月見草

夏休み。考古学者の娘、さつきは父がマチュ・ピチュで発掘した展示物を見に友人と出掛ける。
黄金に輝く装飾品の中、一人の女の子のミイラが展示してあった。
さつきは恐る恐る覗き込むと高貴な民族衣裳で身を包む干からびた女の子が横たわっていた。
「ワタ…ツキミ…ウ」ふとか細い呟きが聞こえる。
ごく普通の少女に起きる夏休みの不思議な物語
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