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第2章 婚約とデビュタント騒動
第12話 マリナ、デビュタントでの屈辱
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華やかなデビュタント会場で、令嬢たちがエスコートされた男性と踊っている。
相手のいないマリナは、その様子をひとり壁から眺めることしかできない。
(こんなこと、許されるはずはありませんわ!)
マリナの視線の先にはカシウス皇子と楽しそうに踊るアリーシアの姿があった。
視線が合った時、アリーシアが勝ち誇ったような笑みをこちらに向けてくる。
対して、マリナはぎこちない笑みを返すことしかできない。
だれにも相手にされない自身のみじめな姿。
いつも誰かしらにちやほやされていたマリナにとって、今回のような状況ははじめてのことだった。
(なんとか挽回しないといけませんわ……そのためにはアリーシアに……)
この期に及んでは手段は選んでいられない。
アリーシアの力を借りるのは腹立たしいが、第二皇子派の者から手を切られた以上、今だけでも体面を保つ必要がある。
ちょうど一曲が終わり、アリーシアがカシウス皇子を伴ってこちらの方に向かってきた。
「お、お従姉さま。わたくしの母がしでかしたことは、本当に許せないことですわ。わたくしからもお詫びいたしますわ」
マリナはアリーシアに向かって頭を下げる。
「マリナが謝る必要はないのよ。あれはバルダザール伯爵夫人がやったことでしょ?マリナはいつもわたしのことを気遣ってくれてるし、頼りにしてるんだから」
アリーシアはマリナの手を取り、そう言って微笑みかけてくる。
(やはり、お従姉さまは愚かですわね。これなら何とかなりますわ)
「お、お従姉さま……そう言ってもらえてわたくし、感激ですわ」
マリナは目に涙を浮かべ、アリーシアに抱きついた。
「なんとお優しい。あんなことがあったのに、娘に情けをかけるとは」
その様子を見て、周囲の者たちから称賛の声があがる。
アリーシアの評判があがるのはしゃくだが、まずは自分のことが大事だ。
マリナはアリーシアから離れると、隣に立つカシウス皇子に向きなおる。
「カシウス皇子殿下、この度は母の行いにより、皇宮での神聖なデビュタントを汚し、申し訳ございませんでした」
帝国の礼に則り、カシウス皇子にも頭を下げる。
「……アリーシアが許したのだ。私からは何も言うことはない」
カシウス皇子の返答はそっけないものだった。
だが、ここでひるんではいられない。
カシウス皇子と踊れさえすれば、アリーシアとの関係修復はもちろん、第一皇子派とも和解を印象付けることができる。
「お、お従姉さま、次の一曲はカシウス殿下をお借りしてもよろしいでしょうか?」
(アリーシアは、わたくしの頼みをかならず聞くはずですわ)
アリーシアはマリナが無理な願いをしても、いつでも困ったようなあいまいな笑みを浮かべながらも、聞き入れてきた。
アリーシアの口添えがあれば、カシウス皇子も否とはいえないだろう。
「マリナのお願いだから、聞いてあげたいけど……。カシウス様はお立場がございますし、それは難しいのではないかしら?」
そう言ってカシウス皇子の方を困ったような笑みでアリーシアは見つめる。
表情は想像通りだったが、その言葉はマリナの望んだものではなかった。
「……アリーシアの言う通りだ。これから、事件の犯人たちへの尋問もしなければならないからな」
カシウス皇子はアリーシアの方を見て話し、こちらに目線を合わせようともしない。
一瞬だけマリナにむけられた表情は氷の皇子にふさわしい冷たいものだった。
言外に騒動を起こした自分の母親のことを持ち出されると、マリナとしては黙るしかない。
「ではマリナ、またね」
アリーシアはそれだけ言うと皇子とともにマリナの元から立ち去っていく。
その後、残されたマリナにダンスを申し込む者はもちろん、話しかける者も誰もいなかった。
デビュタントは開始前の騒動こそあれ、その後はつつがなく終わった。
いたたまれなくなったマリナは、皇帝の閉会宣言もそこそこに会場を後にする。
むかうは、途中退出した皇妃のところだ。
(こうなったら、なんとか皇妃との関係を修復するしかありませんわ)
「皇妃様はご気分がすぐれないとのことで、誰にもお会いにはなりません」
マリナを止める衛兵には賄賂をわたすことでなんとか取り次いでもらえた。 だが、面会を申し出たマリナに、皇妃が会うことはなかった。
(わたくしが、どれだけ投資したと思っているんですの!)
