快と不快の溶ける味

かつて受けた呪いにより、私は随分と前から死期が近いと悟っていた。
だからこそ、私は私自身の生を謳歌しようと日々懸命に生きている。
しかし呪いは段々と私の全てを蝕んでいく。
だって呪いは誰よりも、何よりも、常に私のそばにいるのだから。
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