陰間の散花♂は大店の旦那に溺愛される【江戸風ファンタジー】

江戸時代風の上方の花街に陰間茶屋がありまして。屋号は『蔦屋』。春を売る陰間たちが男客の指名を待っている。

蕾める花(11〜14歳)
盛りの花(15〜18歳)
散る花 (19〜22歳)

そこにおります散花さん(琴風)は、陰間界隈では年増の22歳。陰間茶屋で最年長の琴風は、皆から『散花さん』と呼ばれるように。

引退目前の散花の元に、水揚げの話が舞い込む。相手は『桔梗屋』の若旦那。散花の姉で遊女の『菊乃』を水揚げ直前に亡くした呉服屋の旦那が、弟の散花を代わりに水揚げするという。

どうする、散花?

☆散花シリーズ

和風ファンタジーの設定のみ共通です。
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