メサイアの灯火

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神世への追憶編

第二次エルヴスヘイム事件11(アウディミアの魔手と蒼太の危惧)

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 エルヴスヘイムでの一ヶ月(大体4週間)は現実世界での凡(およ)そ4日間に相当します(彼方(あちら)での1週間が此方(こちら)の1日だと考えていただけると有り難いです)。

 ちなみに今まで物語は所謂(いわゆる)“静”のパートでしたが次回からは“動”に移ります(事態が一気に動きます)←あまり色々書いてしまいますと“ネタバレ”になってしまいますのでここでは控えさせていただきます(詳しくは次回以降の話を御覧下さい)。
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「感じるでしょ?ノエルさんにレアンドロも。さっきまで話していた街の人達を思い浮かべて彼等に意識を向けてみて下さい、そうすると自分の感覚というか、波動が本人達の中にまで浸透して行くのが解る筈です。それは貴女達が街の人達に受け入れられている証拠なんです、これが嫌がられている相手や気が合わない相手なんかだと途中で感覚が遮断されるか、意識や波動が跳ね返されて来るんですよ・・・!!!」

「解るわ、ソー君。私達の意思と言うか“自分自身”とでも言うのかな?とにかく意識を街の人達に向けても大半の人達からはキチンと受け止めてもらえているのを感じるし、拒絶されたり撥ね除けされたりとか言ったモノは返って来ないもの!!!」

「本当に、蒼太の言う通りだね。僕も何となく解るようになって来たけど、なるほど。“感覚”ってこうやって使うんだね!!?」

 二人の言葉に“そうだよ?”と蒼太は漸くにして少しだけ、ホッとした表情で頷いて見せた、“丹田を使った呼吸法”を行って“心中”を活性化させ、更には脳自体の“無意識的活動領域”を目覚めさせる事に成功したノエルとレアンドロの二人は今現在、その次のステップである“見えない世界への入り口”に佇んでいた、蒼太はここで二人に先ずは一種の“初歩的な霊感”を獲得させるべく“意識の向け方”や“感覚の使い方”等をレクチャーしていたのである。

 その一つが“好悪の情”を利用する方法を取る事であったがこの人物や事象に対する肯定や否定の感情は、人間の中でも取り分け大きなウェイトを占めているモノであり、それは即ち発する波動がデカい事を意味していた。

 青年はだから、それを利用する事でノエル達の感性をより際立たせ、更には自分達への人々の目に対しての鋭敏さを充足させようとしていたのであった。

 ハッキリと言って二人はそれでも、まだまだ戦闘に立たせる事はおろか、まだ“占い師家業”に値する能力すらも持ち合わせてはいないであろう事は想像に難くないがしかし、それでも。

「蒼太よ、どうかお願いします。この二人に“真理”を教えて能力の扱い方のレクチャーしてあげて下さい。そうすれば彼女達は必ずや自分自身もさる事ながら、お互いの絆をも守り抜く事が出来るでしょうから・・・!!!」

「・・・・・」

 “聖大老フォルジュナ”のたっての願いを、蒼太は無下にする事が出来なかった、だからこそ“アイリスベルグ”を出立してからの三ヶ月近く、時にはメリアリア達の手も借りながら彼女達と交代交代、殆ど付きっ切りでノエルとレアンドロの能力開発の手助けをして来たのである。

 この間、蒼太達一行は幾つもの街や山川を越えたり、また或いは迂回をしたりしてただひたすらに“アウディミア”の潜むと言われる“極北星下の禁足地”を目指して果てしない旅を続けていた、一ヶ月と半月を過ぎる頃になると気温が段々と寒冷の一途を辿ると同時に、まるでそれに比例するかのようにして徐々に襲撃してくる魔物達の数も増えて、更に言うならその種類も狂暴化、強大化して行った、最初の頃の初歩的で小動物的な面々は何処へやら、代わってゴブリンやオークの成体に巨大なトロル、ガーゴイル等が次から次へと息つく間もなく連続攻撃を、それも地上や空中から一斉に仕掛けて来る様になっていたのだ、それを。

