わからせ公国
地球によく似た、何処かとおいとおい星なのか、はたまたよく似た異世界なのか…
ともかく地球によく似た世界の真っ青な海の向こうにある小さな島国の物語。
この世界は何から何まで、それこそ大陸の位置や形、国の数や領土、歴史に至るまで地球とにそっくりなのだが唯一違うところがあった。
こちらで言うところの南太平洋に台風らしきものがあるのだ。
それも全く動くことがなく数千年の間消滅することもない、まるで何かを隠し続けているような雰囲気さえあった。
台風のようなものには400kmほどの空間があり、そこにはアイルランドよりも小さな島が、国があった。
その国の名前はロネリネス公国。
直径130km程度の島国であり、この物語の軸となる存在である。
この国がいつからあったのか、どのような歴史を歩んできたのかは他国の多くの人々は知らなかった。
しかし僅かに、ほんのひと握りではあるがロネリネス公国のことを知る人々がいて、そして共通した印象を持っていた。
それは、世界中の国々が手を組み攻め込もうとしても絶対に攻略ができない、「世界一の圧倒的な科学力、強大な軍事力、膨大な知識」を持ったまさに頂点に立つことができる国である、ということだ。
そんな公国や同盟に喧嘩を売ってきたやつらをわからせる話である。
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