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番外編
ある日を楽しみに。
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ユキというのは、この合同挙式に参加される柳沢 幸徳様のことで、私の元彼なのだ。
今となっては、昔のことのように感じるけれど、以前の私はユキと結婚をするだろうと、本気で思っていた。
けれど彼は、私と交際中に現在の奥様に出逢い、私をふったのだ。
その後、私は暫く傷心でいたけれど、それなりに新しい恋もして、彼のことは忘れたつもりでいた。
それが、ある日 偶然、元彼とその家族に会ってしまって、不覚にも動揺したりして……。
でも、今は平常心でいられるし、元彼家族の幸せを願っている。
そんなユキ夫妻が、まだ当ホテルにやって来ていないみたい……。
すると、心配をしていた私の元に連絡が入った。
「えっ?そ、それでお怪我は?」
…………………
「はい、これでよし!花嫁さんの出来上がりです!柳沢様、このAラインドレス、とってもお似合いですよ」
メイクを担当した金木が言った。
「え、本当ですか?ありがとうございます。
さっきは……うちの子どもがロビーに飾ってあったウェディングドレスのマネキンに体当たりして倒し、壊してしまい、すみませんでした……。いつも落ち着きの無い子なので、ホント、すみません」
急いで支度をされていた柳沢様の奥様は、恐縮しながら柚花と金木に改めて謝罪をした。
「マネキンと一緒に倒れたと聞いて、驚きました。身体のあちこちを打って、擦りむいていたし、とても痛いでしょうね」
と柚花が言った。
「自業自得だから仕方がありません。今日は両家の祖父母や叔父叔母が一緒だから、特にはしゃいでしまって!私の手を振りほどいて、走ってしまったので……。
……いつだったか、お店の中で、偶然会った丸山さんにもぶつかってしまったし……。
ちょこちょこしている子で、すみません!」
「 ! 」
ドキッ!
この人……私を覚えていたの?
あんな一瞬、出会っただけなのに?
私だったと認識をしていたんだ!
私と会った事があると知っていて、何故、何も言わなかったの?
え?何で?
あのフードコートで、動揺しまくりだった私の表情は、この奥様の目にどんな風に映ったのかしら?
「えっ?……」
あー!ダメ、言葉が出て来ない。
冷静になるんだ、私!
その時、私の動揺を何も知らない金木さんが助けてくれた。
「ま、お子さんが大怪我をしなくて良かったし、お母さんが綺麗な花嫁さんになれたから、良かったですよ。ねっ?
じゃあ、写真撮影に行きましょう。
丸山さん、御主人を呼んできて下さい」
「へ?へいっ!ただ今!」
私は、急いでブライズルームから出たのだった。
「ぷっ、丸山さん、変な返事!あの人、時々、面白いんですよ。さあ、私達も部屋を出ましょう。ドレスを両手でたくし上げて下さい。そうそう、では、ゆっくりと歩いて」
柳沢様の奥様は、背筋を伸ばしキリッとした表情で歩き出したのだった。
柚花は、隣のブライダルサロンにいたユキに小声で聞く。
「私達の関係を奥様に話したの?」
「は?話すわけないよ!知らないはずだ」
「なら、いいわ。さあ、柳沢様、奥様と写真撮影に行って下さい」
……………………
「……ちゃん、柚ちゃん?生きてる?」
ガシャ!
バスルームのドアを開けて、智也が言う。
「あ、生きてる。良かった。もう、のぼせるよ!いくらなんでも、長く入り過ぎだ!」
「あ、そう言えば、のぼせた……。喉が渇いた……。ふぅ、今、出るわ……」
柚花は、ふらつきながらバスタオルで身体を拭いている。
「はい、柚ちゃん、氷水を持ってきた……あっ!柚!」
バシャ!