 蒼太達はノエル達を中心とした円陣を組んだり、また或いは彼等を後方に置いた“魚鱗陣”を形作って対抗し、一歩も引かずに応戦した、飛び交う怒号、飛翔する毒矢、自らの頭上目掛けて振り下ろされてくる怨敵の血と泥に塗れた邪なる剣ー。

 それらを蒼太達は悉く払い除け、或いは打ち落とつつ躱しては鋭く容赦ない反撃を行ってモンスター共を突き刺し、切り上げ、薙ぎ倒して行く。

 蒼太は“白き導き手の杖”と聖剣“ナレク・アレスフィア”との二刀流を用い、メリアリアは“ミスリルの聖鞭”に“光炎魔法”を纏わせつつ吶喊し、オリヴィアもまた“ミスリルの片刃長剣”に自らの最も得意とする“パルサー呪文”を吸着させて攻撃を繰り出し続けて行ったのである、その一方で。

「青き星々の聖なる調べよ、我が手に集いて力となれ・・・!!!」

 アウロラはアウロラで後方に下がりつつ、夫を始めとして戦友達に強力な“補助強化の術式”を重ね掛けして大幅なバフを施して行った、仮に彼等が突破されたとしても第二陣として義父であるダーヴィデ達が手薬煉(てぐすね)引いて待ち構えていた為に、魔物の群れは結局は一歩たりとも最後尾にいたノエル達に近付くことが出来なかったのだ。

「・・・・・っ。ふうぅぅっ!!!」

「はあはあ・・・っ。今回も、粗方片付いたわね・・・!!!」

「はあっ、はあ・・・っ!!!で、ですけど最近。モンスターの皆さん、なにやら力が増して来ていませんか?今まではこれ程苦労せずとも打ち勝つ事が出来ていましたけれども・・・っ!!!」

「はあはあ・・・っ。うん、それは間違い無く感じるな。まあ流石に一ヶ月近く北上を続けて来たから、そろそろ奴らのアジトも近いのだろう・・・!!!」

 花嫁達の話を“残心”を解きつつ聞いていた蒼太は“確かに”と自身でも心の中で頷いていた、ちなみに今日一日だけで襲撃は10回近くを数えており塵芥へと還元させて来た魔物共の数は30000匹を超えていた、流石にこれではいかに蒼太やメリアリア達と言えども些か以上に消耗を余儀なくされてしまう。

「・・・・・」

(このまま行けば、最後はジリ貧になって押し潰されてしまうかも知れない。そうならない様に今日はもう、休むべきだな・・・!!!)

 “それに”と蒼太が尚も考えるがこの所、彼は特にノエルの事でどうにも気になる事があった、何かと言えばそれは決して上手く言葉に出来ないのであるモノの、要はするにあの旅立ちの日の前々日に感じた“漠然とした不安”が再燃して来ているのであって、このまま行けばノエルやレアンドロの身に何か起きてしまいそうな気がしてどうしようも無いのである。

(・・・解らないな。なんでノエルさんなんだろう?いいや、でもやっぱり相手からすれば狙いやすいのだろうな。何しろ戦う手段なんか何も持っていない上に、霊力だけはバカに高いんだから・・・!!!)

