116 / 129
番外編 3
自業自得
しおりを挟む
好意を持っている男性から"一生の伴侶になって欲しい!"と言われ、天にも昇る心地になった。
そして、その場の勢いに任せ、交際をOKしたのは、至極、当然の事のように思う。
だが冷静になると、子持ちのバツイチ中年女性が独身中年男性と、結婚をしない関係をダラダラと、続けてしまってもいいのだろうか?と考えた。
結婚生活にピリオドを打ち、必死の子育てもほぼ終わりで、これからが自分の自由時間となる今。
再び、結婚生活にチャレンジする勇気は、私には無い。
こんな我儘に、彼を付き合わせることは出来ないし、彼には幸せになってもらいたいと思っているから、プロポーズも交際も、後日断った。
それから我儘ついでに、親友になって欲しいと頼み込んで、強引に承諾してもらった。
彼は、私には勿体ないくらいの、素晴らしい男性だ。
彼がその気になれば、結婚相手もすぐに見つかるはずだろう。
そんな事は百も承知だし。
当たり前だし。
分かり切っていることだった。
………………
「……チーフ、倉田チーフ?」
只今、スタッフルームで、ミーティング中。
柚花が声を掛けたが、倉田チーフはうわの空。
(どうしたんだろう?)
「えっ?あ、はい、えーと、婚活イベントのことよね。ああ、はいはい。
昨日、総支配人に確認したところ、いい返事が貰えなくて……。
仕方が無いから、別案を考えましょう」
倉田チーフの表情が、沈んで見えた。
「え、ノリの良い支配人が反対したんですか?
あーあ、やっと自分の案が採用された、と思ったのに残念だな」
「外崎さん、あなたには秘められた力があるのだから、またアイデアを捻り出してみて!
期待しているわよ」
グッ!
倉田チーフは、外崎に向け握り拳を胸の位置まで上げて、エールを送った。
(出た!いつも通りの適当ぶし!
人をその気にさせるのが、上手いんだから)
「えっ、秘められた力が?僕に?知らなかったなぁ。
……はい、倉田チーフ、頑張ってみます!」
「ええ、その調子で頑張って。
野村さんも一緒に考えてみてね。
じゃあ、ミーティングは終わり。
西崎さんサロンに行きましょう」
柚花と倉田チーフは、2階にあるブライダルサロンへと向かう。
「そうそう、本日夕方、軽米さんと前沢さんが打ち合わせにやって来ます。
倉田チーフも同席しますか?」
「あっ、そうだったわね。
ええと、17時の予定だわね。
あー、私も予定が入っているからダメね。
私の事は気にしないで、好きに決めなさい」
「では、お言葉に甘えて。
バッチリ社割を使って、豪華絢爛にさせて頂きます!」
「うぐっ。仕方あるまい、西崎さんの好きにしなさいっ。アハハハハ……。はーぁ」
(何だ、倉田チーフ、元気みたい。良かった)
日暮れて、打ち合わせが終わった倉田チーフが席を立つ。
隣では、柚花と軽米と前沢が打ち合わせをしていた。
「前沢さん、大切な2人の婚礼式ですから、御自分の意見も、この際はっきりと伝えて下さいね。
それでは、お先に失礼します。
西崎さん、後はお願いします。
じゃあ、軽米さん、明日ね」
「お疲れ様でしたぁ」
3人は、声を揃えて倉田チーフを見送った。
「相変わらず、倉田チーフは若々しいよな。
18歳にもなる子どもがいる様には、見えないよ!」
「ねっ、ホント若いでしょ。
気持ちも若いから、見た目にも表れるのかも?