皇妃の立場にたってみれば、今、自分と会うのがまずいことは明白だとマリナも心の底ではわかっている。
だが、デビュタントでの屈辱はそれを見えなくするほどの焦燥をマリナにもたらしていた。
(第一皇子に、アリーシアに対抗するためには、後ろ盾は必要ですわ。ここで引き下がるわけにはまいりません)
父親に続き、母親まで拘束されてしまった。
いくら商売は別とはいえ、貴族としての信用は完全に地に落ちている。
皇妃の後ろ盾があったからこそ、父親が不在でもなんとか家を維持できていたのだ。皇妃としても、資金面で力になれるマリナを簡単に切り捨てることはできないはず。
――だけど、どうすればいい。
「お困りのようですね、バルダザール伯爵令嬢」
立ち尽くして思考に入り込んでいたマリナに話しかけるものがいた。
顔をあげると、そこには先ほど玉座の間に皇帝、そして皇妃と座っていた、第二皇子ハインリヒ・ヴァレリアンが立っている。
遠くから見た時は小さく見えたが、身長はマリナより少し大きい。
茶色の髪と青い瞳はヴァレリアン帝国では最も多い特徴だ。
瞳の色はカシウス皇子と同じだが、その顔つきは鋭さがなく、やはりどこか頼りない印象をうける。
「これはハインリヒ皇子殿下、わたくしなどにお声がけ頂き、光栄の極みですわ」
マリナは皇族に対する礼を完璧にとり、第二皇子に微笑みかける。
これまで、皇妃とは面会の機会があったが、第二皇子には直接会わせてはもらえなかった。
皇妃には嫌われてしまったが、第二皇子自身が味方になれば、まだ逆転の目はある。この機会を逃す手はない。
第二皇子に促され、マリナは一室に通される。
今度は衛兵たちもマリナを止めることはなかった。
「ハインリヒ皇子殿下、本当に助かりましたわ。わたくしのことは、マリナとお呼びください」
部屋に入り、二人きりになった。
マリナは第二皇子に対面に座ることを許される。
「では、マリナ。お前の様子はデビュタントで見させてもらった。随分とあのアリーシアとかいう娘にご執心のようだな」
ハインリヒ皇子の口調は一変して粗野なものになった。これが本来の第二皇子の姿なのかもしれない。
「違いますわ! わたくしは、別にお従姉さまのことなど……」
従姉であるアリーシアのことはマリナにとって触れられたくない一番の箇所だ。
「オレに嘘はつくな。いつも兄の風下に立たされ続け、母からことあるごとに兄を超えろと言われるオレにはわかるんだ」
「ハインリヒ皇子……」
マリナはここ最近までは自分がアリーシアの上にたっていると考えていた。
今は完全に立場が逆転していることを認めざるを得ない。
ハインリヒ皇子もカシウス皇子とは武勲では大いに差をつけられ、年齢差もある。優位な点は現皇妃の実の息子という所だけだ。あの完璧なカシウス皇子に勝る部分を探すのは難しい。
「ええ、そうですわ。わたくしはお従姉さまを、超えなくてはなりませんの」
ハインリヒ皇子の言葉に、マリナはうなずく。
「オレたちの利害は一致しているということだな。では、単刀直入に言う、皇妃ではなく、オレ自身につけ。そうすれば、お前にも望むものをくれてやろう」
「もちろんですわ、わたくしにできることであれば、全力でお力添えいたしますわ」
それこそマリナの望むものだった。
第二皇子であるハインリヒ自身と結びつけば、いくら皇妃が何を言おうとも認めるしかない。
ハインリヒ皇子を操り、アリーシアと第一皇子カシウスを蹴落とすことができれば、その時は……自分自身が皇妃としてこの帝国に君臨することも夢ではない。
「マリナ……どうやら、勘違いしているようだな」
「? どういうことでしょうか?」
夢想から現実に引き戻される。
マリナには、ハインリヒ皇子の言葉の意味が理解できなかった。
ハインリヒ皇子は無言で立ち上がると、マリナの両腕を掴む。
「ハ、ハインリヒ様! 何をなされるのです!?」
「お前、このオレを操ろうと考えているだろう?」
いくら年下とはいえ、皇子として厳しく鍛えられているハインリヒ皇子の力に、マリナがかなうはずもない。
あっという間にマリナはソファに組み伏せられる。
「そ、そんなことはありませんわ! こんなこと、お止めになってください!」
「お前はオレに使われる駒にすぎないのだ。それを今から教えてやろう」
片手で腕を押さえられ、ハインリヒ皇子のもう一方の手がマリナを包むドレスへと向かう。
「だ、だれか助けて!」
これから起こることを想像し、マリナは助けを求めることしかできない。
「くくく、お前の従姉は、私の兄が助けてくれたんだったな。だが、お前を助けてくれる者など、誰かいるのかな?」
自分を助けるものなど、誰もいないだろう。
そのことを思い知らされたマリナはぐったりと抵抗をやめた。
「オレに忠誠を誓え。――オレがお前に望む物を与えてやろう」
相手のいないマリナは、その様子をひとり壁から眺めることしかできない。
(こんなこと、許されるはずはありませんわ!)
