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暴君
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マンションに戻り、玄関を開けた瞬間冷たい空気が身体を駆け抜けた。
誰かが窓から侵入でもしたのだろうか。
ここは25階、人間は簡単には入れないし、結界自体は多分無事だ。
カグヤ自身、結界がある為窓は開けられない筈だ。
千皇は無言で靴を脱ぎ、玄関を上がった。
短い廊下の先にあるリビングは、いつも千皇を待つカグヤが居て明るいのだが、今は暗い。
暗いが、カグヤが居る気配はする。
千皇はリビングの電気を点けた。
「……か、帰って来た?」
ソファーからカグヤの声が聞こえる。
いつも千皇がくるまっているブランケットにくるまって、ソファーの上で丸まっているカグヤは、ブランケットから目を覗かせた。
ブランケットとソファーの隙間から、尻尾がだらんと床に垂れている。
ふと窓を見ると、カーテンが揺れている。
その下には、破片が散らばったままだ。
誰かに襲われたにしては、窓が割れるとは思えない。
「……何で割れてんだ」
「……ヒーロが割った。……この前、……俺が吹っ飛ばした……」
「……結界とやらが甘かったのか」
千皇は簡単な荷物をテーブルに置くと、窓ガラスの破片を拾う。
「……違う。……あの程度の魔族なら強めの結界なんだけど」
カグヤはブランケットの中で、もそもそと身体を動かして居る。
喋り方にも熱が籠っている様だ。
何時にも増して、様子が可笑しい。
外からの緩やかな風が室内に吹き込む度に香る、ほんのりと甘い匂いも気になった。
「……一体、何された?」
窓が割られただけで、周囲は争った形跡は無い。
「……多分、媚薬、……掛けられちまった」
テヘッと笑うカグヤに、千皇はガラスの破片を拾う手が止まった。
「……怒るなよ。別に、ヤられた訳じゃねぇ、し……。ただ……」
カグヤは大きく深呼吸をする。
「……抜いても抜いても、収まんねぇんだ……」
「……は?」
千皇は眉間に皺を寄せた。
「風呂に入って洗い流せば良いだろ」
「……したけど、全然ダメなんだよ。……下界の媚薬と、……一緒にすんな」
千皇は溜息を吐いて、再びガラスの破片を拾い始めた。
「抜いてダメなら、やりようがねぇ……」
粗方大きな破片を拾い終わると、掃除機を取りに立ち上がる。
ワイヤレスの掃除機のスイッチを押すと、音を立てて掃除機が作動した。
丁寧に掃除機を掛けると、スイッチを消し元あった場所に戻す。
ガムテープを持ってくると、念入りに破片が落ちた場所を貼り付けたり外したりを何回か繰り返す。
もう大丈夫だろうと、ガムテープを丸めてゴミ箱に捨てた。
窓は割れたので、仕方なく雨戸を閉める。
チラッとカグヤを見ると、辛そうではある。
しかし、どうにかしないと寝れない。
千皇はもう一度溜息を吐くと、カグヤに近付いた。
「弾とかじゃねぇで、お前を呼んだんだ……」
ポツリと言うカグヤからすれば、こんな状態で千皇を呼ぶのは不本意だっただろう。
だが、千皇を頼ろうとしたのは進歩か、それとも媚薬のせいにしたいのか。
どちらにせよ、少しでも発散させない事にはどうにもならない。
そのまま放置して勝手に収まれば一番なのだが。
「……羽仕舞ってちゃんと座れ」
溜息混じりに千皇はそう言うと、テレビ台の引き出しからローションのボトルを取り出した。