和希さん、私も若くいられるように、頑張ります!」
「うん、アヤなら、きっと大丈夫だぞ」
(んふふ、仲が良くて何よりだわ)
柚花は、ニヤけている自分の頬を手で押し上げ、真面目な顔を作りながら言う。
「ストップ。そういうのは、自宅でお願いします。さあ、続きを話しましょう」
その後、3人は有意義な時を過ごしたのだった。
…………………
一方、倉田チーフは、足取り重く電車に乗り込み、座席に座る。
和希が言っていた若々しさは、どこにも見られない様子だ。
ふう。
彼女はひと息つき、眠るかのように下を向く。
正面の席から、視線を送る者がいる事にも、まるで気がつかない。
やがて、駅のアナウンスに頭を上げ、ゆらりと立ち上がり、無表情のまま降りて行ったのだ。
人混みの中、彼女はボーッとしているのか、他人とぶつかりぶつかり、改札を出て行く。
彼女を追いかけ、手を伸ばす。
「……さん」
彼女は腕を掴まれ、振り返った。
「うん?あ、真澄……って、あ?えっ?えー?」
………………
「お母さん、人にぶつかりまくりだったでしょ?
具合が悪い……の?
って、えっ?何?」
母親の腕を掴んでいた娘は、自分の横にいる人物に気づいた。
「えっ?お母さんの知り合い?」
「は、原口さんっ!どうしてここに?」
脱力感漂っていた彼女から、目を見開き、カレンダホテルの倉田チーフにシフトチェンジした瞬間だ。
「どうして?いや、どうしてかな?
電車の中で倉田さんを見かけて、いつもと感じが違うなって……。
気になってたら、乗り越しちゃいまして……。
でも、まあ、娘さん?がいるなら、大丈夫ですね。
じゃあ、これで、失礼します」
倉田チーフは、赤面する。
「まあ、それは心配をさせてしまい、すみませんでした!
ご迷惑をお掛け致しました!
本当にすみません。ありがとうございました」
そう言って、お辞儀をする。
(うわっ、ボーッとしていたのを見られていたなんて!恥ずかし過ぎるわ)
「うちの母が、すみませんでした。
これからも、どうぞ母を宜しくお願いします。
お母さん、あたし、帰るから。
この方と、ゆっくりご飯でも食べて来てね。
では、さようなら」
娘は、ニヤッと笑って去って行ったのだった。
(もう、あの子ったら、誤解してる!
ホントにもう!困ったものね)
「……娘が勝手な事を言って、すみません。
あの、原口さん、会社帰りですか?
マイカー通勤って聞いていたような?」
「ああ、今日は電車に乗って、旅行会社めぐりだったのです。
営業終わりで、自宅へ直帰のところです」
(お疲れのところ、寄り道をさせてしまって、お茶も出さないなんて、悪いわよね?)
「あ、もし、よければ、そこのカフェでも行きませんか?
是非、ご馳走させて下さい」
「いえいえ、そんなに気を遣わなくていいですよ。早く帰って休んで下さい。
また、改めて、私から誘いますから。
じゃあ、帰りますね」
そう答えた原口は、颯爽と改札口へ向かう。
「原口さん、ありがとう」
後ろ姿に感謝をしたあと、暫し、物思いにふける。
(落ち込んでいたら、ダメだわ!
娘にも心配をかけちゃうしね。
明日、根岸君に会ったら、心から恋の応援をしてあげよう。
でも、ひと言だけ言いたい)
「根岸君のバカぁ……」
(ふふふ、バカは私。
大馬鹿者は私。
これを望んでいたのが、この私。
喜ぶべきことなのに。
まったく、私ったら、情け無いっ!
もう、アホらしくなってきた!)
倉田チーフは、ポケットから携帯電話を取り出し、ただ耳にあてる。
「よーし!じゃんじゃん仕事をするわよぉ。
根岸君の婚礼式は、ドーンと任せなさい!
この私が、担当してあげるわよ!
はっはっは」
そう言うと、スッキリとした顔になった。
(よしっ!きっと、明日は元気だ!
結婚をしなくても、これからも恋はするわよ。
新しい恋よ来い!いらっしゃいませー!