身体を拭きながら、目眩を起こした柚花を智也が咄嗟に支えたが、氷水が柚花にかかってしまった。
「ひぃ……ひゃっこーい!」
「柚ちゃん、大丈夫?ごめん。倒れそうだったから!ごめん」
智也は、裸の柚花を優しく拭いてあげている。
これがイチャイチャタイムの始まりとなった。
…………………
翌日。
あー!結局、宿題は終わらなかった……。
智くんは仕事に行ったし、洗濯物を干そう!
パサッ、パサッ!
ブラウスを広げハンガーに掛ける。
「ぴんぴんっと、シワを伸ばして……。
うーん、第2弾の内容かぁ。えーと、第1弾の反省としては……」
昨秋は、写真撮影を終えた順にそれぞれの個室で、最後の写真撮影のカップルを待っていただいていた。
だから、早く撮影が終わったカップルは、自由にドレス姿のスナップ写真が撮れたのよね。
それだと、最後の方々がゲストと自由に過ごす時間がなくて不公平だった。
まあ、ドレスを脱ぐ前に少しゲストと過ごしてもらったけど、この辺を公平にするよう考えないといけないな。
…………………
あの日の会場は、中広間にして、神父さんに来てもらったけど、色々と端折ってもらって、誓いの言葉をしたのよね……。
印象的だったのは、谷川御夫妻だったな。
50代の谷川様の奥様は、スレンダーラインドレスをさらりと着こなしている。
ベールは付けておらず、白い大きな花飾りを付けていた。
神父が言う。
「本日、皆さんが選んだドレスの色は、全員が白色ですね。
この合同挙式のきっかけとなった広告には、初心婚式というキャッチコピーが使われていましたが、まさにその通り!
本日、この時より、真っさらな初心に戻って、互いに相手を思いやり、愛情をもって過ごしてゆくのです。
ここで、夫から妻へ誓いの言葉を伝えてもらいます」
神父の前に4組の新郎新婦が並んだ。
「皆さん、ゲストの方を向いて下さい」
神父の言葉に、谷川様の御主人が恥ずかしそうに前を向いた。
「それでは、谷川様からお願いします」
緑川がマイクを向ける。
「誓いの言葉……えーと、俺は……。
俺は妻を1人ぼっちには、しません……しないように健康に気をつけます……。これから、たくさん旅行に行きましょう」
夫の言葉に驚き、妻は涙を流した。
すかさず、緑川が妻にマイクを向ける。
「はい。必ず私よりも長く生きて下さい。
私もなるべく長生きをします……。
これからも、お願いします。ありがとう」
谷川様御主人は、この挙式に乗り気ではないようだったが、心のこもった誓いの言葉に柚花はジーンときた。
御主人は、真っ赤な顔で俯いた。
照れ屋の御主人の精一杯の言葉だったのだ。
………………………
もう、思い出していると時間が経つのを忘れてしまうわ。
わっ、そろそろ仕事に行かないと!
明日までにいい案なんて、思いつかないだろうなあ。
柚花は出勤すると軽米に言う。
「やっぱり宿題は、できそうもないわ。
軽米さん、考えてきて!それに乗っかるから。よろしくね」
「えー、乗っかるんですか?でも、丸、西崎さんのことだから、ちょっとは考えたんですよね?」
「まあね。考えていたんだけど、昨年の事を思い出してばかりいて、タイムスリップしちゃう感じになるの。
あっ、でも反省点はあるわよ」
「え、何ですか?」
「あのね……」
その翌日のミーティングで、第2弾 合同挙式フェアの大筋を決めたのだった。
…………………
「軽米さん、第2弾の内容が大雑把だけと決まって良かったわね。
そういえば、もうすぐ婚前旅行に行くんでしょ?」
「えっ?婚前……って、なんか照れますよぉ。はい、お人形売り旅行ですけどね。
例の、あの お店に行ってきます」
「へぇ、本気で売りに行くのね。
あの お店にあったみたいなお人形さんがある実家って凄いわ!
