恋人は“元婚約者(僕)”がキライ
❝絶対、絶対、絶対に言えない秘密…
それは僕が、彼の元婚約者だということ……❞
辺境のそのまた更に片隅で。
ジーン・ロウズことアシュリー・ジーン・ホリングワースは契約してる精霊達とひっそり元気に暮らしてた。
家門とは自主的追放状態の自称世捨て人として。
おつかい精霊経由で再三に渡り『帰って来い』と家から来る連絡を全て無視し。
八年前の『なりすまし婚約破棄事件』で、ジーンは人と接するのが怖くなってしまった。
もう当時の傷はだいぶ癒えたと思うが悠々自適の生活を知ってしまった今、あの堅苦しい貴族の暮らしに戻りたくなくなってるというのが紛れもない本音だったりするが。
このまま辺境の地でひっそり(?)目立たず(??)一生生きていこうと決意していた…そんなある日、赴任してきたばかりの辺境騎士団副団長補佐をついお節介で魔獣から助けたことで、何故か一目惚れされてしまった。
平和だったジーンの人生に、ストーカー一歩手前(ほぼアウト)の熱烈猛アタックという余計な波風が添えられた日々の始まりだった。
その相手、ウィルフレッド・ナイトレイ侯爵子息は、結果として現在のジーンの交際相手で、実は八年前、唐突かつ一方的に婚約破棄を手紙で突き付けてきた相手…でもあった。
「好きだ、愛してる、ジーン」
(あああああ…||| 僕が押し負けたばっかりに…|||⤵)
愛を囁かれるたび心苦しくなるジーン。
そしてちょっぴり恨めしくも思ってしまうジーン。
(どうにか早く僕のこと嫌いになるか飽きてもらうかして、別れないと…!)
約一名による、約一名のみの、約一名のためだけの、負けられない戦い(?)は…恋人となった一年前から静かにジーンの中で幕を開けていた………
一目惚れして溺愛してる相手が元婚約者だと知らない攻め×嫌われて婚約破棄された元婚約者だと言い出せない受け
それは僕が、彼の元婚約者だということ……❞
辺境のそのまた更に片隅で。
ジーン・ロウズことアシュリー・ジーン・ホリングワースは契約してる精霊達とひっそり元気に暮らしてた。
家門とは自主的追放状態の自称世捨て人として。
おつかい精霊経由で再三に渡り『帰って来い』と家から来る連絡を全て無視し。
八年前の『なりすまし婚約破棄事件』で、ジーンは人と接するのが怖くなってしまった。
もう当時の傷はだいぶ癒えたと思うが悠々自適の生活を知ってしまった今、あの堅苦しい貴族の暮らしに戻りたくなくなってるというのが紛れもない本音だったりするが。
このまま辺境の地でひっそり(?)目立たず(??)一生生きていこうと決意していた…そんなある日、赴任してきたばかりの辺境騎士団副団長補佐をついお節介で魔獣から助けたことで、何故か一目惚れされてしまった。
平和だったジーンの人生に、ストーカー一歩手前(ほぼアウト)の熱烈猛アタックという余計な波風が添えられた日々の始まりだった。
その相手、ウィルフレッド・ナイトレイ侯爵子息は、結果として現在のジーンの交際相手で、実は八年前、唐突かつ一方的に婚約破棄を手紙で突き付けてきた相手…でもあった。
「好きだ、愛してる、ジーン」
(あああああ…||| 僕が押し負けたばっかりに…|||⤵)
愛を囁かれるたび心苦しくなるジーン。
そしてちょっぴり恨めしくも思ってしまうジーン。
(どうにか早く僕のこと嫌いになるか飽きてもらうかして、別れないと…!)
約一名による、約一名のみの、約一名のためだけの、負けられない戦い(?)は…恋人となった一年前から静かにジーンの中で幕を開けていた………
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