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私はラバジェ伯爵家の長女ソフィ。私の婚約者のクランシー・ブリス侯爵子息は、今日もココ・バークレー男爵令嬢を夜会でエスコートする。儚げな風貌のココは金髪で、瞳は淡いブルーだ。その透明感あふれる瞳は、天使のように清らかで無邪気に見える。肌は雪のように白くて、華奢な体つきは繊細で、優美な曲線を描いていた。
私は黒髪にグレーの瞳で、骨格はしっかりしていて、けっして華奢ではない。肌も庭師と一緒に庭園の手入れをするのが好きで、こんがりと日に焼けていた。お母様からは何度も注意されたけれど、花が好きだし土いじりは楽しい。そんなわけで、私とココの容姿は対照的だった。
私はいつものように一歳年上のお兄様にエスコートされている。ココがクランシー様と一緒にいたいと希望し、それをクランシー様が快く受け入れたからよ。ココのお願いが叶えられなかったことは滅多にない。お兄様も私の両親もココには優しい。彼女は特別なのよ。
「ココは病弱で可哀想な子なのよ。だからソフィが我慢してあげなさい。」
お母様はそうおっしゃったし、お父様もお兄様も同じ意見だ。
☆彡 ★彡
その日の二人の装いは、まるで婚約者同士に見えた。二人ともブルーで統一していたし、その二人の瞳色はブルーだから。ココのドレスはクランシー様と同じ瞳色、クランシー様のドレスシャツもココの瞳色と同じというわけよ。ちなみに、クランシー様の髪色も金髪だ。
「なぜ、あの二人がお揃いなの? 私がクランシー様から贈られたドレスはモスグリーンなのに」
「よく見なさい。ブリス侯爵子息のポケットチーフはモスグリーンよ。ソフィとお揃いでしょう?」
お母様が私をそう窘めた。胸のあたりにほんの少し覗いているポケットチーフは全然目立たないし、とても私とお揃いになっているように見えない。
「ブルーが流行っているからたまたまだろう? そんなに細かいことまで気にするな。本当に神経質だな。それから、もっと楽しそうにしなさい。さっきから辛気くさい顔でいるから、話しかけてくる友人もいないじゃないか? 今回も壁の花でいる気なのか? 全く情けない」
お父様は迷惑そうに顔を顰めた。
私は神経質で情けない人間なの? 心がざわめく光景を目の前にしても、楽しんでいるふりをしなければいけないの?
クランシー様に抱かれて踊る、ココの幸せそうな微笑みが私の心を抉る。私はクランシー様を奪われた気持ちになってしまう。こんな気持ちなのに、ココのようにあどけなく微笑んでなんていられない。
「まぁ、ご覧になって。また、ソフィ・ラバジェ伯爵令嬢は、お兄様のラバジェ伯爵子息にエスコートされて夜会に参加なさるのね」
「ラバジェ伯爵令嬢には、なにか問題があるのかしら? ブリス侯爵子息に嫌われることでもしたのかしらね。でなければ、このようにあからさまに、別の方をエスコートなさらないでしょう?」
「確かにその通りね! ラバジェ伯爵家が抗議をしないということは、あのようなことをされても当然なことをしたのかも。いったい、なにをしでかしたのかしら?」
私はそのように噂されて好奇の目に晒された。
「人の噂など、気にすることはない」
私の家族はいつものようにそう言った。
なぜ、そのようなことが言えるの? 面白おかしく噂されているのは私なのよ? 私はパーティ会場で、恥ずかしさと惨めさから堂々と顔をあげることもできない。下を向いて、なるべく悪意の視線から逃れようとしていた。
「ソフィ、もっと姿勢を正しなさい。従姉妹のココをご覧なさい。すっと背筋が伸びて、まっすぐ顔を前に向けているでしょう。本当に可愛いわ。なんて愛らしいのでしょう」
お母様はそのようにおっしゃる。
なぜ、ココと比べるの?
「全くだ。ただでさえ暗く見える黒髪とグレーの瞳なのだから、機嫌良く笑っていなさい」
お父様は私の容姿を貶めるように注意をした。
私は婚約者をココに独占されているのに、笑っていなければならないの?