持って行くのも重そうだし、前沢さん、荷物持ちが大変そう……」
「和希さんと車で行くから大丈夫です。
お店の近くにコインパーキングがあるみたいだから、置いて行ってみます。
高値で、売り飛ばしてきますからね!
お土産は、土産話でいいですか?」
「土産話?ははは、OK!楽しみにしてるから!旅行かぁ、いいなぁ。私の新婚旅行は、もう少し先だものな、早く行きたくなっちゃった!」
新婚旅行は、私の仕事の都合でもう少し先になっている。
旅行の手配をしてくれたのは、もちろん、たっ君だ。
その たっ君だが、どうやら結婚を考えている女性がいるらしい。
前沢さんに探りを入れて聞いたら、あの高橋さんではないみたい。別の女性と交際をしているらしい。
今となっては、私には関係がないけれど、幸せになってもらいたいと思っている。
「ねえねえ、軽米さん、たまには寄り道をしましょうか?今日は、うちの旦那様は帰りが遅いの」
「え?洗濯物を取り入れてなくていいんですか?」
「今日は、部屋干しだから大丈夫!ねっ、たまには外食がしたいわ。いいでしょ?」
「丸、西崎さん、私が今日使えるお金は、あとワンコインだけなんです。それで、食べられる物ならいいですよ」
「もう、丸山でいいってば!って、軽米さん、なかなかディナーをワンコインで食べられる所って難しいでしょ?
随分とケチケチ生活をしているんだね。
もう、結婚式の日取りが決まったの?」
「いいえ、まだ、日取りなんて全然です!
お金を貯めているところですから!
もうすぐ、旅行だから財布の紐は閉めないと!です」
「そっか、頑張って貯めてちょうだい!
じゃあ、どこに行こうか?」
柚花が聞くと、軽米が明るく答える。
「うどん屋さんで、かけうどん!」
なるほど、それはワンコインでいけるかも。
ごめんね、私は天ぷらをつけさせてもらうからね。
軽米さん、あなたが結婚をしたら、どんな家庭にするのかしら?
私は興味津々だよ。
あなたも いつか突然、花嫁になるのかしらね?
私は、その日を楽しみにしています。
今となっては、昔のことのように感じるけれど、以前の私はユキと結婚をするだろうと、本気で思っていた。
けれど彼は、私と交際中に現在の奥様に出逢い、私をふったのだ。
その後、私は暫く傷心でいたけれど、それなりに新しい恋もして、彼のことは忘れたつもりでいた。
それが、ある日 偶然、元彼とその家族に会ってしまって、不覚にも動揺したりして……。
でも、今は平常心でいられるし、元彼家族の幸せを願っている。
そんなユキ夫妻が、まだ当ホテルにやって来ていないみたい……。
すると、心配をしていた私の元に連絡が入った。
「えっ?そ、それでお怪我は?」
…………………
「はい、これでよし!花嫁さんの出来上がりです!柳沢様、このAラインドレス、とってもお似合いですよ」
メイクを担当した金木が言った。
「え、本当ですか?ありがとうございます。
さっきは……うちの子どもがロビーに飾ってあったウェディングドレスのマネキンに体当たりして倒し、壊してしまい、すみませんでした……。いつも落ち着きの無い子なので、ホント、すみません」
急いで支度をされていた柳沢様の奥様は、恐縮しながら柚花と金木に改めて謝罪をした。
「マネキンと一緒に倒れたと聞いて、驚きました。身体のあちこちを打って、擦りむいていたし、とても痛いでしょうね」
と柚花が言った。
「自業自得だから仕方がありません。今日は両家の祖父母や叔父叔母が一緒だから、特にはしゃいでしまって!私の手を振りほどいて、走ってしまったので……。
……いつだったか、お店の中で、偶然会った丸山さんにもぶつかってしまったし……。
ちょこちょこしている子で、すみません!」
「 ! 」
ドキッ!
この人……私を覚えていたの?
あんな一瞬、出会っただけなのに?
私だったと認識をしていたんだ!
