帝国に奪われた聖女様は帝国の皇太子に溺愛されてます

大学生

その一方で……。

「きいたか？たしか、帝国の皇太子が2ヶ月の留学をおえ帰るんだとよ。」と、男は隣の男にいう。
「2ヶ月？はやいな。」
(通常は、1年)
「さっき、あやつらに調べてもらったらエルサさまが皇太子に関係を強制されたそうで。」
「なに？そうか。」
「しかし、王太子殿下。本当に大丈夫なんですね？」
「ああ。エルはアレク貴様の物ではなく俺の物だ。」
「はーっ。殿下は、本当に執着が強い子ことで。」
「はは。なにがわるい。」
「い、いえ。なにも。」
「おい、お前か？」
「うん？なんだよ？って、騎士団長！？」
「ああ。そうだ。」
「お、王太子殿下！」
「おい、お前！」
「はっ！」
「はは。おい！この2人を捕まえろ！！」
「「はっ！！」」
この2人は、少し遠い王国からき聖女を虎視眈々と狙っていたのだった。ある日聖女が皇太子と共にお祈りにいったとき2人の男はかなり強い思いがこもった視線をしていた。それを騎士団長が不審に思い監視させていたのだった。その結果、2人はその王国のスパイだとわかり処刑された。
「ふぅ、1件落着か。」と、アレクはいう。
「ええ。そうですね。」と、グレイ。
「では。」
「ああ。」
グレイは、屋敷の帰り道のとき、
「皇太子が聖女の夫になっていいのか？俺のほうが強いのに。」と呟いた。



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