「ねぇ、ソフィ。僕達の従姉妹のココは、本当に天使のように愛らしいよね?」
お兄様は、にっこりと満足そうに微笑んだ。
「えぇ、本当にそうですわね。お兄様」
私が返事をするまでしつこく聞いてくるお兄様は、きっとココが好きなのだろうと思う。パーティ会場のシャンデリアに照らされた金髪がキラキラ輝き、頬をピンクに染めて楽しそうに微笑むココが、綺麗に見えないわけがない。彼女の周りは愛に満ちているのだから。
「あの二人は多分恋人同士なのね。きっと、ソフィ様が無理矢理二人の間に割り込んだのかもしれないわね」
「まぁ。ということは、あの二人は愛し合っているのに、ソフィ様のせいで一緒になれないのね?」
ヒソヒソと妄想の物語を紡いでいく、噂好きの夫人達の声で気分が悪くなっていく。
クランシー様とココはその噂を本当にする勢いで、お互いが見つめ合い柔らかく微笑み合った。パーティ会場に音楽が流れると、クランシー様はココの手をとって踊りだす。まるで彼らは婚約者同士かのように、ダンスが終わっても堂々とぴったり寄り添いながら会話を続けた。
クランシー様は、実はダンスが苦手だ。ココみたいに優雅に踊れない。それでも楽しそうに踊るのは、ココへの愛情があるからだろう。ココもクランシー様のぎこちないステップに合わせて、ニコニコと優しく微笑みながらフォローする。
「ねぇ、クランシー。次の曲も一緒に踊りましょう?」
ココはふわりとした金髪の巻き毛を揺らしながらクランシー様を誘う。
「ああ、もちろんだよ」
そんな会話が聞こえてきて、私はすっかり落ち込む。ココはいつの間にか、私の婚約者であるクランシー様を呼び捨てにしていた。それを咎めもしないクランシー様が信じられない。ココの母親であるバークレー男爵夫人は、私のお母様の妹で、姉妹仲がとても良い。和やかに談笑しているお母様達は、目を細めてココ達をみていた。
お兄様に、ココとクランシー様のダンスをできるだけ見えない位置で踊らせてもらいたい、と言うとあからさまに軽蔑の表情を浮かべる。
「まだいじけているのか? くよくよと、みっともないぞ! あの二人はダンスを踊っているだけじゃないか? おかしなことを考える者の心が汚れているだけさ。ソフィは健康だけれどココは体が弱い。ココを皆で守ってあげなければ可哀想だろう?」
お兄様は、そんなふうにココを庇護するけれど、その優しさが私に向けられたことはない。
「えぇ、そうですよね」
ココと違って、私は強くならなければならない。家族の重荷にならないように……。心を強くしなければ……。
私は化粧室に行くふりをして、こっそりとパーティ会場を離れた。パーティ会場から少し離れた中庭に、逃げ込むように駆けていく。
私はこの世界から逃げたい!
☆彡 ★彡
今日は私の誕生日だけれど朝からバタバタと、バークレー男爵家に両親も兄も出かけようとしていた。
「また、ココの具合が悪いのですって。ちょっと、様子を見てくるわね。今日はソフィのお誕生日だけれど、コックには用意をさせているから、いつものように一人で食べなさい」
ココは毎年私の誕生日に体調を崩し、そのたびに私の家族はバークレー男爵家に行ってしまう。
夜になっても帰って来ず、私は侍女に用意して貰った特別なドレスを着て、コックが作ってくれたお誕生日の料理を独りぼっちで食べる。
・・・大丈夫よ・・・こんなことは慣れている。
給仕のメイドだけがいる広い食堂に取り残されて、独りぼっちで食べる夕食は少しも美味しくなかった。食事を終えて部屋に戻った私は、ソファにうずくまって両足を抱えた。
「私は平気よ・・・」
呟いた言葉は誰にも聞かれることもないままに闇夜に消えていく。
☆彡 ★彡
翌日、ココはけろっとした顔でラバジェ伯爵家にお母様達とやってきた。お母様達は昨夜、帰宅しなかったのよ。
「そうだ。せっかくだから、今からソフィのお誕生日会をしましょうよ」
昨日まで高熱があったというココの顔色は健康そのものだ。
「まぁ、それは良い思いつきね」
「ココは病み上がりなのに、それを思いつくなんて偉いぞ」
バークレー男爵夫妻までが一緒に来ていて、愛娘のココを褒め称えた。
