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番外編 3
元気を出して
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外灯が点灯したショッピングモールの駐車場には、多くの車が停車している。
その中を連れ立って来た車が、各々空きを見つけて停めていた。
集合場所は、ファッション店舗入口だ。
「君たち、わざわざ仕事終わりに付き合ってもらって、すまないね」
「いえ、とんでもありません。
支配人ご希望の、休憩時間ではなくてすみません。
ここは、遅くまで開いているので、短い休憩時間より夜の方が良いかな、って思いまして」
「いやいや、野村さん、こちらとしては、有り難いばかりですよ。
それに外崎さんも ありがとう。
早速だが、宜しく頼みます」
「はい、外崎、張り切っちゃいます!」
倉田チーフから総支配人の服選びを手伝うように頼まれた外崎は、野村も一緒ならという条件を出していた。
そんな事は知らず、いつものように倉田チーフにのせられて野村は来ている。
「若々しいイメージの服ですよね?
どこまでカジュアルにするんすか?
あっ、するんですか?
例えば、あそこに飾られている感じですか?」
外崎は、テキパキと示しては試着を薦め、夏服の上下をあっという間に決めさせた。
「すごっ、外崎さん、見立てるのが早いのね。
それに、選んだ服がどれも似合っていたし。
ふうぅん、意外な才能があるんだね。へぇ」
「ホントですね。その才能が仕事に生かされるといいですね」
「うへへ、そんなあ、才能があるだなんてぇ、そんな事ありませんから。
えーと、じゃあ、次は秋服も買うんですよね?
向こうのお店に行きましょう」
気を良くした外崎は、よりテキパキと服を決め、買い物は短時間で終了となった。
「君たち、本当にありがとう。
私、1人なら、ずっと決められなくて、結局何も買わなかったかもしれない。
こんなに沢山の服を買ったのは、初めてですよ。
うん服選びって、楽しいものなんだな。
じゃあ、私は帰るけど、君たちは、これでご飯でも食べて……」
そう言って、総支配人が外崎にお札を握らせた。
「えっ、支配人も一緒に食べましょうよ」
そう外崎と野村が引き止めたが、総支配人は笑顔を残し、立ち去ってしまった。
「あーあ、帰っちゃったね。
いくら貰ったの?半分に分けれる?」
野村は、外崎の手のひらを覗き込んだ。
「は?もしかして。
野村さんは、支配人の好意を、半分こにして持ち逃げするつもり?
支配人は、2人で食事をしろと、このお金をくれたんだぞ」
「も、持ち逃げ?馬鹿な事を言わないで。
ただ、半分にして好きな処で食べればいいかな?って思っただけ。
分かった、一緒に食べよう、外崎さんの好きなのでいいよ。何がいい?」
「焼肉がいい!」
「匂いがつきそうだけどぉ。仕方がない、いいよ、そうしよう」
そうして、不愉快そうに歩く野村の後ろを、ご機嫌な外崎が付いて行くのだった。
………………
「あー、お腹いっぱい。
苦しー気持ち悪う。食べ過ぎちゃった……」
「大丈夫、野村さん?
すげえ食ったもんな。
向こうに行って、食休みしよ」
外崎は、ひと気のない階段の近くのベンチに誘った。
その隣に、口に手を当てた野村が座る。
「ところでさ、野村さん……彼氏いるの?」
「ふぇ?何、突然、聞いてきて。
いませんよっ!喧嘩売ってる?」
野村は、ぶっきらぼうに答えた。
「……違うって。一応、聞いてみただけ」
「私、結婚をする気ないから、彼氏も作る気ないの」
「おっと、頑なだね。
あのさ、野村さんってさ、僕の前では、いつも自然体だよね。
それって、僕たち、いい関係ってことでしょ?」
「ふぇ、いい関係?
