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やってみよう。
しおりを挟む何時もよりあたたかさが感じる布団。微睡んでいると……
「さくちゃ!ぉはよ」
「クゥンちゃんおはよう。よく眠れた?」
「うん!」
男の子達はぐっすり眠っていたので、クゥンちゃんと起きて朝の準備をする。クゥンちゃんはミコトを呼び一緒に準備したいようだ。
「みぃちゃ、おぃでぇ」
「あらっ上手ね!」
クゥンちゃんのかお洗い、着替えた後にかみをブラッシングして二つ結びをする。クゥンちゃんはミコトをブラッシングを優しくしてあげていた。
その後は、トイレに行って、オムツも変えた。日本製のオムツ万歳!ゴミは、無限収納内のゴミ箱フォルダに入れるとアイテムと交換される。不思議使用!オムツは新しいオムツに交換される。ごみの量でも交換物が選べるため、しっかり忘れず回収が大事。
部屋に戻るとカイリ君は起きて、リーク君を起こしていた。
「おはようカイリ君、リーク君」
「おはようねぇちゃん、クゥン」
「にぃに、ぉはよ!」
「ん~はょ……すやぁ……」
リーク君は朝が弱いようだ。カイリ君に、顔洗いや着替え、着替えたもの入れを説明した。
リーク君も寝ぼけながら動き出し、顔を洗うとようやく目が覚めた。
「着替え等が終えたら食堂に来てね」
クゥンちゃんには隣の部屋に、おもちゃを用意して遊んでもらっている間に朝食の準備をする。しばらくするとカイリ君達も来た。リーク君はクゥンちゃんと遊んでもらい。
カイリ君に、盛り付けと配膳を手伝ってもらうことにした。
「カイリ君手伝いありがとう。皆ごはんできたよ!ミコトもどうぞ。」
「「はーい」」
『にゃー(お腹すいた)』
ミコトはクゥンちゃんとリークをみまもりをしてくれたから、ちょっとおまけしてあげた。
「食べたら、お馬さんのお世話しに行くよ!その時に、ついでに魔法を見せるからね!」
朝食を、食べた後は皆で片付けを行った。クゥンちゃんとリーク君も出来ることを頑張った。
馬小屋につくと……
ひひんっ
『お腹すきました。主、美味しい水とご飯を頼みます!』
「おはよう、待たせてごめんね。水入れ替えて、ご飯にしようね。その間掃除するね。」
ひひんっ
『分かりました。お願いします。』
動物の言葉も分かるから、すごいなぁ。子ども達も生き物とふれあい、慈しみの心を持って欲しいなぁ……。
「それじゃ、水はあそこに流せば大丈夫。カイリ君出来る?リーク君とクゥンちゃんは、エサ箱に干し草と野菜を入れてくれる?」
「うん、大丈夫。」
「「はーい。」」
カイリ君はすぐに戻ってきた。
「水は普通の水でも良いんだけど、魔力の水の方がミコトもお馬さんも好きみたい。とっても賢いから話しかけながら、優しく世話をしてね。」
その他の注意事項をいい、水の魔法を見せる。
「どの魔法もイメージが大切で、繊細な魔力操作が必要な魔法もあります。この桶に入れる水は大量だど、あちこちびしょびしょになるね?少しずつ水を注ぐイメージですると……」
「わぁすごい!」
「まほー!」
「ねぇちゃんオレも出来る?」
「皆、水と火の属性あったから使えるよ。火の属性魔法は絶対に子どもだけで練習しないようにね!次は生活魔法のクリーンをかけてみるね。普段は魔法は使わず掃除するけど、クリーンの実戦するね。クリーンも同様にきれいになるイメージを頭に浮かべ、魔力を流し〝クリーン〝と唱える。」
綺麗になった様子にさらに、子ども達は驚き喜んでいた。
「お世話も終わったから、次は洗濯ね!洗濯でクリーンの練習してみようか?出来なくても、洗濯の魔道具ですぐ終わるから、大丈夫だよ。」
各自の洗濯するものを持って洗濯場に行くことにした。練習前にトイレや水分補給を促し、練習開始する。
まず魔力を感じるために、手を皆で繋ぎ円になる。私とカイリ君はクゥンちゃんとリークの間に入る。
「皆目を閉じて、私が魔力を少しずつ流すから、あたたかい熱を隣に分けるイメージしてね。手のひらのぬくもりを隣の人へ、はいどーぞ。」
「わぁきたぁ、にぃに、はいどーぞ!」
「うわぁ?これが魔力?はい、リーク。」
「すごいすごい!あたたかいね!はい、ねぇちゃん!」
「皆上手ね!」
手を離して、一人ずつ頭を撫でると、カイリ君は照れていたが、リーク君やクゥンちゃんは喜んでいた。
その後は、スキルの影響かの見込みが早くすぐにクリーンが使え、他の安全な生活魔法や、アイテムボックスの使い方もマスターした。
その頃には昼食にいい時間になった。
昼食後はクゥンちゃんはお昼寝をし、二人は馬の世話と、字の勉強を行った。字は読めたので書くのはすぐにできた。だいぶ慣れてきたので、二人にはは好きな本の書写をしてもらうと好みが別れた。
カイリ君は薬草の本で、リーク君は絵本を選んだ。二人の母親との思いでの本らしく、熱心に文章を書いていた。
二人が頑張っている間にお菓子や夕食の準備をする。
「そろそろクゥンちゃん起きそう」
『(様子見てきますよ。)』
ミコトが代わりに様子を見に行ってくれたので仕上げをして、無限収納に保存した。
ミコトはクゥンちゃんをつれてきて……
「さくちゃ!みこちゃ話した」
「ん?ミコトが話したの?」
「うん!ぉはよって」
ミコトをみると困惑していた。
『(クゥンちゃんは私の話しが分かるようになったみたいなのです。)』
「そっか、お馬さんともお話しできるかもね!」
鑑定で確認すると、スキルに動物語取得と追加されていた。成長の早さに驚く、保育士や幼稚園教諭のスキルにクゥンちゃんの学習スキルの影響にしても……チートだよね。クゥンちゃんにバレないように、内心頭を抱えた。
その後おやつを、食べた後馬小屋に行くと、全員が馬とはなせるようになってました。
この子達が真っ直ぐ育つように、改めて頑張ろうと思います。
応援ありがとうございます!
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