「何だよ……、ちゃんと持ってんじゃん。……いやらし」
のそのそと上半身を上げながら、カグヤは力無く笑った。
「お前の為じゃねぇよ」
ローションのボトルを片手に近づく千皇は、相変わらず無表情だ。
千皇の言葉は何時もだが、冷たい。
カグヤの身体を包むブランケットを剥ぎ取ると、肌に擦れてピクっと肩が揺れた。
熱が籠って居るのか、恥ずかしいのか、白い素肌はほんのりと赤身を帯びている。
細めの両脚は、体育座りの状態で下半身を隠す。
小さく震えても居た。
千皇は横に座ると、カグヤの背後から腕を回す。
「背中、凭れとけ」
千皇はカグヤの身体を自分に預ける様に、凭れ掛けさせた。
肌に触れた千皇の手に、カグヤの身体の熱が伝わる。
背後から伸びた手に握られたローションのボトルの蓋を開けると、自分の手の平に垂らした。
「脚、拡げねぇと触れねぇだろ」
手の平の中でローションを温める様に少しだけ握ったり開いたりしながら、千皇はそう言う。
「……もうちょっとさ、優しく言ってくれても」
「色気もへったくれもねぇんだ、仕方ねぇ」
「そー言うけどさ……、……勃ってんだ」
ハハッと枯れた笑い声を上げながら振り返り、千皇を少し見上げるカグヤは、少し脚を開いて自分のぺニスを指さした。
「インポになったんじゃなかったっけ?」
小さく息を吐きながら、千皇はローションの付いた手でカグヤのぺニスを握った。
「……んっ」
ピクっとカグヤの両腿が揺れた。
硬さも十分だ。
「これでインポも治るんじゃねぇの?」
「だ、誰の、せいで……、ぅあっ!」
強めに2、3回擦っただけだった。
ビュルっと、カグヤのぺニスから白濁の体液が飛び出した。
「全然元気じゃねぇか?」
手に着いたカグヤの精液を見ながら、千皇は呟いた。
「……仕方ねぇだろ。頭ん中、……お前で一杯になるんだ。……だからっ!?」
溢れ出た精液とローションの混ざった千皇の指が、カグヤのアナルを撫でる。
カグヤは千皇の腕にしがみついて腰を前に浮かせた。
「で、俺で何回ヌいた?」
もどかしく、入口を上下に擦りながら千皇は聞く。
「わ、かん、ねぇ、よっ……」
早く刺激が欲しいカグヤの腰も、小さく揺れる。
「カラッポになるまで出さねぇと収まんねぇのか……」
溜息を吐くと、千皇は指を中に埋め込み始めた。
刺激を求めていたソコは、千皇の指に吸い付き飲み込んで行く。
「ふ、ぁっ……」
自分以外に触られたのは久しぶりで、指を挿れられただけでもイってしまいそうだ。
先程出した筈のカグヤのぺニスも、触らずとも再び頭を上げる。
とりあえず、指は単調に出したり入れたりするだけだ。
わざとそう言う風にしているのは分かって居る。
もどかしくて焦れったい。
「も、ちょっと……」
内側を刺激して欲しい。
腰を揺らしながら、逆手に千皇の首に手を回し見上げる瞳は涙で潤んだ。
紅潮した頬、甘く熱い吐息、物欲しげな今にも泣き出しそうな瞳。
千皇はその瞳を隠す様にカグヤの両眼に手を当て、肩に頭を凭れさせるように抱き寄せる。
どうすれば、気持ち良くさせるのは分かっている。
指を増やして、気持ち良くさせる場所を掠るだけ掠る。
「ぁ、ソコ……、っ」
ヒクっと指に絡む様に中が軽く畝ねる。
軽く押し上げると、さらにキュッとなった。
「んんっ、見えないの、ャだ……、ぁっ」
イイ所を擦られる度に、中がヒクヒクと畝りカグヤの内腿がピクピク動く。
目を覆う千皇の手を掴み、剥がそうとするも千皇の方が力が強い。