……うん、帰ろう)
倉田チーフは、変な気合を入れて、家に向かって走り出したのだった。
そして、その場の勢いに任せ、交際をOKしたのは、至極、当然の事のように思う。
だが冷静になると、子持ちのバツイチ中年女性が独身中年男性と、結婚をしない関係をダラダラと、続けてしまってもいいのだろうか?と考えた。
結婚生活にピリオドを打ち、必死の子育てもほぼ終わりで、これからが自分の自由時間となる今。
再び、結婚生活にチャレンジする勇気は、私には無い。
こんな我儘に、彼を付き合わせることは出来ないし、彼には幸せになってもらいたいと思っているから、プロポーズも交際も、後日断った。
それから我儘ついでに、親友になって欲しいと頼み込んで、強引に承諾してもらった。
彼は、私には勿体ないくらいの、素晴らしい男性だ。
彼がその気になれば、結婚相手もすぐに見つかるはずだろう。
そんな事は百も承知だし。
当たり前だし。
分かり切っていることだった。
………………
「……チーフ、倉田チーフ?」
只今、スタッフルームで、ミーティング中。
柚花が声を掛けたが、倉田チーフはうわの空。
(どうしたんだろう?)
「えっ?あ、はい、えーと、婚活イベントのことよね。ああ、はいはい。
昨日、総支配人に確認したところ、いい返事が貰えなくて……。
仕方が無いから、別案を考えましょう」
倉田チーフの表情が、沈んで見えた。
「え、ノリの良い支配人が反対したんですか?
あーあ、やっと自分の案が採用された、と思ったのに残念だな」
「外崎さん、あなたには秘められた力があるのだから、またアイデアを捻り出してみて!
期待しているわよ」
グッ!
倉田チーフは、外崎に向け握り拳を胸の位置まで上げて、エールを送った。
(出た!いつも通りの適当ぶし!
人をその気にさせるのが、上手いんだから)
「えっ、秘められた力が?僕に?知らなかったなぁ。
……はい、倉田チーフ、頑張ってみます!」
「ええ、その調子で頑張って。
野村さんも一緒に考えてみてね。
じゃあ、ミーティングは終わり。
西崎さんサロンに行きましょう」
柚花と倉田チーフは、2階にあるブライダルサロンへと向かう。
「そうそう、本日夕方、軽米さんと前沢さんが打ち合わせにやって来ます。
倉田チーフも同席しますか?」
「あっ、そうだったわね。
ええと、17時の予定だわね。
あー、私も予定が入っているからダメね。
私の事は気にしないで、好きに決めなさい」
「では、お言葉に甘えて。
バッチリ社割を使って、豪華絢爛にさせて頂きます!」
「うぐっ。仕方あるまい、西崎さんの好きにしなさいっ。アハハハハ……。はーぁ」
(何だ、倉田チーフ、元気みたい。良かった)
日暮れて、打ち合わせが終わった倉田チーフが席を立つ。
隣では、柚花と軽米と前沢が打ち合わせをしていた。
「前沢さん、大切な2人の婚礼式ですから、御自分の意見も、この際はっきりと伝えて下さいね。
それでは、お先に失礼します。
西崎さん、後はお願いします。
じゃあ、軽米さん、明日ね」
「お疲れ様でしたぁ」
3人は、声を揃えて倉田チーフを見送った。
「相変わらず、倉田チーフは若々しいよな。
18歳にもなる子どもがいる様には、見えないよ!」
「ねっ、ホント若いでしょ。
気持ちも若いから、見た目にも表れるのかも?
和希さん、私も若くいられるように、頑張ります!」
「うん、アヤなら、きっと大丈夫だぞ」
(んふふ、仲が良くて何よりだわ)
柚花は、ニヤけている自分の頬を手で押し上げ、真面目な顔を作りながら言う。
「ストップ。そういうのは、自宅でお願いします。さあ、続きを話しましょう」
その後、3人は有意義な時を過ごしたのだった。
…………………
一方、倉田チーフは、足取り重く電車に乗り込み、座席に座る。
和希が言っていた若々しさは、どこにも見られない様子だ。
ふう。
彼女はひと息つき、眠るかのように下を向く。
正面の席から、視線を送る者がいる事にも、まるで気がつかない。
やがて、駅のアナウンスに頭を上げ、ゆらりと立ち上がり、無表情のまま降りて行ったのだ。
人混みの中、彼女はボーッとしているのか、他人とぶつかりぶつかり、改札を出て行く。
彼女を追いかけ、手を伸ばす。
「……さん」
彼女は腕を掴まれ、振り返った。
「うん?あ、真澄……って、あ?えっ?えー?」
………………
「お母さん、人にぶつかりまくりだったでしょ?