「でも、ソフィのお誕生日は昨夜済んでいますのよ。ソフィの好物ばかりを作らせたし、プレゼントもすでに渡してあります」
「だったら。伯母様。今日は私の好きなメニューにしていただけませんか?」
ココは甘えた声を出し、お母様はにこりと微笑んだ。
「そうね。病み上がりだというのにソフィに謝りたいと来てくれた、優しいココの好きなメニューにしましょう」
お母様はそうおっしゃった。
「ソフィ、昨日は私のせいでお誕生日が台無しになって本当にごめんなさい。だから今日は一緒にお祝いしてあげるわ。ところで、お誕生日のプレゼントはなにをもらったの? 見せてよ」
ココは私にそうねだったのだった。
私は黒髪にグレーの瞳で、骨格はしっかりしていて、けっして華奢ではない。肌も庭師と一緒に庭園の手入れをするのが好きで、こんがりと日に焼けていた。お母様からは何度も注意されたけれど、花が好きだし土いじりは楽しい。そんなわけで、私とココの容姿は対照的だった。
私はいつものように一歳年上のお兄様にエスコートされている。ココがクランシー様と一緒にいたいと希望し、それをクランシー様が快く受け入れたからよ。ココのお願いが叶えられなかったことは滅多にない。お兄様も私の両親もココには優しい。彼女は特別なのよ。
「ココは病弱で可哀想な子なのよ。だからソフィが我慢してあげなさい。」
お母様はそうおっしゃったし、お父様もお兄様も同じ意見だ。
☆彡 ★彡
その日の二人の装いは、まるで婚約者同士に見えた。二人ともブルーで統一していたし、その二人の瞳色はブルーだから。ココのドレスはクランシー様と同じ瞳色、クランシー様のドレスシャツもココの瞳色と同じというわけよ。ちなみに、クランシー様の髪色も金髪だ。
「なぜ、あの二人がお揃いなの? 私がクランシー様から贈られたドレスはモスグリーンなのに」
「よく見なさい。ブリス侯爵子息のポケットチーフはモスグリーンよ。ソフィとお揃いでしょう?」
お母様が私をそう窘めた。胸のあたりにほんの少し覗いているポケットチーフは全然目立たないし、とても私とお揃いになっているように見えない。
「ブルーが流行っているからたまたまだろう? そんなに細かいことまで気にするな。本当に神経質だな。それから、もっと楽しそうにしなさい。さっきから辛気くさい顔でいるから、話しかけてくる友人もいないじゃないか? 今回も壁の花でいる気なのか? 全く情けない」
お父様は迷惑そうに顔を顰めた。
私は神経質で情けない人間なの? 心がざわめく光景を目の前にしても、楽しんでいるふりをしなければいけないの?
クランシー様に抱かれて踊る、ココの幸せそうな微笑みが私の心を抉る。私はクランシー様を奪われた気持ちになってしまう。こんな気持ちなのに、ココのようにあどけなく微笑んでなんていられない。
「まぁ、ご覧になって。また、ソフィ・ラバジェ伯爵令嬢は、お兄様のラバジェ伯爵子息にエスコートされて夜会に参加なさるのね」
「ラバジェ伯爵令嬢には、なにか問題があるのかしら? ブリス侯爵子息に嫌われることでもしたのかしらね。でなければ、このようにあからさまに、別の方をエスコートなさらないでしょう?」
「確かにその通りね! ラバジェ伯爵家が抗議をしないということは、あのようなことをされても当然なことをしたのかも。いったい、なにをしでかしたのかしら?」
私はそのように噂されて好奇の目に晒された。
「人の噂など、気にすることはない」
私の家族はいつものようにそう言った。
なぜ、そのようなことが言えるの? 面白おかしく噂されているのは私なのよ? 私はパーティ会場で、恥ずかしさと惨めさから堂々と顔をあげることもできない。下を向いて、なるべく悪意の視線から逃れようとしていた。
「ソフィ、もっと姿勢を正しなさい。従姉妹のココをご覧なさい。すっと背筋が伸びて、まっすぐ顔を前に向けているでしょう。本当に可愛いわ。なんて愛らしいのでしょう」
お母様はそのようにおっしゃる。
なぜ、ココと比べるの?
「全くだ。ただでさえ暗く見える黒髪とグレーの瞳なのだから、機嫌良く笑っていなさい」
お父様は私の容姿を貶めるように注意をした。
私は婚約者をココに独占されているのに、笑っていなければならないの?