意味不明な事を言わないで。
とにかく、結婚をしないから、彼氏もいらないの」
「……何か、あった?」
「……外崎さんには、関係ないし」
すると、外崎がベンチの背もたれ部分に右腕を伸ばし、野村の右肩をポンポンと軽く叩いた。
「同期だろう。話してみろよ」
「……もう、しつこいな。
……はあ、ええと、あのね。
私の母がね、以前から、弟が大学を卒業したら、離婚するって言ってたの。
話し半分で聞いていたけど、どうやら本気みたいで……。最近、準備を始めてさ」
「えっ、何で離婚?」
外崎は、長年連れ添った夫婦が、今更、離婚をしようとすることが理解できないでいる。
「うちの父はね、しっかり働いているんだけど、モラハラ傾向があって、母は我慢をしていたんだよね」
「モラハラ……。それって、話し合いで直してもらえないのかな?」
「そんなの無理でしょ。
弟は地方の大学で家にいないし、私が実家暮らしをして、母をフォローしているけど、結局、我慢が蓄積されているだけだった。
なんかさ、親を見ていると、結婚って虚しいな、したくないな、って思うわけ。
ま、それだけじゃないけどさ」
「そっか……それは、確かに虚しいよな」
外崎は、そう言うと、伸ばした腕をさっと戻し、野村の前に立った。
突然の外崎の動きに、ビクッとした野村が見上げる。
「な、何?」
「離婚カウントダウンを見ているのは、辛いだろうけど、それは、ご両親の人生だし。
野村さんとは別なんだから、恋愛に壁を作らなくてもいいでしょ?
なんなら、なんなら、その壁を壊してやろうか?」
「は?何を言ってるの。
もう冗談を言ってる時間じゃないから。閉店するよ、さっ、帰ろ」
言いながら野村は、前にいる外崎を軽く退けて歩き始めてしまった。
「えー!野村さん、真剣な愛の告白なのに、酷いぞー!アハハハ」
「冗談ばっか言ってないで、仕事を頑張んなさい!
私なんて、近々、婚礼式予約入りそうなんだからね。
今月も私の勝ちかもよ?」
出口に向かいながら、野村が話した。
「ふうん、相談予約が入っているのか。
くっそ、同期に負けてられるか、頑張ろう!」
(ああ、告白したのに、誤魔化された!
でも、明日からも普通の同期でいられる……)
(何とか、誤魔化せたみたい……。
外崎さん、ごめんね)
「じゃあ、野村さん、気をつけて帰って!」
「うん、外崎さんも、気をつけて帰ってね」
2人は、笑顔で別れたのだった。
…………………
それから数日後のこと。
柚花と野村は、ブライダルサロンで業務をしていた。
「野村さん、これが新作ドレスのパンフレットです。
印があるものは、届いているはずなので、今から確認してみます」
「西崎さん、手伝います」
「あ、野村さんは、もうすぐご相談予約のお客様がいらっしゃるでしょう?
そちらを頑張ってね」
「はい、友人なので婚礼式予約は、取れると思いますが、頑張ります」
程なくして、ブライダルサロンに、1組のカップルがやって来た。
野村は女性客と、喜びのハグをしていて、男性客は、それを笑って見ている。
友人というのは、おそらく女性の方だろう。
柚花は、ドレスを吊しながら、久々の再会という微笑ましい光景に、ほっこりとしていた。
そして、和やかなムードの中、無事に婚礼式予約を受けた様子に、柚花もホッとしたのだった。
「ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」
そう言って、友人カップルを笑顔で見送った野村だったが、パソコンに向かうと、真顔になった。
(野村さん、変わり身、早っ!
どうした?溜息をついちゃって)
「野村さん、予約が取れて良かったわね。
女性の方がお友達なんでしょ?」
「はい、親友というか、とっても、すごーく大好きな友人です。
それと、男性の方は、うちの隣に住んでいた幼馴染みなんです」
「えっ、幼馴染み……。あ、ああ、そうなんだぁ。
じゃあ、引き合わせたのは……。
あっ、何でもないわ。
そうだ、て、手伝えることがあれば、私に言ってね。
なんなら、担当だってやってあげるし!