具合が悪い……の?
って、えっ?何?」
母親の腕を掴んでいた娘は、自分の横にいる人物に気づいた。
「えっ?お母さんの知り合い?」
「は、原口さんっ!どうしてここに?」
脱力感漂っていた彼女から、目を見開き、カレンダホテルの倉田チーフにシフトチェンジした瞬間だ。
「どうして?いや、どうしてかな?
電車の中で倉田さんを見かけて、いつもと感じが違うなって……。
気になってたら、乗り越しちゃいまして……。
でも、まあ、娘さん?がいるなら、大丈夫ですね。
じゃあ、これで、失礼します」
倉田チーフは、赤面する。
「まあ、それは心配をさせてしまい、すみませんでした!
ご迷惑をお掛け致しました!
本当にすみません。ありがとうございました」
そう言って、お辞儀をする。
(うわっ、ボーッとしていたのを見られていたなんて!恥ずかし過ぎるわ)
「うちの母が、すみませんでした。
これからも、どうぞ母を宜しくお願いします。
お母さん、あたし、帰るから。
この方と、ゆっくりご飯でも食べて来てね。
では、さようなら」
娘は、ニヤッと笑って去って行ったのだった。
(もう、あの子ったら、誤解してる!
ホントにもう!困ったものね)
「……娘が勝手な事を言って、すみません。
あの、原口さん、会社帰りですか?
マイカー通勤って聞いていたような?」
「ああ、今日は電車に乗って、旅行会社めぐりだったのです。
営業終わりで、自宅へ直帰のところです」
(お疲れのところ、寄り道をさせてしまって、お茶も出さないなんて、悪いわよね?)
「あ、もし、よければ、そこのカフェでも行きませんか?
是非、ご馳走させて下さい」
「いえいえ、そんなに気を遣わなくていいですよ。早く帰って休んで下さい。
また、改めて、私から誘いますから。
じゃあ、帰りますね」
そう答えた原口は、颯爽と改札口へ向かう。
「原口さん、ありがとう」
後ろ姿に感謝をしたあと、暫し、物思いにふける。
(落ち込んでいたら、ダメだわ!
娘にも心配をかけちゃうしね。
明日、根岸君に会ったら、心から恋の応援をしてあげよう。
でも、ひと言だけ言いたい)
「根岸君のバカぁ……」
(ふふふ、バカは私。
大馬鹿者は私。
これを望んでいたのが、この私。
喜ぶべきことなのに。
まったく、私ったら、情け無いっ!
もう、アホらしくなってきた!)
倉田チーフは、ポケットから携帯電話を取り出し、ただ耳にあてる。
「よーし!じゃんじゃん仕事をするわよぉ。
根岸君の婚礼式は、ドーンと任せなさい!
この私が、担当してあげるわよ!
はっはっは」
そう言うと、スッキリとした顔になった。
(よしっ!きっと、明日は元気だ!
結婚をしなくても、これからも恋はするわよ。
新しい恋よ来い!いらっしゃいませー!
