世界の果てで、君との堕落恋愛。

「目の前にいるおれと、テレビの中にいるおれ。
お前はどっちを信じる?」

これはきっと、狂気なんていう
生ヌルいものじゃない。

本能的に、体が彼を求めて、縋って、
ずぶずぶの泥沼の中へ誘われていく。

……わたしは一体、どこで間違いを犯したの?


菅生 玲衣
すごう れい

20歳

表の顔▷超人気俳優
裏の顔▶極悪な支配者



表の顔▷超地味子
裏の顔▶売れっ子読モ

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刀利 涼香
とうり りょうか


「達観してんじゃねぇ。世の中そんなに甘くないんだよ。……それじゃあ何も、変えられねぇよ」

最初はあなたのことが鬱陶しかった。
でも、同時にその真っ直ぐな生き方を羨ましく思った。

「涼香、おれがお前の世界を変えてやる。だから、おれの背中、目逸らさずちゃんと見てろよ」

その笑顔が、真夏の太陽のように煌めいて、溶けていく。

「これは間違いじゃない。
おれたちは、過ちを犯してなんかいない」

痺れるくらいに甘い熱が体の奥深くを刺激する中
今夜もまた、禁断の時間が幕を開ける

✕✕✕

「れい…っくん、もう、やめて」
「あー、かわいい。こんなんでぐちゃぐちゃになっちゃって。もっとおれを求めて、縋り倒してよ……涼香」

──涼香だけは、おれから離れていったりしないで。
悲しげな瞳でわたしを見つめるのは、一体なぜ?

2人の恋路は、波乱万丈。

恋愛禁止なんて、そんなもんもうどうだっていいんだよ。
おれはそれだけ、お前が大事で大切なんだ。


 ❏
.
 。

それはまるで、夢中になって心を奪われる、
惑溺のような恋だった。

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