帝国に奪われた聖女様は帝国の皇太子に溺愛されてます

新皇帝(宰相)の焦り

　私は、前宰相であるオダウドだ。
　朕は、皇帝を裏切り新皇帝になった。
「ふっ！愉快、愉快！！あの皇帝が死ぬとはおもしろのう！！！」
「おい！リン！」
「はい。」
　リンは、俺の側女だ。
「リンよ。そなたは、美しくなったのう。」
「ありがとうございます。」 
「きゃあ！！」朕は、リンに手を出した。
　私、いや朕はリンという女を愛している。
　リンは、皇宮の女官であった。
　そして、ついこの前側女に迎えたのだ。
　まず、朕の家族を紹介する。
　正妻こと皇后であるナオだ。
　ナオは今年19歳。
　これまでに朕との間に3人の子を産んでいる。 
だが、つまんない女だ。
　そして、一番最初の側室で朕が手を付けたのが庶民のフェアリーだ。
　フェアリーは美しくてのう……。
　フェアリーは、皇貴妃となった。フェアリーとの間には2人の皇女がいる。
　皇貴妃は簡単にいえば皇后の補佐だ。
　次に迎えたのが万だ。万は執務室で仕えてくれる。万は、万妃と呼ばれている。
　そして、その他に60人もいるがそれはまた後でだ！！
　子供は、20男12女子だ。
　まぁ、多い方かな。
　さて、朕は聖女を探しているが中々見つけられないのだ。
「陛下！！」
「見つけたか？」
「いえ。」
「くっ！！」
「なぜだ！！なぜ、見つからん！！」
　聖女を把握していることはこの国の皇帝に相応しいという事だ。だが、聖女が見つからずあちこちで反乱が起きている。
「くっそ！！！！」
「申し訳ありません！！」
　俺は、焦った。




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