私と会った事があると知っていて、何故、何も言わなかったの?
え?何で?
あのフードコートで、動揺しまくりだった私の表情は、この奥様の目にどんな風に映ったのかしら?
「えっ?……」
あー!ダメ、言葉が出て来ない。
冷静になるんだ、私!
その時、私の動揺を何も知らない金木さんが助けてくれた。
「ま、お子さんが大怪我をしなくて良かったし、お母さんが綺麗な花嫁さんになれたから、良かったですよ。ねっ?
じゃあ、写真撮影に行きましょう。
丸山さん、御主人を呼んできて下さい」
「へ?へいっ!ただ今!」
私は、急いでブライズルームから出たのだった。
「ぷっ、丸山さん、変な返事!あの人、時々、面白いんですよ。さあ、私達も部屋を出ましょう。ドレスを両手でたくし上げて下さい。そうそう、では、ゆっくりと歩いて」
柳沢様の奥様は、背筋を伸ばしキリッとした表情で歩き出したのだった。
柚花は、隣のブライダルサロンにいたユキに小声で聞く。
「私達の関係を奥様に話したの?」
「は?話すわけないよ!知らないはずだ」
「なら、いいわ。さあ、柳沢様、奥様と写真撮影に行って下さい」
……………………
「……ちゃん、柚ちゃん?生きてる?」
ガシャ!
バスルームのドアを開けて、智也が言う。
「あ、生きてる。良かった。もう、のぼせるよ!いくらなんでも、長く入り過ぎだ!」
「あ、そう言えば、のぼせた……。喉が渇いた……。ふぅ、今、出るわ……」
柚花は、ふらつきながらバスタオルで身体を拭いている。
「はい、柚ちゃん、氷水を持ってきた……あっ!柚!」
バシャ!
身体を拭きながら、目眩を起こした柚花を智也が咄嗟に支えたが、氷水が柚花にかかってしまった。
「ひぃ……ひゃっこーい!」
「柚ちゃん、大丈夫?ごめん。倒れそうだったから!ごめん」
智也は、裸の柚花を優しく拭いてあげている。
これがイチャイチャタイムの始まりとなった。
…………………
翌日。
あー!結局、宿題は終わらなかった……。
智くんは仕事に行ったし、洗濯物を干そう!
パサッ、パサッ!
ブラウスを広げハンガーに掛ける。
「ぴんぴんっと、シワを伸ばして……。
うーん、第2弾の内容かぁ。えーと、第1弾の反省としては……」
昨秋は、写真撮影を終えた順にそれぞれの個室で、最後の写真撮影のカップルを待っていただいていた。
だから、早く撮影が終わったカップルは、自由にドレス姿のスナップ写真が撮れたのよね。
それだと、最後の方々がゲストと自由に過ごす時間がなくて不公平だった。
まあ、ドレスを脱ぐ前に少しゲストと過ごしてもらったけど、この辺を公平にするよう考えないといけないな。
…………………
あの日の会場は、中広間にして、神父さんに来てもらったけど、色々と端折ってもらって、誓いの言葉をしたのよね……。
印象的だったのは、谷川御夫妻だったな。
50代の谷川様の奥様は、スレンダーラインドレスをさらりと着こなしている。
ベールは付けておらず、白い大きな花飾りを付けていた。
神父が言う。
「本日、皆さんが選んだドレスの色は、全員が白色ですね。
この合同挙式のきっかけとなった広告には、初心婚式というキャッチコピーが使われていましたが、まさにその通り!
