【完結】モノクロの僕と、色づく夏休み

面倒くさがりで、毎日を退屈に過ごす、ごく普通の小学五年生「松葉皓平」は、暑苦しい夏が特に大嫌いだった。

毎年夏休み恒例行事の、祖父母の家への帰省にウンザリしつつも、親に反発するのも面倒くさく、渋々祖父母の家へ向かうことになった。

ただ、いつもと違うことーー

それは、親の仕事の都合で、一人だけ先に祖父母の家に向かうことになったのだ。

その道中、晧平は電車で、大きな荷物を抱えた不思議な少年と乗り合わせる。

ーー彼は一体、何者なのか?

いつもとは、ちょっぴり違う、少年の不思議な夏が始まるーー
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