「こっちに集中しろ。楽になりてぇんだろーが」
そう千皇は言うと、グリっと強く押し上げた。
「ぅあ、……ぁ、あ」
押し上げたまま、擦られる。
「そ、それっ、……ィっ、あぁっ!」
爪先を伸ばし下半身を支え、腰が浮き上がる。
ビクビクと腰が痙攣を起こすと、またカグヤのペニスから勢い良くサラッとした、薄い白濁の体液が飛び出た。
しかし、千皇の指は止まらない。
「ゃ、今ィっ……、ぁ、あ、ん」
下半身の痙攣が止まらない。
ペニスからは白濁とした体液より、透明な液体が滴り落ちる。
気持ち良くても、指では届かない腹の奥は疼き、指を奥へ奥へと引き込もうとする。
「ぉ、奥っ、もっと、奥に……、っ」
奥に欲しくて、腰を上下に動かす。
首に回したカグヤの手がグッと自分に引き寄せ、千皇の項に爪を立てた。
千皇の肩が一瞬ビクっと揺れる。
「まだ、我慢しろ」
中に引き込まれそうになると、指をギリギリまで抜く。
そして、一気に埋め込む。
逆の動きが新たな刺激となり、逆の動きに頭が追い付かない。
「あ、また、っ……」
腰をソファに沈め、背中を仰け反らせると、カグヤの腹の中がビクビクと震えた。
そして、身体中が脱力し、くたっと身体を千皇に預けた。
媚薬の効果が切れたのか、それともイき疲れたのか、カグヤは千皇の胸元で息を乱しては居るが、大人しくなった。
カグヤから指を抜くと、小さく声を上げた。
顔から手を離すと、閉じた目元は赤く涙に濡れ、顔はまだ紅潮している。
千皇の手の平も、カグヤの涙で濡れて居た。
「……どいつもこいつも」
千皇は小さく呟く。
疲れて気を失ったであろうカグヤをほんの少しだけ優しく抱き締めた。
その時、千皇のスマホの通知音が鳴った。
片手でカグヤを抱いたまま、ジャケットのポケットからスマホを取り出す。
画面に出た通知を見ると、千皇は舌打ちをしてスマホの電源を落とした。
誰かが窓から侵入でもしたのだろうか。
ここは25階、人間は簡単には入れないし、結界自体は多分無事だ。
カグヤ自身、結界がある為窓は開けられない筈だ。
千皇は無言で靴を脱ぎ、玄関を上がった。
短い廊下の先にあるリビングは、いつも千皇を待つカグヤが居て明るいのだが、今は暗い。
暗いが、カグヤが居る気配はする。
千皇はリビングの電気を点けた。
「……か、帰って来た?」
ソファーからカグヤの声が聞こえる。
いつも千皇がくるまっているブランケットにくるまって、ソファーの上で丸まっているカグヤは、ブランケットから目を覗かせた。
ブランケットとソファーの隙間から、尻尾がだらんと床に垂れている。
ふと窓を見ると、カーテンが揺れている。
その下には、破片が散らばったままだ。
誰かに襲われたにしては、窓が割れるとは思えない。
「……何で割れてんだ」
「……ヒーロが割った。……この前、……俺が吹っ飛ばした……」
「……結界とやらが甘かったのか」
千皇は簡単な荷物をテーブルに置くと、窓ガラスの破片を拾う。
「……違う。……あの程度の魔族なら強めの結界なんだけど」
カグヤはブランケットの中で、もそもそと身体を動かして居る。
喋り方にも熱が籠っている様だ。
何時にも増して、様子が可笑しい。
外からの緩やかな風が室内に吹き込む度に香る、ほんのりと甘い匂いも気になった。
「……一体、何された?」
窓が割られただけで、周囲は争った形跡は無い。
「……多分、媚薬、……掛けられちまった」
テヘッと笑うカグヤに、千皇はガラスの破片を拾う手が止まった。