そ、そしたら、野村さんが式に列席できるしね……」
「西崎さん?何か変な誤解をしてません?
私、確かに彼女のことが、大好きなんですけど。
彼女と一緒に暮らす約束もしていましたけど。
アイツに取られた感が無いと言ったら、嘘になりますけど。
でも、これは、あくまでも友人として、ですから」
「……ああ、そっちか。
嫌だな、誤解なんてしていないわよ。
そ、そうそう、ほら、新作ドレスを見てみてー」
(もう、てっきり幼馴染みの方を好きだったのかと思ったわ。一気に疲れたわ……)
「わあ、このドレス、写真より実物の方が素敵ですね。
これ、彼女にピッタリかも。
わっ、このタキシード、何気に私に合うかも」
「えっ!」
ギョッとする柚花を見て、野村が笑い出す。
「やだ西崎さん、すみません冗談です!
私だって、ドレスの方がいいですよ。
もう、西崎さん、すぐに本気にしちゃうんだもの」
「コラっ、野村さん!」
「あはは、ごめんなさーい」
冗談だと笑う彼女の本心は、本当のところどうなのか。
本当は、幼馴染みの彼のことが好きなのを、自分で認めず、自身をも騙しているようにも見える。
ただ、想いは断ち切らないと、辛いだけ。
「ねえねえ、野村さん、今度、合コンすれば?
セッティングするわよ?
以前さ、野村さんは、私の旦那様とも合コンしたもんね?」
「げっ、そんな前のこと!
あの時はまだ、丸山さんが交際をしていない時でしたよ!
はっ!もしかして根に持ってます?
今のところ、彼氏はいらないので、ご心配なく」
「えー!じゃあさ、その時の話しを聞かせてよ」
「そんな前の事は、忘れちゃいましたよ。
もう丸山さんじゃないんですから!
西崎さんなんだから、いいじゃないですかぁ。
ほら、仕事をしましょう」
そう言って野村は、元気よく作業を始めたのだった。
その中を連れ立って来た車が、各々空きを見つけて停めていた。
集合場所は、ファッション店舗入口だ。
「君たち、わざわざ仕事終わりに付き合ってもらって、すまないね」
「いえ、とんでもありません。
支配人ご希望の、休憩時間ではなくてすみません。
ここは、遅くまで開いているので、短い休憩時間より夜の方が良いかな、って思いまして」
「いやいや、野村さん、こちらとしては、有り難いばかりですよ。
それに外崎さんも ありがとう。
早速だが、宜しく頼みます」
「はい、外崎、張り切っちゃいます!」
倉田チーフから総支配人の服選びを手伝うように頼まれた外崎は、野村も一緒ならという条件を出していた。
そんな事は知らず、いつものように倉田チーフにのせられて野村は来ている。
「若々しいイメージの服ですよね?
どこまでカジュアルにするんすか?
あっ、するんですか?
例えば、あそこに飾られている感じですか?」
外崎は、テキパキと示しては試着を薦め、夏服の上下をあっという間に決めさせた。
「すごっ、外崎さん、見立てるのが早いのね。
それに、選んだ服がどれも似合っていたし。
ふうぅん、意外な才能があるんだね。へぇ」
「ホントですね。その才能が仕事に生かされるといいですね」
「うへへ、そんなあ、才能があるだなんてぇ、そんな事ありませんから。
えーと、じゃあ、次は秋服も買うんですよね?
向こうのお店に行きましょう」
気を良くした外崎は、よりテキパキと服を決め、買い物は短時間で終了となった。
「君たち、本当にありがとう。
私、1人なら、ずっと決められなくて、結局何も買わなかったかもしれない。
こんなに沢山の服を買ったのは、初めてですよ。
うん服選びって、楽しいものなんだな。
じゃあ、私は帰るけど、君たちは、これでご飯でも食べて……」
そう言って、総支配人が外崎にお札を握らせた。
「えっ、支配人も一緒に食べましょうよ」
そう外崎と野村が引き止めたが、総支配人は笑顔を残し、立ち去ってしまった。
「あーあ、帰っちゃったね。
いくら貰ったの?半分に分けれる?」
野村は、外崎の手のひらを覗き込んだ。
「は?もしかして。
野村さんは、支配人の好意を、半分こにして持ち逃げするつもり?