 そう思い立って蒼太はチラリとノエルを見やるがあの日、フォルジュナに初めて面会した彼女はその婚約者のレアンドロ共々その場で“眠り秘めたる力”を半ば無理矢理に呼び覚まされると同時に専用の装備品まで与えられて、一介の兵士よろしくこの旅に同行させられた次第であった。

 ちなみに古来より神通力のある神官や宮司、はたまた霊力の高い修験者や巫女と言うのは魔物共を打ち払う力を有していると同時に連中の格好の餌でもあってだから、所謂(いわゆる)“退魔業”の途中で力尽きたり失敗したりすると最後は必ずや捕らえられて食い殺されてしまう運命が待っていたのだ。

(魔物達は霊力の高い人間には極めて敏感に反応するからな。まあ今のノエルさん達は“霊力”はあっても“抵抗力”が無い、連中にとっては紛れもない御馳走そのもの、と言う訳だけれども・・・。しかしだとしたならますますもってどうにも解せないな、どうしてフォルジュナ様はノエルさん達を旅に連れて行け、等と言ったのだろうか?言い方が悪いけれども、このままじゃただの“足手纏い”に過ぎない上に、本人達にとっても危うい事の連続ばかりで大変なのに・・・!!!)

「・・・ねぇソー君。ソー君てば!!!」

「・・・・・っ。どうしたんですか?ノエルさん」

「もうぅっ。人の話を聞いていなかったのねぇ~っ(`Д´)(`Д´)(`Д´)」

 そこまで思考が及んだ際に、更に自身の中へと埋没して行こうとしていた蒼太は、その直前にノエルの声でハッと我へと帰るが見ると彼の側にはメリアリア達花嫁の姿もあって、心配そうな面持ちで夫を見詰めていた。

「ソー君に相談したい事があって話しているのに・・・。声が届いていないんじゃあどうしようも無いじゃないのぉ~っp(`Д´)qp(`Д´)qp(`Д´)q」

「ご、ごめんなさいノエルさん。ごめんてば・・・」

 と、散々擦った揉んだの挙げ句にノエルは不意に神妙な面持ちとなってシュンとなり、ポツリポツリと話を始めた。

「私ね?ソー君。最近、て言うかこの旅を始めた時から何となく不安があったんだ~・・・っ(・ω・)(・ω・)」

「不安・・・。どんな不安なのですか?」

「それが良く解らないんだぁ~っ( ̄。 ̄;)( ̄。 ̄;)( ̄。 ̄;)でもねでもね?何だかこのままじゃあ皆と一緒にいられなくなっちゃうんじゃないかって最近、思うようになったのよぉ~っ(;¬_¬)(;¬_¬)(;¬_¬)」

「・・・・・」

「ソー君的な言い方をすると“そう感じる”って言うのかな?とにかく未来に意識を向けるとそんな感覚というか、イメージが湧いて来るのぉ~っ( ・_・)( ・_・)( ・_・)」

「ノ、ノエル。そんな事は・・・っ!!!」

 するとそれを聞いていたレアンドロが見る間に硬い顔付きとなってノエルに近付いて行く。

「そんなバカな事、起こるわけ無いよ。だって蒼太達はこんなに強いし、現に何度だって僕達を守ってくれているじゃないか。君の心配し過ぎだろうさ!!!」

 “そうだろ?蒼太!!!”と自身へと向き直って尚も縋り付くかのような視線を向けて来るレアンドロに対して蒼太はしかし、咄嗟に“ああ、勿論だとも!!!”と言う事が出来なかった、彼も彼でノエルとレアンドロの行く末に一抹の不安を感じており、ここに来てそれが何重にも胸を過(よぎ)って離れないようになってしまっていた為である。

「一応、大丈夫だと思うけど・・・。だけどやっぱり用心に越した事は無いね、これはノエルさんだけじゃ無くてレアンドロにも当て嵌まる事だけれども、君達二人は奴らにとってはこの上ない程に貴重で霊験あらたかな“御馳走”に過ぎないんだからね?それに第一、敵の本拠地がそろそろ近い筈なんだ。相手の、特に“アウディミア”の波動をしっかりと確かに感じられるようになってきたから。・・・だけど」