本日、この時より、真っさらな初心に戻って、互いに相手を思いやり、愛情をもって過ごしてゆくのです。
ここで、夫から妻へ誓いの言葉を伝えてもらいます」
神父の前に4組の新郎新婦が並んだ。
「皆さん、ゲストの方を向いて下さい」
神父の言葉に、谷川様の御主人が恥ずかしそうに前を向いた。
「それでは、谷川様からお願いします」
緑川がマイクを向ける。
「誓いの言葉……えーと、俺は……。
俺は妻を1人ぼっちには、しません……しないように健康に気をつけます……。これから、たくさん旅行に行きましょう」
夫の言葉に驚き、妻は涙を流した。
すかさず、緑川が妻にマイクを向ける。
「はい。必ず私よりも長く生きて下さい。
私もなるべく長生きをします……。
これからも、お願いします。ありがとう」
谷川様御主人は、この挙式に乗り気ではないようだったが、心のこもった誓いの言葉に柚花はジーンときた。
御主人は、真っ赤な顔で俯いた。
照れ屋の御主人の精一杯の言葉だったのだ。
………………………
もう、思い出していると時間が経つのを忘れてしまうわ。
わっ、そろそろ仕事に行かないと!
明日までにいい案なんて、思いつかないだろうなあ。
柚花は出勤すると軽米に言う。
「やっぱり宿題は、できそうもないわ。
軽米さん、考えてきて!それに乗っかるから。よろしくね」
「えー、乗っかるんですか?でも、丸、西崎さんのことだから、ちょっとは考えたんですよね?」
「まあね。考えていたんだけど、昨年の事を思い出してばかりいて、タイムスリップしちゃう感じになるの。
あっ、でも反省点はあるわよ」
「え、何ですか?」
「あのね……」
その翌日のミーティングで、第2弾 合同挙式フェアの大筋を決めたのだった。
…………………
「軽米さん、第2弾の内容が大雑把だけと決まって良かったわね。
そういえば、もうすぐ婚前旅行に行くんでしょ?」
「えっ?婚前……って、なんか照れますよぉ。はい、お人形売り旅行ですけどね。
例の、あの お店に行ってきます」
「へぇ、本気で売りに行くのね。
あの お店にあったみたいなお人形さんがある実家って凄いわ!
持って行くのも重そうだし、前沢さん、荷物持ちが大変そう……」
「和希さんと車で行くから大丈夫です。
お店の近くにコインパーキングがあるみたいだから、置いて行ってみます。
高値で、売り飛ばしてきますからね!
お土産は、土産話でいいですか?」
「土産話?ははは、OK!楽しみにしてるから!旅行かぁ、いいなぁ。私の新婚旅行は、もう少し先だものな、早く行きたくなっちゃった!」
新婚旅行は、私の仕事の都合でもう少し先になっている。
旅行の手配をしてくれたのは、もちろん、たっ君だ。
その たっ君だが、どうやら結婚を考えている女性がいるらしい。
前沢さんに探りを入れて聞いたら、あの高橋さんではないみたい。別の女性と交際をしているらしい。
今となっては、私には関係がないけれど、幸せになってもらいたいと思っている。
「ねえねえ、軽米さん、たまには寄り道をしましょうか?今日は、うちの旦那様は帰りが遅いの」
「え?洗濯物を取り入れてなくていいんですか?」
「今日は、部屋干しだから大丈夫!ねっ、たまには外食がしたいわ。いいでしょ?」
「丸、西崎さん、私が今日使えるお金は、あとワンコインだけなんです。それで、食べられる物ならいいですよ」
「もう、丸山でいいってば!って、軽米さん、なかなかディナーをワンコインで食べられる所って難しいでしょ?
随分とケチケチ生活をしているんだね。
もう、結婚式の日取りが決まったの?」
「いいえ、まだ、日取りなんて全然です!
お金を貯めているところですから!
もうすぐ、旅行だから財布の紐は閉めないと!です」
「そっか、頑張って貯めてちょうだい!
じゃあ、どこに行こうか?」
柚花が聞くと、軽米が明るく答える。
「うどん屋さんで、かけうどん!」
なるほど、それはワンコインでいけるかも。
ごめんね、私は天ぷらをつけさせてもらうからね。
軽米さん、あなたが結婚をしたら、どんな家庭にするのかしら?
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私は、その日を楽しみにしています。
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