えている。
えっと、決定事項をまとめてみよう。
柚花は、口に出しながらメモしていく。
「日時OK、ドレスのみ お色直し無し、席次表と席札とウェルカムボードは自費製作してもらう。スタンドは、ホテルのを貸す。
あと、メニュー表も自分達で作ると言っていた。
生花は少し値引き、造花リース無料、リボンその他をふんだんに使用して華やかにしてもらう。
ウェディングケーキはあれで!
司会者はプロは呼ばない、探す。
挙式演出、皆んなで頑張る……あっ、人手がいるから、倉田チーフにはスタッフとして、いてもらった方がいいかなぁ?
うん?私が頑張ればいいかな?どうかな……。
ホテルのアルバイトさんを助っ人にできないかしら?
あと、披露宴の演出は、あの手でいくか……」
打ち合わせのお客様を待つブライダルサロンで、独り言を言っているのだった。
「……さん、……さん、丸山さん」
呼ばれた事に気がつき、ようやく上を向くと お客様が目の前にいらしていた。
「あっ、申し訳ございません。いらっしゃいませ、奥野様、美香様。どうぞ、お掛け下さい」
今は、こちらのお客様の事に集中しよう!
柚花は、打ち合わせを始めたのだった。
………………………
それから数日後、柚花は菊乃と話している。
本日、元木様は会社に行っているため、菊乃様おひとりで、いらっしゃっているのだ。
「招待状の方は、投函完了していますか?」
「はい、完了しました。2人で頑張って書きました」
その返事にホッとしたが、返信がすぐに着てくれるとは限らない。
「あのぉ、お忙しいところ、恐縮なのですが……。
日数に余裕があまり無いので、返信ハガキを待つだけでなくて、連絡ができる相手様でしたら、聞いて頂けませんか?
だいたいの人数がわかれば、全ての準備に早くとりかかれますので。すみません」
「それもそうか、私たちも色々と作らないといけないし……。作る枚数が分からないと、無駄になるかもしれないわね。
わかりました、聞いてみます。
もうすぐ、私は会社を辞めるので、そうしたら、ここへと頻繁に来ます。
私たちの我儘にお付き合い下さって、ありがとうございます。
自分達で、出来る事は何でもやりますから、言って下さい」
菊乃からの頼もしい言葉をもらい、柚花の目がキラリと光ったのだった。
早速、柚花は言う。
「そうですかぁ?では、お言葉に甘えてお願いしたい事があります」
「?」
……………………
さてと、菊乃様に承諾して頂いたし、もっと より良く考えないとね。
目指せ、楽しい婚礼式!ついでに格安で!
そうだ、挙式はチャペルだから雨の場合も考えないと、なんたって、うちの“癒しの小道”は、雨は最悪なのだ。
ゲストの靴が汚れてしまう!
雨なら、新郎新婦、専用裏通路をゲストにも使ってもらおう。
チャペルに入って、祭壇 右側のドアが新郎新婦専用だ。
因みに、左側ドアがスタッフ専用のドアで、開けると、狭い空間 左に小部屋に繋がるドアが有り、右側ドアを開けると倉庫があって、その奥手前のドアが、祭壇裏側の小部屋に繋がっている。
チャペル裏側に出るには、倉庫の奥のドアが出入り口となっている。
スタッフ専用通路には、屋根はなく宿泊棟に入るドアまで斜めに行く。
濡れてはいけない物を持つ時だけ、特別に、新郎新婦専用通路を使わせて頂くのだ。
新郎新婦専用通路は、意外と素敵なのよね。
そんなに長くはないけど、広めに舗装された通路で、屋根が付いていて、両サイドの柵には、つるバラが巻きついていて、花が咲く頃はとても綺麗だ。
レッドカーペットを敷くから本当に美しい通路なのだが、通常、ゲストの目に触れないので残念ではある。
ここが気に入ったカップルも多く、よく婚礼前写真の撮影ポイントになっている。
そうは言っても、大雨の場合と微妙な雲行きが非常に困る!
当日の天候次第で、対応するしかない!
晴れなら、癒しの小道、両サイドに沿って等間隔にポールを立て、リボンで結びつけて、リボン飾りを付ける。
予め、大きな蝶々結びのリボン飾りを作って、これに鈴を付けてみよう。
元木様と菊乃様、ゲストの方々にとって、心に残るような婚礼式になればいいな。
そのためには、ご当人の頑張りがかなり必要ですよね。
あれこれと手作りは、それはそれは大変な作業です。でも、協力して頑張って下さい。
そして、仕上げは、私どもにお任せ下さい!
……………………
元木様の婚礼式準備が着々と進んでいる頃、柚花は智也に連絡をした。
「午後、お花屋さんに行って打ち合わせをしたいのですが、ご都合はいかがですか」
「あ、すみません、仕事の予定があって、夕方で良ければ、ホテルの方に伺いますが?」
智也がそう言ってくれたので、約束をしたのだった。
そういえば、ここのところ、智也さんに会っていなかった。
凄く、久しぶりな感じだ。
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