 “問題は”と蒼太が続けた、“それが何処から来るのかがイマイチ、ピンと来ない事なんだよね”とそう言って。

「何だか場所をボカされている感じがするんだ。多分奴らの魔術か何かだと思うんだけど・・・」

「自分の居場所を誤魔化す為の魔術、と言うわけね・・・?」

 するとそれまで蒼太の側で沈黙を貫き通して来たメリアリアが口を開いて言葉を紡ぐ。

「“セラフィム”にいた頃に授業で習ったわ?黒魔術の中には己の正体を闇に溶かし込む事で、その本質を掴まれない様にする呪(まじな)いがあるって。それをアウディミアも用いているんじゃ無いかしら!!!」

「己の正体を闇に溶かし込むって確か、黒魔術の中でもかなり上級のお呪(まじな)いでしたわよね?アウディミア程の呪術師がそんなのを使っているのだとすれば、流石の蒼太さんでもそう簡単には居場所を特定することは困難だと思います!!!」

「くそっ。忌々しい魔女だな、大勢のエルフ達を苦しめておきながら、その上まだ此方(こちら)に手を焼かせるとは。居場所さえ判明すれば乗り込んで行って、さっさと叩き切ってやるのに!!!」

「・・・・・」

 息巻く花嫁達を見詰めつつも、蒼太は尚も意識を集中させて敵の居場所を探って見たが、中々どうして、その点在地が絞り込めずにいたのだ。

「・・・・・」

(アウディミアめ、どうやら本拠地で“何か”をやっているな?それで此方に踏み込まれたら困るから、敢えて居場所を解りづらくさせているのだろうけれど・・・。だけどそんな事を幾らしても無駄だぞ?“神人化”する事が出来れば“波動探査”を行って、一発で居場所を特定する事が出来る・・・!!!)

 “ただし”と蒼太は思った、“出来れば神人化はギリギリまで使いたくない”と、それと言うのは。

 彼が今一番、危惧しているのは自分達の戦法や癖、動きのリズムやパターンと言ったモノがアウディミアを通してゾルデニール側にまで伝わってしまう事であった、現に今日までの戦闘で最初は楽勝だったモンスター共の群れは徐々に此方のレベルに合わせようとするかのように強化されて来ていたのであり、まだまだ余裕があるとは言えどもそれでも、“油断ならない戦い”が打ち続いていたのである。

 これは取りも直さず此方の手の内や力量と言ったモノを向こう側が研究して来ている証拠であってこれ以上、グズグズとしていては自分達の戦力が丸裸にされてしまう可能性すらあったのだ。

 そう言う事も相俟ってだから、蒼太は表面上は涼しい顔を見せていたモノのその実、内面では苦しい戦いを強いられていたのであり、それが皆に伝播しないようにと配慮し続けていた、と言う次第であった、しかし。

(だけど一応・・・。メリー達には後で伝えておくか、何か良い知恵を借りられるかも知れないし。それになんていうか、妻達にはもう少し、責任を共有する、と言う事をしてもらっても許されるんじゃないかとも思うしね・・・!!!)

 そう思い立つと蒼太は早速、メリー達を呼び寄せてそして。

 彼女達にも自身の感じた事や考えを具(つぶさ)に語って聞かせ、それに付いての発言を求めて行くと同時に今後の事に付いての話し合いを持つ事にしたのであった。
ーーーーーーーーーーーーーー
 読者の皆様方こんにちは、ハイパーキャノンと申します。

 いつもいつも小説を読んで下さいまして誠に有り難う御座います、大変感謝しております。

 今日はちょっと怖い話を皆様方にさせていただこうと思いまして、こうして出しゃばらせていただきました、どうか最後までお付き合い下さいませ(話自体はそんなに長くはありませんが)。

 皆様方には話の途中で“高い霊力を持った修験者や巫女と言うのは魔物達の脅威にもなるが格好の餌にもなる”と言う一文があった事を思い返していただきたいと存じますが実際の魔物と言うのは皆様方が考えている様な、生易しい存在等では決して御座いません(よくある“薄い本”やエッチなゲームの影響等で勘違いしている方も多いのではないか、と思われますが)。