支配人は、2人で食事をしろと、このお金をくれたんだぞ」
「も、持ち逃げ?馬鹿な事を言わないで。
ただ、半分にして好きな処で食べればいいかな?って思っただけ。
分かった、一緒に食べよう、外崎さんの好きなのでいいよ。何がいい?」
「焼肉がいい!」
「匂いがつきそうだけどぉ。仕方がない、いいよ、そうしよう」
そうして、不愉快そうに歩く野村の後ろを、ご機嫌な外崎が付いて行くのだった。
………………
「あー、お腹いっぱい。
苦しー気持ち悪う。食べ過ぎちゃった……」
「大丈夫、野村さん?
すげえ食ったもんな。
向こうに行って、食休みしよ」
外崎は、ひと気のない階段の近くのベンチに誘った。
その隣に、口に手を当てた野村が座る。
「ところでさ、野村さん……彼氏いるの?」
「ふぇ?何、突然、聞いてきて。
いませんよっ!喧嘩売ってる?」
野村は、ぶっきらぼうに答えた。
「……違うって。一応、聞いてみただけ」
「私、結婚をする気ないから、彼氏も作る気ないの」
「おっと、頑なだね。
あのさ、野村さんってさ、僕の前では、いつも自然体だよね。
それって、僕たち、いい関係ってことでしょ?」
「ふぇ、いい関係?
意味不明な事を言わないで。
とにかく、結婚をしないから、彼氏もいらないの」
「……何か、あった?」
「……外崎さんには、関係ないし」
すると、外崎がベンチの背もたれ部分に右腕を伸ばし、野村の右肩をポンポンと軽く叩いた。
「同期だろう。話してみろよ」
「……もう、しつこいな。
……はあ、ええと、あのね。
私の母がね、以前から、弟が大学を卒業したら、離婚するって言ってたの。
話し半分で聞いていたけど、どうやら本気みたいで……。最近、準備を始めてさ」
「えっ、何で離婚?」
外崎は、長年連れ添った夫婦が、今更、離婚をしようとすることが理解できないでいる。
「うちの父はね、しっかり働いているんだけど、モラハラ傾向があって、母は我慢をしていたんだよね」
「モラハラ……。それって、話し合いで直してもらえないのかな?」
「そんなの無理でしょ。
弟は地方の大学で家にいないし、私が実家暮らしをして、母をフォローしているけど、結局、我慢が蓄積されているだけだった。
なんかさ、親を見ていると、結婚って虚しいな、したくないな、って思うわけ。
ま、それだけじゃないけどさ」
「そっか……それは、確かに虚しいよな」
外崎は、そう言うと、伸ばした腕をさっと戻し、野村の前に立った。
突然の外崎の動きに、ビクッとした野村が見上げる。
「な、何?」
「離婚カウントダウンを見ているのは、辛いだろうけど、それは、ご両親の人生だし。
野村さんとは別なんだから、恋愛に壁を作らなくてもいいでしょ?
なんなら、なんなら、その壁を壊してやろうか?」
「は?何を言ってるの。
もう冗談を言ってる時間じゃないから。閉店するよ、さっ、帰ろ」
言いながら野村は、前にいる外崎を軽く退けて歩き始めてしまった。
「えー!野村さん、真剣な愛の告白なのに、酷いぞー!アハハハ」
「冗談ばっか言ってないで、仕事を頑張んなさい!
私なんて、近々、婚礼式予約入りそうなんだからね。
今月も私の勝ちかもよ?」
出口に向かいながら、野村が話した。
「ふうん、相談予約が入っているのか。
くっそ、同期に負けてられるか、頑張ろう!」
(ああ、告白したのに、誤魔化された!
でも、明日からも普通の同期でいられる……)
(何とか、誤魔化せたみたい……。
外崎さん、ごめんね)
「じゃあ、野村さん、気をつけて帰って!」
「うん、外崎さんも、気をつけて帰ってね」
2人は、笑顔で別れたのだった。
…………………
それから数日後のこと。
柚花と野村は、ブライダルサロンで業務をしていた。
「野村さん、これが新作ドレスのパンフレットです。
印があるものは、届いているはずなので、今から確認してみます」
「西崎さん、手伝います」
「あ、野村さんは、もうすぐご相談予約のお客様がいらっしゃるでしょう?
そちらを頑張ってね」
「はい、友人なので婚礼式予約は、取れると思いますが、頑張ります」
程なくして、ブライダルサロンに、1組のカップルがやって来た。
野村は女性客と、喜びのハグをしていて、男性客は、それを笑って見ている。
友人というのは、おそらく女性の方だろう。
柚花は、ドレスを吊しながら、久々の再会という微笑ましい光景に、ほっこりとしていた。
そして、和やかなムードの中、無事に婚礼式予約を受けた様子に、柚花もホッとしたのだった。
「ありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」
そう言って、友人カップルを笑顔で見送った野村だったが、パソコンに向かうと、真顔になった。
(野村さん、変わり身、早っ!
どうした?溜息をついちゃって)
「野村さん、予約が取れて良かったわね。
女性の方がお友達なんでしょ?」
「はい、親友というか、とっても、すごーく大好きな友人です。
それと、男性の方は、うちの隣に住んでいた幼馴染みなんです」
「えっ、幼馴染み……。あ、ああ、そうなんだぁ。
じゃあ、引き合わせたのは……。
あっ、何でもないわ。
そうだ、て、手伝えることがあれば、私に言ってね。
なんなら、担当だってやってあげるし!
そ、そしたら、野村さんが式に列席できるしね……」
「西崎さん?何か変な誤解をしてません?
私、確かに彼女のことが、大好きなんですけど。
彼女と一緒に暮らす約束もしていましたけど。
アイツに取られた感が無いと言ったら、嘘になりますけど。
でも、これは、あくまでも友人として、ですから」
「……ああ、そっちか。
嫌だな、誤解なんてしていないわよ。
そ、そうそう、ほら、新作ドレスを見てみてー」
(もう、てっきり幼馴染みの方を好きだったのかと思ったわ。一気に疲れたわ……)
「わあ、このドレス、写真より実物の方が素敵ですね。
これ、彼女にピッタリかも。
わっ、このタキシード、何気に私に合うかも」
「えっ!」
ギョッとする柚花を見て、野村が笑い出す。
「やだ西崎さん、すみません冗談です!
私だって、ドレスの方がいいですよ。
もう、西崎さん、すぐに本気にしちゃうんだもの」
「コラっ、野村さん!」
「あはは、ごめんなさーい」
冗談だと笑う彼女の本心は、本当のところどうなのか。
本当は、幼馴染みの彼のことが好きなのを、自分で認めず、自身をも騙しているようにも見える。
ただ、想いは断ち切らないと、辛いだけ。
「ねえねえ、野村さん、今度、合コンすれば?
セッティングするわよ?
以前さ、野村さんは、私の旦那様とも合コンしたもんね?」
「げっ、そんな前のこと!
あの時はまだ、丸山さんが交際をしていない時でしたよ!
はっ!もしかして根に持ってます?
今のところ、彼氏はいらないので、ご心配なく」
「えー!じゃあさ、その時の話しを聞かせてよ」
「そんな前の事は、忘れちゃいましたよ。
もう丸山さんじゃないんですから!
西崎さんなんだから、いいじゃないですかぁ。
ほら、仕事をしましょう」
そう言って野村は、元気よく作業を始めたのだった。
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