「ねぇ、ソフィ。僕達の従姉妹のココは、本当に天使のように愛らしいよね?」
お兄様は、にっこりと満足そうに微笑んだ。
「えぇ、本当にそうですわね。お兄様」
私が返事をするまでしつこく聞いてくるお兄様は、きっとココが好きなのだろうと思う。パーティ会場のシャンデリアに照らされた金髪がキラキラ輝き、頬をピンクに染めて楽しそうに微笑むココが、綺麗に見えないわけがない。彼女の周りは愛に満ちているのだから。
「あの二人は多分恋人同士なのね。きっと、ソフィ様が無理矢理二人の間に割り込んだのかもしれないわね」
「まぁ。ということは、あの二人は愛し合っているのに、ソフィ様のせいで一緒になれないのね?」
ヒソヒソと妄想の物語を紡いでいく、噂好きの夫人達の声で気分が悪くなっていく。
クランシー様とココはその噂を本当にする勢いで、お互いが見つめ合い柔らかく微笑み合った。パーティ会場に音楽が流れると、クランシー様はココの手をとって踊りだす。まるで彼らは婚約者同士かのように、ダンスが終わっても堂々とぴったり寄り添いながら会話を続けた。
クランシー様は、実はダンスが苦手だ。ココみたいに優雅に踊れない。それでも楽しそうに踊るのは、ココへの愛情があるからだろう。ココもクランシー様のぎこちないステップに合わせて、ニコニコと優しく微笑みながらフォローする。
「ねぇ、クランシー。次の曲も一緒に踊りましょう?」
ココはふわりとした金髪の巻き毛を揺らしながらクランシー様を誘う。
「ああ、もちろんだよ」
そんな会話が聞こえてきて、私はすっかり落ち込む。ココはいつの間にか、私の婚約者であるクランシー様を呼び捨てにしていた。それを咎めもしないクランシー様が信じられない。ココの母親であるバークレー男爵夫人は、私のお母様の妹で、姉妹仲がとても良い。和やかに談笑しているお母様達は、目を細めてココ達をみていた。
お兄様に、ココとクランシー様のダンスをできるだけ見えない位置で踊らせてもらいたい、と言うとあからさまに軽蔑の表情を浮かべる。
「まだいじけているのか? くよくよと、みっともないぞ! あの二人はダンスを踊っているだけじゃないか? おかしなことを考える者の心が汚れているだけさ。ソフィは健康だけれどココは体が弱い。ココを皆で守ってあげなければ可哀想だろう?」
お兄様は、そんなふうにココを庇護するけれど、その優しさが私に向けられたことはない。
「えぇ、そうですよね」
ココと違って、私は強くならなければならない。家族の重荷にならないように……。心を強くしなければ……。
私は化粧室に行くふりをして、こっそりとパーティ会場を離れた。パーティ会場から少し離れた中庭に、逃げ込むように駆けていく。
私はこの世界から逃げたい!
☆彡 ★彡
今日は私の誕生日だけれど朝からバタバタと、バークレー男爵家に両親も兄も出かけようとしていた。
「また、ココの具合が悪いのですって。ちょっと、様子を見てくるわね。今日はソフィのお誕生日だけれど、コックには用意をさせているから、いつものように一人で食べなさい」
ココは毎年私の誕生日に体調を崩し、そのたびに私の家族はバークレー男爵家に行ってしまう。
夜になっても帰って来ず、私は侍女に用意して貰った特別なドレスを着て、コックが作ってくれたお誕生日の料理を独りぼっちで食べる。
・・・大丈夫よ・・・こんなことは慣れている。
給仕のメイドだけがいる広い食堂に取り残されて、独りぼっちで食べる夕食は少しも美味しくなかった。食事を終えて部屋に戻った私は、ソファにうずくまって両足を抱えた。
「私は平気よ・・・」
呟いた言葉は誰にも聞かれることもないままに闇夜に消えていく。
☆彡 ★彡
翌日、ココはけろっとした顔でラバジェ伯爵家にお母様達とやってきた。お母様達は昨夜、帰宅しなかったのよ。
「そうだ。せっかくだから、今からソフィのお誕生日会をしましょうよ」
昨日まで高熱があったというココの顔色は健康そのものだ。
「まぁ、それは良い思いつきね」
「ココは病み上がりなのに、それを思いつくなんて偉いぞ」
バークレー男爵夫妻までが一緒に来ていて、愛娘のココを褒め称えた。
「でも、ソフィのお誕生日は昨夜済んでいますのよ。ソフィの好物ばかりを作らせたし、プレゼントもすでに渡してあります」
「だったら。伯母様。今日は私の好きなメニューにしていただけませんか?」
ココは甘えた声を出し、お母様はにこりと微笑んだ。
「そうね。病み上がりだというのにソフィに謝りたいと来てくれた、優しいココの好きなメニューにしましょう」
お母様はそうおっしゃった。
「ソフィ、昨日は私のせいでお誕生日が台無しになって本当にごめんなさい。だから今日は一緒にお祝いしてあげるわ。ところで、お誕生日のプレゼントはなにをもらったの? 見せてよ」
ココは私にそうねだったのだった。
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2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
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1ページの文字数は少な目です。
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