「……怒るなよ。別に、ヤられた訳じゃねぇ、し……。ただ……」
カグヤは大きく深呼吸をする。
「……抜いても抜いても、収まんねぇんだ……」
「……は?」
千皇は眉間に皺を寄せた。
「風呂に入って洗い流せば良いだろ」
「……したけど、全然ダメなんだよ。……下界の媚薬と、……一緒にすんな」
千皇は溜息を吐いて、再びガラスの破片を拾い始めた。
「抜いてダメなら、やりようがねぇ……」
粗方大きな破片を拾い終わると、掃除機を取りに立ち上がる。
ワイヤレスの掃除機のスイッチを押すと、音を立てて掃除機が作動した。
丁寧に掃除機を掛けると、スイッチを消し元あった場所に戻す。
ガムテープを持ってくると、念入りに破片が落ちた場所を貼り付けたり外したりを何回か繰り返す。
もう大丈夫だろうと、ガムテープを丸めてゴミ箱に捨てた。
窓は割れたので、仕方なく雨戸を閉める。
チラッとカグヤを見ると、辛そうではある。
しかし、どうにかしないと寝れない。
千皇はもう一度溜息を吐くと、カグヤに近付いた。
「弾とかじゃねぇで、お前を呼んだんだ……」
ポツリと言うカグヤからすれば、こんな状態で千皇を呼ぶのは不本意だっただろう。
だが、千皇を頼ろうとしたのは進歩か、それとも媚薬のせいにしたいのか。
どちらにせよ、少しでも発散させない事にはどうにもならない。
そのまま放置して勝手に収まれば一番なのだが。
「……羽仕舞ってちゃんと座れ」
溜息混じりに千皇はそう言うと、テレビ台の引き出しからローションのボトルを取り出した。
「何だよ……、ちゃんと持ってんじゃん。……いやらし」
のそのそと上半身を上げながら、カグヤは力無く笑った。
「お前の為じゃねぇよ」
ローションのボトルを片手に近づく千皇は、相変わらず無表情だ。
千皇の言葉は何時もだが、冷たい。
カグヤの身体を包むブランケットを剥ぎ取ると、肌に擦れてピクっと肩が揺れた。
熱が籠って居るのか、恥ずかしいのか、白い素肌はほんのりと赤身を帯びている。
細めの両脚は、体育座りの状態で下半身を隠す。
小さく震えても居た。
千皇は横に座ると、カグヤの背後から腕を回す。
「背中、凭れとけ」
千皇はカグヤの身体を自分に預ける様に、凭れ掛けさせた。
肌に触れた千皇の手に、カグヤの身体の熱が伝わる。
背後から伸びた手に握られたローションのボトルの蓋を開けると、自分の手の平に垂らした。
「脚、拡げねぇと触れねぇだろ」
手の平の中でローションを温める様に少しだけ握ったり開いたりしながら、千皇はそう言う。
「……もうちょっとさ、優しく言ってくれても」
「色気もへったくれもねぇんだ、仕方ねぇ」
「そー言うけどさ……、……勃ってんだ」
ハハッと枯れた笑い声を上げながら振り返り、千皇を少し見上げるカグヤは、少し脚を開いて自分のぺニスを指さした。
「インポになったんじゃなかったっけ?」
小さく息を吐きながら、千皇はローションの付いた手でカグヤのぺニスを握った。
「……んっ」
ピクっとカグヤの両腿が揺れた。
硬さも十分だ。
「これでインポも治るんじゃねぇの?」
「だ、誰の、せいで……、ぅあっ!」
強めに2、3回擦っただけだった。
ビュルっと、カグヤのぺニスから白濁の体液が飛び出した。
「全然元気じゃねぇか?」
手に着いたカグヤの精液を見ながら、千皇は呟いた。
「……仕方ねぇだろ。頭ん中、……お前で一杯になるんだ。……だからっ!?」
溢れ出た精液とローションの混ざった千皇の指が、カグヤのアナルを撫でる。