マリナの視線の先にはカシウス皇子と楽しそうに踊るアリーシアの姿があった。
視線が合った時、アリーシアが勝ち誇ったような笑みをこちらに向けてくる。
対して、マリナはぎこちない笑みを返すことしかできない。
だれにも相手にされない自身のみじめな姿。
いつも誰かしらにちやほやされていたマリナにとって、今回のような状況ははじめてのことだった。
(なんとか挽回しないといけませんわ……そのためにはアリーシアに……)
この期に及んでは手段は選んでいられない。
アリーシアの力を借りるのは腹立たしいが、第二皇子派の者から手を切られた以上、今だけでも体面を保つ必要がある。
ちょうど一曲が終わり、アリーシアがカシウス皇子を伴ってこちらの方に向かってきた。
「お、お従姉さま。わたくしの母がしでかしたことは、本当に許せないことですわ。わたくしからもお詫びいたしますわ」
マリナはアリーシアに向かって頭を下げる。
「マリナが謝る必要はないのよ。あれはバルダザール伯爵夫人がやったことでしょ?マリナはいつもわたしのことを気遣ってくれてるし、頼りにしてるんだから」
アリーシアはマリナの手を取り、そう言って微笑みかけてくる。
(やはり、お従姉さまは愚かですわね。これなら何とかなりますわ)
「お、お従姉さま……そう言ってもらえてわたくし、感激ですわ」
マリナは目に涙を浮かべ、アリーシアに抱きついた。
「なんとお優しい。あんなことがあったのに、娘に情けをかけるとは」
その様子を見て、周囲の者たちから称賛の声があがる。
アリーシアの評判があがるのはしゃくだが、まずは自分のことが大事だ。
マリナはアリーシアから離れると、隣に立つカシウス皇子に向きなおる。
「カシウス皇子殿下、この度は母の行いにより、皇宮での神聖なデビュタントを汚し、申し訳ございませんでした」
帝国の礼に則り、カシウス皇子にも頭を下げる。
「……アリーシアが許したのだ。私からは何も言うことはない」
カシウス皇子の返答はそっけないものだった。
だが、ここでひるんではいられない。
カシウス皇子と踊れさえすれば、アリーシアとの関係修復はもちろん、第一皇子派とも和解を印象付けることができる。
「お、お従姉さま、次の一曲はカシウス殿下をお借りしてもよろしいでしょうか?」
(アリーシアは、わたくしの頼みをかならず聞くはずですわ)
アリーシアはマリナが無理な願いをしても、いつでも困ったようなあいまいな笑みを浮かべながらも、聞き入れてきた。
アリーシアの口添えがあれば、カシウス皇子も否とはいえないだろう。
「マリナのお願いだから、聞いてあげたいけど……。カシウス様はお立場がございますし、それは難しいのではないかしら?」
そう言ってカシウス皇子の方を困ったような笑みでアリーシアは見つめる。
表情は想像通りだったが、その言葉はマリナの望んだものではなかった。
「……アリーシアの言う通りだ。これから、事件の犯人たちへの尋問もしなければならないからな」
カシウス皇子はアリーシアの方を見て話し、こちらに目線を合わせようともしない。
一瞬だけマリナにむけられた表情は氷の皇子にふさわしい冷たいものだった。
言外に騒動を起こした自分の母親のことを持ち出されると、マリナとしては黙るしかない。
「ではマリナ、またね」
アリーシアはそれだけ言うと皇子とともにマリナの元から立ち去っていく。
その後、残されたマリナにダンスを申し込む者はもちろん、話しかける者も誰もいなかった。
デビュタントは開始前の騒動こそあれ、その後はつつがなく終わった。
いたたまれなくなったマリナは、皇帝の閉会宣言もそこそこに会場を後にする。
むかうは、途中退出した皇妃のところだ。
(こうなったら、なんとか皇妃との関係を修復するしかありませんわ)
「皇妃様はご気分がすぐれないとのことで、誰にもお会いにはなりません」
マリナを止める衛兵には賄賂をわたすことでなんとか取り次いでもらえた。 だが、面会を申し出たマリナに、皇妃が会うことはなかった。
(わたくしが、どれだけ投資したと思っているんですの!)