……うん、帰ろう)
倉田チーフは、変な気合を入れて、家に向かって走り出したのだった。
0
あなたにおすすめの小説
里帰りをしていたら離婚届が送られてきたので今から様子を見に行ってきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
<離婚届?納得いかないので今から内密に帰ります>
政略結婚で2年もの間「白い結婚」を続ける最中、妹の出産祝いで里帰りしていると突然届いた離婚届。あまりに理不尽で到底受け入れられないので内緒で帰ってみた結果・・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
結婚する事に決めたから
KONAN
恋愛
私は既婚者です。
新たな職場で出会った彼女と結婚する為に、私がその時どう考え、どう行動したのかを書き記していきます。
まずは、離婚してから行動を起こします。
主な登場人物
東條なお
似ている芸能人
○原隼人さん
32歳既婚。
中学、高校はテニス部
電気工事の資格と実務経験あり。
車、バイク、船の免許を持っている。
現在、新聞販売店所長代理。
趣味はイカ釣り。
竹田みさき
似ている芸能人
○野芽衣さん
32歳未婚、シングルマザー
医療事務
息子1人
親分(大島)
似ている芸能人
○田新太さん
70代
施設の送迎運転手
板金屋(大倉)
似ている芸能人
○藤大樹さん
23歳
介護助手
理学療法士になる為、勉強中
よっしー課長(吉本)
似ている芸能人
○倉涼子さん
施設医療事務課長
登山が趣味
o谷事務長
○重豊さん
施設医療事務事務長
腰痛持ち
池さん
似ている芸能人
○田あき子さん
居宅部門管理者
看護師
下山さん(ともさん)
似ている芸能人
○地真央さん
医療事務
息子と娘はテニス選手
t助
似ている芸能人
○ツオくん(アニメ)
施設医療事務事務長
o谷事務長異動後の事務長
雄一郎 ゆういちろう
似ている芸能人
○鹿央士さん
弟の同級生
中学テニス部
高校陸上部
大学帰宅部
髪の赤い看護師(川木えみ)
似ている芸能人
○田來未さん
准看護師
ヤンキー
怖い
今宵、薔薇の園で
天海月
恋愛
早世した母の代わりに妹たちの世話に励み、婚期を逃しかけていた伯爵家の長女・シャーロットは、これが最後のチャンスだと思い、唐突に持ち込まれた気の進まない婚約話を承諾する。
しかし、一か月も経たないうちに、その話は先方からの一方的な申し出によって破談になってしまう。
彼女は藁にもすがる思いで、幼馴染の公爵アルバート・グレアムに相談を持ち掛けるが、新たな婚約者候補として紹介されたのは彼の弟のキースだった。
キースは長年、シャーロットに思いを寄せていたが、遠慮して距離を縮めることが出来ないでいた。
そんな弟を見かねた兄が一計を図ったのだった。
彼女はキースのことを弟のようにしか思っていなかったが、次第に彼の情熱に絆されていく・・・。
【完結】逃がすわけがないよね?
春風由実
恋愛
寝室の窓から逃げようとして捕まったシャーロット。
それは二人の結婚式の夜のことだった。
何故新妻であるシャーロットは窓から逃げようとしたのか。
理由を聞いたルーカスは決断する。
「もうあの家、いらないよね?」
※完結まで作成済み。短いです。
※ちょこっとホラー?いいえ恋愛話です。
※カクヨムにも掲載。
妹のために愛の無い結婚をすることになりました
バンブー竹田
恋愛
「エミリー、君との婚約は破棄することに決まった」
愛するラルフからの唐突な通告に私は言葉を失ってしまった。
婚約が破棄されたことはもちろんショックだけど、それだけじゃない。
私とラルフの結婚は妹のシエルの命がかかったものでもあったから・・・。
落ちこむ私のもとに『アレン』という大金持ちの平民からの縁談が舞い込んできた。
思い悩んだ末、私は会ったこともない殿方と結婚することに決めた。
リトライさせていただきます!〜死に戻り令嬢はイケメン神様とタッグを組んで人生をやり直す事にした〜
ゆずき
恋愛
公爵家の御令嬢クレハは、18歳の誕生日に何者かに殺害されてしまう。そんなクレハを救ったのは、神を自称する青年(長身イケメン)だった。
イケメン神様の力で10年前の世界に戻されてしまったクレハ。そこから運命の軌道修正を図る。犯人を返り討ちにできるくらい、強くなればいいじゃないか!! そう思ったクレハは、神様からは魔法を、クレハに一目惚れした王太子からは武術の手ほどきを受ける。クレハの強化トレーニングが始まった。
8歳の子供の姿に戻ってしまった少女と、お人好しな神様。そんな2人が主人公の異世界恋愛ファンタジー小説です。
※メインではありませんが、ストーリーにBL的要素が含まれます。少しでもそのような描写が苦手な方はご注意下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる