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05 王家の管理が杜撰というより選んだものが悪いだけ
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現在はお子がその腹にいる可能性があるので保護している状態で動いたということは、生まれたということなのだろうと書いてあった。
おめでたいことではないか?
おめでたいけど、我が家にはもうなんの関係もないこと。
「なんのようなの?この前のことは両陛下から叱責されたでしょうに、堪えてないというの?鋼すぎる精神ね」
それに、生まれたのならばジルベールはこんなところに来ている暇はないと思うのだがと疑問をたくさん浮かべ、客室へと向かう。追い払いたいので渋い茶を注文しておく。
「ここにおられます」
昨日も手紙を受け取り、情報を洗い直す。
「はぁ。開けてちょうだい」
父によれば王家が未練がましくお金を寄付してくれと、返してくれと本音を言えないから寄付を言ってきているが無視するようにと、手紙をさらに貰っていた。王家はお金がなくなってきているのか。
「ごきげんではありませんので、挨拶はしません」
イレーヌの展示会が大盛況で余計に惜しくなっているのだろうが惜しむべきなのは、自分たちの生産した物の品質が大幅に悪質だったくせに、無理矢理押し付けて持続と修理もなんのサポートも付けずに購入者に丸投げしたことだ。イレーヌは室内で寛ぐ男を見て眉をひそめた。
「イレーヌ!会いたかった!」
前は助けてくれなのに、今日は会いたかった、とな?
益々、怪しい……万が一の時ように書記も同席させてある。それと、ドミニク様がイレーヌの意見を取り込んで作った、試作品の映像記録を撮れる機器。
大きいが、調度品に似た作りにしているのでバレにくいのでちょっとでもあの、将来暴君になりそうな男の弱みをギリギリと握り、一生締め付けられるものを撮りたい。
下手に王命を振りかざす可能性がイレーヌの中で堂々の一位を謳歌しているのだから、鼻歌をするように、軽やかにこれは王命であると言い始めることに賭けてもいい。恐ろしい存在。
「イレッ」
「ひっ」
なんとジルベールは足をはっきり動かし、こちらへ来て腕を広げるが、護衛がすかさず王太子の前に妨げるように出た。中途半端な手を渋々下す。残念そうにする意味が全然わからない。
「全く、無粋な護衛だ。僕とイレーヌの中に入るなど。折角、イレーヌと」
なにか言い出して余計に怖さが起こる。
「殿下。お早く要件を。こちらも暇ではありませんの」
気味悪さがランクアップしたから、早口で足す。
「そんなことを言わないでくれ。僕と君の仲ではないか。確かに婚約はなくなったが。しかし。ほら、見てくれイレーヌ。僕と君を再び結び直してくれるだろうモノを持ってきたのだよ」
男は前と同じ、否、前よりさらに意味もわかりたくないことを口にしながら、隣に置いていた大きな大きなバスケットをテーブルに乗せる。やけにドンと音をさせたそれが、なんとも嫌な音。
「煩いから鳴かなくてよかったよ。ナクと煩くて敵わない。医師から貰った睡眠薬を一応、持参しているから煩いと思ったら言ってくれ。すぐに飲ませよう」
「……なにを」
ある一つの可能性に行き渡り、体がかつてないほどガタガタと揺れる。
「まさか」
カゴの中を見たくない。彼の言い草は犬や猫ではない、そんなもので直るものはない。
「殿下、あなたは」
だとすれば。今、彼が持ってこれる命。
「あなたは」
鳴くと彼は言ったがそれはイレーヌの耳が勝手に変換しただけ。
「ひっ。そんな」
もし、それが〈泣く〉というものなのだとしたら。
「誰か、あの人を呼んでっ」
なんということだろう。おまけに、睡眠薬をとこの人手なしは言いはしなかったか?
「勝手に連れてきたというの?」
睡眠薬をどのみち、どの動物に使う事も本来はしてはならない。
「生後数日なのに」
睡眠薬は成人に適切な指導の元、使われるものなのだ。
「いや。だ、誰か」
「イレーヌ様!お気を確かにっ」
護衛もメイドも執事も、王太子という名の異常者を前にカチカチに身を凍らせていた。
「イレーヌ?泣きそうになっているのかい?」
人なのに化け物に見える男に心配されるくらいなら、本物の化け物の懐へ行った方がまだ救いがある。
「ドミニクッ!ドミニク!!助けて!助けてッ!助けて!」
物理的に接近されないのは頭では理解できるけれど、このヒトもどきは自分の血を分けたものを。
「イレーヌ!?どうした?大丈夫だよ?怖くない。ほら」
いや、見せなくていいから!!
皆の心が一つになるが無邪気な手が布を取り去ると全員がああ、と諦めと失望とよくわからない重いなにかを吐き出す。
「イレーヌ。ほら、僕らの赤ん坊だ。可愛いだろ?」
その可愛い存在になにを盛ろうとしたんだ、こいつはと周りは白い目で見つめる。
「イレーヌ様!」
ついに、待っていた救世主が現れた。ドミニクを呼びに行ったものも、ドミニクも部屋の空気に戸惑いつつとりあえずイレーヌたちのそばに近づく。
「あれ、緊急事態って聞いてきたのですが」
「ええ。大事です。王太子殿下の子を殿下が勝手に、持ち出したようなのです」
心は凍りついているが、口からはさらりと説明ができた。冷静じゃないのに不思議な感覚だ。嬉しくもないが、今は適切な説明がなにより優先される。
「え?」
さすがのドミニク様も目を点にし、カゴの中の赤子を見る。
「見ての通り、生まれたての王家のお子」
「聞いてくれイレーヌ!マリシアの産んだこいつは僕の子じゃなかったんだ!酷い裏切りだと思わないか?」
「なっ」
「ドミニク様!耳を!」
ドミニクの手を持ち彼の耳へ寄せて塞ぐ。これは、王家崩壊並みの秘密にドミニク様であれ、危険だ。
「ジルベール王太子殿下。今すぐそのお子を離して」
さっきからイレーヌとの子だとか、こいつだとか言うその心理が危うく思えて、赤ん坊を持たせてはいけない精神状態。
「お子?ははっ。だから、この赤子は僕の子じゃなかった。マリシアは他の男とも関係していた。見てくれ、この髪色。瞳の色も」
無理矢理赤子の目を開けようとしている気配に、イレーヌとドミニク様は両腕を持ち動きを封じた以心伝心の一瞬の出来事。
「なにをするんだ?離してくれ?」
まるで、何もしてないじゃないかと言わんばかりの無自覚なのに目が心なしが濃い色をしていて、目の下に隈が薄らある。
「殿下。あなたは心を壊しつつあるのでしょう。赤子に睡眠薬を盛るのも、目をこじ開けようとするのも」
王子の赤子でなかったのは、まあ、そうなるわよねと思う。多分、流れ的にイレーヌが婚約を解消したきっかけになったマリシアとジルベールの関係を持った云々の発端は、おそらくマリシアの杜撰なものなのだろう。
いつから殿下と庶民上がりの娘が出会ったかなど知りたくもないので、報告書を読まずにいたことを少し後悔。
だが、順番はどのみちわかる。王家に保護される前にすでに腹には王家のものではなく、違う血筋のものがあったのだろう。いくらなんでも王家に監視されての不貞は無理なので時系列で見れば自ずと、囲われる前になる。
誰が父親かはわからないが、怪しいからこそ王家はマリシアを婚約者候補にも王妃候補にもしなかった。
辻褄と、王家の今までのなにもしなかった理由が垣間見えるので知らなかった王族は、王太子くらいのものだったかもしれないから生まれた瞬間、自分とは違う血筋を感じ取ったジルベール様は酷く朦朧とし、愕然としたのだ。
おめでたいことではないか?
おめでたいけど、我が家にはもうなんの関係もないこと。
「なんのようなの?この前のことは両陛下から叱責されたでしょうに、堪えてないというの?鋼すぎる精神ね」
それに、生まれたのならばジルベールはこんなところに来ている暇はないと思うのだがと疑問をたくさん浮かべ、客室へと向かう。追い払いたいので渋い茶を注文しておく。
「ここにおられます」
昨日も手紙を受け取り、情報を洗い直す。
「はぁ。開けてちょうだい」
父によれば王家が未練がましくお金を寄付してくれと、返してくれと本音を言えないから寄付を言ってきているが無視するようにと、手紙をさらに貰っていた。王家はお金がなくなってきているのか。
「ごきげんではありませんので、挨拶はしません」
イレーヌの展示会が大盛況で余計に惜しくなっているのだろうが惜しむべきなのは、自分たちの生産した物の品質が大幅に悪質だったくせに、無理矢理押し付けて持続と修理もなんのサポートも付けずに購入者に丸投げしたことだ。イレーヌは室内で寛ぐ男を見て眉をひそめた。
「イレーヌ!会いたかった!」
前は助けてくれなのに、今日は会いたかった、とな?
益々、怪しい……万が一の時ように書記も同席させてある。それと、ドミニク様がイレーヌの意見を取り込んで作った、試作品の映像記録を撮れる機器。
大きいが、調度品に似た作りにしているのでバレにくいのでちょっとでもあの、将来暴君になりそうな男の弱みをギリギリと握り、一生締め付けられるものを撮りたい。
下手に王命を振りかざす可能性がイレーヌの中で堂々の一位を謳歌しているのだから、鼻歌をするように、軽やかにこれは王命であると言い始めることに賭けてもいい。恐ろしい存在。
「イレッ」
「ひっ」
なんとジルベールは足をはっきり動かし、こちらへ来て腕を広げるが、護衛がすかさず王太子の前に妨げるように出た。中途半端な手を渋々下す。残念そうにする意味が全然わからない。
「全く、無粋な護衛だ。僕とイレーヌの中に入るなど。折角、イレーヌと」
なにか言い出して余計に怖さが起こる。
「殿下。お早く要件を。こちらも暇ではありませんの」
気味悪さがランクアップしたから、早口で足す。
「そんなことを言わないでくれ。僕と君の仲ではないか。確かに婚約はなくなったが。しかし。ほら、見てくれイレーヌ。僕と君を再び結び直してくれるだろうモノを持ってきたのだよ」
男は前と同じ、否、前よりさらに意味もわかりたくないことを口にしながら、隣に置いていた大きな大きなバスケットをテーブルに乗せる。やけにドンと音をさせたそれが、なんとも嫌な音。
「煩いから鳴かなくてよかったよ。ナクと煩くて敵わない。医師から貰った睡眠薬を一応、持参しているから煩いと思ったら言ってくれ。すぐに飲ませよう」
「……なにを」
ある一つの可能性に行き渡り、体がかつてないほどガタガタと揺れる。
「まさか」
カゴの中を見たくない。彼の言い草は犬や猫ではない、そんなもので直るものはない。
「殿下、あなたは」
だとすれば。今、彼が持ってこれる命。
「あなたは」
鳴くと彼は言ったがそれはイレーヌの耳が勝手に変換しただけ。
「ひっ。そんな」
もし、それが〈泣く〉というものなのだとしたら。
「誰か、あの人を呼んでっ」
なんということだろう。おまけに、睡眠薬をとこの人手なしは言いはしなかったか?
「勝手に連れてきたというの?」
睡眠薬をどのみち、どの動物に使う事も本来はしてはならない。
「生後数日なのに」
睡眠薬は成人に適切な指導の元、使われるものなのだ。
「いや。だ、誰か」
「イレーヌ様!お気を確かにっ」
護衛もメイドも執事も、王太子という名の異常者を前にカチカチに身を凍らせていた。
「イレーヌ?泣きそうになっているのかい?」
人なのに化け物に見える男に心配されるくらいなら、本物の化け物の懐へ行った方がまだ救いがある。
「ドミニクッ!ドミニク!!助けて!助けてッ!助けて!」
物理的に接近されないのは頭では理解できるけれど、このヒトもどきは自分の血を分けたものを。
「イレーヌ!?どうした?大丈夫だよ?怖くない。ほら」
いや、見せなくていいから!!
皆の心が一つになるが無邪気な手が布を取り去ると全員がああ、と諦めと失望とよくわからない重いなにかを吐き出す。
「イレーヌ。ほら、僕らの赤ん坊だ。可愛いだろ?」
その可愛い存在になにを盛ろうとしたんだ、こいつはと周りは白い目で見つめる。
「イレーヌ様!」
ついに、待っていた救世主が現れた。ドミニクを呼びに行ったものも、ドミニクも部屋の空気に戸惑いつつとりあえずイレーヌたちのそばに近づく。
「あれ、緊急事態って聞いてきたのですが」
「ええ。大事です。王太子殿下の子を殿下が勝手に、持ち出したようなのです」
心は凍りついているが、口からはさらりと説明ができた。冷静じゃないのに不思議な感覚だ。嬉しくもないが、今は適切な説明がなにより優先される。
「え?」
さすがのドミニク様も目を点にし、カゴの中の赤子を見る。
「見ての通り、生まれたての王家のお子」
「聞いてくれイレーヌ!マリシアの産んだこいつは僕の子じゃなかったんだ!酷い裏切りだと思わないか?」
「なっ」
「ドミニク様!耳を!」
ドミニクの手を持ち彼の耳へ寄せて塞ぐ。これは、王家崩壊並みの秘密にドミニク様であれ、危険だ。
「ジルベール王太子殿下。今すぐそのお子を離して」
さっきからイレーヌとの子だとか、こいつだとか言うその心理が危うく思えて、赤ん坊を持たせてはいけない精神状態。
「お子?ははっ。だから、この赤子は僕の子じゃなかった。マリシアは他の男とも関係していた。見てくれ、この髪色。瞳の色も」
無理矢理赤子の目を開けようとしている気配に、イレーヌとドミニク様は両腕を持ち動きを封じた以心伝心の一瞬の出来事。
「なにをするんだ?離してくれ?」
まるで、何もしてないじゃないかと言わんばかりの無自覚なのに目が心なしが濃い色をしていて、目の下に隈が薄らある。
「殿下。あなたは心を壊しつつあるのでしょう。赤子に睡眠薬を盛るのも、目をこじ開けようとするのも」
王子の赤子でなかったのは、まあ、そうなるわよねと思う。多分、流れ的にイレーヌが婚約を解消したきっかけになったマリシアとジルベールの関係を持った云々の発端は、おそらくマリシアの杜撰なものなのだろう。
いつから殿下と庶民上がりの娘が出会ったかなど知りたくもないので、報告書を読まずにいたことを少し後悔。
だが、順番はどのみちわかる。王家に保護される前にすでに腹には王家のものではなく、違う血筋のものがあったのだろう。いくらなんでも王家に監視されての不貞は無理なので時系列で見れば自ずと、囲われる前になる。
誰が父親かはわからないが、怪しいからこそ王家はマリシアを婚約者候補にも王妃候補にもしなかった。
辻褄と、王家の今までのなにもしなかった理由が垣間見えるので知らなかった王族は、王太子くらいのものだったかもしれないから生まれた瞬間、自分とは違う血筋を感じ取ったジルベール様は酷く朦朧とし、愕然としたのだ。
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