皇妃の立場にたってみれば、今、自分と会うのがまずいことは明白だとマリナも心の底ではわかっている。
だが、デビュタントでの屈辱はそれを見えなくするほどの焦燥をマリナにもたらしていた。
(第一皇子に、アリーシアに対抗するためには、後ろ盾は必要ですわ。ここで引き下がるわけにはまいりません)
父親に続き、母親まで拘束されてしまった。
いくら商売は別とはいえ、貴族としての信用は完全に地に落ちている。
皇妃の後ろ盾があったからこそ、父親が不在でもなんとか家を維持できていたのだ。皇妃としても、資金面で力になれるマリナを簡単に切り捨てることはできないはず。
――だけど、どうすればいい。
「お困りのようですね、バルダザール伯爵令嬢」
立ち尽くして思考に入り込んでいたマリナに話しかけるものがいた。
顔をあげると、そこには先ほど玉座の間に皇帝、そして皇妃と座っていた、第二皇子ハインリヒ・ヴァレリアンが立っている。
遠くから見た時は小さく見えたが、身長はマリナより少し大きい。
茶色の髪と青い瞳はヴァレリアン帝国では最も多い特徴だ。
瞳の色はカシウス皇子と同じだが、その顔つきは鋭さがなく、やはりどこか頼りない印象をうける。
「これはハインリヒ皇子殿下、わたくしなどにお声がけ頂き、光栄の極みですわ」
マリナは皇族に対する礼を完璧にとり、第二皇子に微笑みかける。
これまで、皇妃とは面会の機会があったが、第二皇子には直接会わせてはもらえなかった。
皇妃には嫌われてしまったが、第二皇子自身が味方になれば、まだ逆転の目はある。この機会を逃す手はない。
第二皇子に促され、マリナは一室に通される。
今度は衛兵たちもマリナを止めることはなかった。
「ハインリヒ皇子殿下、本当に助かりましたわ。わたくしのことは、マリナとお呼びください」
部屋に入り、二人きりになった。
マリナは第二皇子に対面に座ることを許される。
「では、マリナ。お前の様子はデビュタントで見させてもらった。随分とあのアリーシアとかいう娘にご執心のようだな」
ハインリヒ皇子の口調は一変して粗野なものになった。これが本来の第二皇子の姿なのかもしれない。
「違いますわ! わたくしは、別にお従姉さまのことなど……」
従姉であるアリーシアのことはマリナにとって触れられたくない一番の箇所だ。
「オレに嘘はつくな。いつも兄の風下に立たされ続け、母からことあるごとに兄を超えろと言われるオレにはわかるんだ」
「ハインリヒ皇子……」
マリナはここ最近までは自分がアリーシアの上にたっていると考えていた。
今は完全に立場が逆転していることを認めざるを得ない。
ハインリヒ皇子もカシウス皇子とは武勲では大いに差をつけられ、年齢差もある。優位な点は現皇妃の実の息子という所だけだ。あの完璧なカシウス皇子に勝る部分を探すのは難しい。
「ええ、そうですわ。わたくしはお従姉さまを、超えなくてはなりませんの」
ハインリヒ皇子の言葉に、マリナはうなずく。
「オレたちの利害は一致しているということだな。では、単刀直入に言う、皇妃ではなく、オレ自身につけ。そうすれば、お前にも望むものをくれてやろう」
「もちろんですわ、わたくしにできることであれば、全力でお力添えいたしますわ」
それこそマリナの望むものだった。
第二皇子であるハインリヒ自身と結びつけば、いくら皇妃が何を言おうとも認めるしかない。
ハインリヒ皇子を操り、アリーシアと第一皇子カシウスを蹴落とすことができれば、その時は……自分自身が皇妃としてこの帝国に君臨することも夢ではない。
「マリナ……どうやら、勘違いしているようだな」
「? どういうことでしょうか?」
夢想から現実に引き戻される。
マリナには、ハインリヒ皇子の言葉の意味が理解できなかった。
ハインリヒ皇子は無言で立ち上がると、マリナの両腕を掴む。
「ハ、ハインリヒ様! 何をなされるのです!?」
「お前、このオレを操ろうと考えているだろう?」
いくら年下とはいえ、皇子として厳しく鍛えられているハインリヒ皇子の力に、マリナがかなうはずもない。
あっという間にマリナはソファに組み伏せられる。
「そ、そんなことはありませんわ! こんなこと、お止めになってください!」
「お前はオレに使われる駒にすぎないのだ。それを今から教えてやろう」
片手で腕を押さえられ、ハインリヒ皇子のもう一方の手がマリナを包むドレスへと向かう。
「だ、だれか助けて!」
これから起こることを想像し、マリナは助けを求めることしかできない。
「くくく、お前の従姉は、私の兄が助けてくれたんだったな。だが、お前を助けてくれる者など、誰かいるのかな?」
自分を助けるものなど、誰もいないだろう。
そのことを思い知らされたマリナはぐったりと抵抗をやめた。
「オレに忠誠を誓え。――オレがお前に望む物を与えてやろう」
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