 ハッキリと申し上げさせていただきまして、実際の連中は物凄く狂暴かつ横暴、そして理不尽であり卑怯卑劣な存在です(大雑把に言ってしまえば彼等は人間等は“餌”や“家畜”、或いは“食べる事の出来る玩具”としか思っていないのです)。

 だから例えば同人誌やよくある下品なゲームの様に“巫女や退魔士を捕まえて来て無理矢理に犯し、屈服させて自分の花嫁にする”等というストーリーは所詮は真実の恐ろしさ、或いは悍(おぞ)ましさを知りもしない同人作家さん達の、創作物の夢物語に過ぎないと言う事です(第一、これは前にも書かせていただきましたが本物の勇気と正義感とを併せ持ち、尚且つ高い霊力を備えている人と言うのは男女問わずに間違っても連中に屈服などしません。彼等の恐喝や誘惑を撥ね除けた上で、何があっても最後の最後でちゃんと自分自身を保つ事が出来るようになっているからです)。

 彼等はそもそも“愛”を知りません(愛を完全に捨て去ったり、見失ったりした存在の成れの果てが魔物なのです)、だから人間の様な“可愛い”、“愛しい”、“大事にしたい”と言う感情(もっと言ってしまえば愛情)、感性を元来、持ち合わせてはいないのです。

 では彼等にあるモノはなんなのか、と言えばそれは果てしなき“支配欲”や汚らわしい“獣欲”です、“美しいモノ”や“珍しいモノ”、“美味そうなモノ”は手に入れて側に置いておきたい。

 そうやって“己の力を誇示したい”、“自分で自分を鼓舞したい”、また或いは“自分のモノだと言う証を刻み込んで徹底的に嬲ってやりたい”、何処まで行ってもただそれだけです(そうやって自分の支配欲や獣欲を満足させては悦に浸る事だけが唯一の楽しみの様な連中なのです←で、やがて飽きが来たら即ち、完全に用済みになれば最終的には食事にする、要するに“食い殺す”のです)。

 その証拠に“魔物”や“鬼”と呼ばれる存在が女性や子供達を掠(さら)って行った、と言う話は我が国日本にも各地で残されていますがその大半がどうなったのか、皆様方は知っていますか?←断っておきますが彼等の花嫁となって幸せに暮らしたのではありません、散々に嬲られ、いたぶられた後で最終的には皆、食い殺されて死んで行ったのです(だから当時の神官や僧侶、或いは修験者や陰陽師、そして巫女達が“このままではいけない”と言って命懸けの戦いを挑んでその末に連中を打ち破り、滅したり調伏したり、または各地に封印したりしていったのでした←だから今は“魔物”や“鬼”と呼ばれる存在が数を減らしてその結果、かつてほどは見られなくなったのです)。

 先にも述べさせていただきましたが彼等には基本的に“愛情”と言うモノはありません、連中の目的はあくまで修験者や巫女達の“霊力”を奪って己のモノにする事、そして同時に自身の空腹を満たす事です(そうやって自分の魔力や妖気をパワーアップさせる事が目的なんです←自分の妖力を増すことが出来れば“花嫁”なんてモノは幾らでも、“まやかしの術”で連れてくる事が出来るようになりますからね←それともう一つ、魔力がアップすれば討伐にやって来た神官や陰陽師達を返り討ちにする事も可能になりますから)、それが彼等の本性であり本懐でもあります(だから自分達の手に負えなくなったりすると直ぐさま掌を返して殺そうとしたり、或いは何某かの手段で始末を付けようとするんですよ)。

 読者の方々に於かれましてはですからどうか、変な同人誌やゲームの影響を受ける事無く真実を知って感じていただけます様に、ここに伏してお願い申し上げる所存です。

                敬具。

          ハイパーキャノン。
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