君におはようの挨拶を。【改訂完了】

 内気な中学二年生、磯崎 海月。
 決まった時間に起き、決まった時間の電車に乗る。そして決まった友達と過ごす。
 そんな海月の乗る電車には、いつも顔を合わせる先輩がいた。会話もなく、挨拶もしない。それでも知っている。

「……名前、なんていうんですか」

 聞くこともなく、何かがもう始まっていた。


 翔悟ストーリー「君におやすみの挨拶も」連載は「君おは」が完結してからとなります。
24h.ポイント 0pt
0
小説 183,828 位 / 183,828件 恋愛 55,995 位 / 55,995件