カグヤは千皇の腕にしがみついて腰を前に浮かせた。
「で、俺で何回ヌいた?」
もどかしく、入口を上下に擦りながら千皇は聞く。
「わ、かん、ねぇ、よっ……」
早く刺激が欲しいカグヤの腰も、小さく揺れる。
「カラッポになるまで出さねぇと収まんねぇのか……」
溜息を吐くと、千皇は指を中に埋め込み始めた。
刺激を求めていたソコは、千皇の指に吸い付き飲み込んで行く。
「ふ、ぁっ……」
自分以外に触られたのは久しぶりで、指を挿れられただけでもイってしまいそうだ。
先程出した筈のカグヤのぺニスも、触らずとも再び頭を上げる。
とりあえず、指は単調に出したり入れたりするだけだ。
わざとそう言う風にしているのは分かって居る。
もどかしくて焦れったい。
「も、ちょっと……」
内側を刺激して欲しい。
腰を揺らしながら、逆手に千皇の首に手を回し見上げる瞳は涙で潤んだ。
紅潮した頬、甘く熱い吐息、物欲しげな今にも泣き出しそうな瞳。
千皇はその瞳を隠す様にカグヤの両眼に手を当て、肩に頭を凭れさせるように抱き寄せる。
どうすれば、気持ち良くさせるのは分かっている。
指を増やして、気持ち良くさせる場所を掠るだけ掠る。
「ぁ、ソコ……、っ」
ヒクっと指に絡む様に中が軽く畝ねる。
軽く押し上げると、さらにキュッとなった。
「んんっ、見えないの、ャだ……、ぁっ」
イイ所を擦られる度に、中がヒクヒクと畝りカグヤの内腿がピクピク動く。
目を覆う千皇の手を掴み、剥がそうとするも千皇の方が力が強い。
「こっちに集中しろ。楽になりてぇんだろーが」
そう千皇は言うと、グリっと強く押し上げた。
「ぅあ、……ぁ、あ」
押し上げたまま、擦られる。
「そ、それっ、……ィっ、あぁっ!」
爪先を伸ばし下半身を支え、腰が浮き上がる。
ビクビクと腰が痙攣を起こすと、またカグヤのペニスから勢い良くサラッとした、薄い白濁の体液が飛び出た。
しかし、千皇の指は止まらない。
「ゃ、今ィっ……、ぁ、あ、ん」
下半身の痙攣が止まらない。
ペニスからは白濁とした体液より、透明な液体が滴り落ちる。
気持ち良くても、指では届かない腹の奥は疼き、指を奥へ奥へと引き込もうとする。
「ぉ、奥っ、もっと、奥に……、っ」
奥に欲しくて、腰を上下に動かす。
首に回したカグヤの手がグッと自分に引き寄せ、千皇の項に爪を立てた。
千皇の肩が一瞬ビクっと揺れる。
「まだ、我慢しろ」
中に引き込まれそうになると、指をギリギリまで抜く。
そして、一気に埋め込む。
逆の動きが新たな刺激となり、逆の動きに頭が追い付かない。
「あ、また、っ……」
腰をソファに沈め、背中を仰け反らせると、カグヤの腹の中がビクビクと震えた。
そして、身体中が脱力し、くたっと身体を千皇に預けた。
媚薬の効果が切れたのか、それともイき疲れたのか、カグヤは千皇の胸元で息を乱しては居るが、大人しくなった。
カグヤから指を抜くと、小さく声を上げた。
顔から手を離すと、閉じた目元は赤く涙に濡れ、顔はまだ紅潮している。
千皇の手の平も、カグヤの涙で濡れて居た。
「……どいつもこいつも」
千皇は小さく呟く。
疲れて気を失ったであろうカグヤをほんの少しだけ優しく抱き締めた。
その時、千皇のスマホの通知音が鳴った。
片手でカグヤを抱いたまま、ジャケットのポケットからスマホを取り出す。
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