妹に婚約者を奪われた私、“血に飢えた狂犬” に嫁ぐことになりまして

「君は、王妃に相応しくない」

第一王子は、そう吐き捨てて私との婚約を一方的に破棄した。
政務の裏を支え忠義を尽くしてきた私の想いは、どうやら彼には伝わらなかったらしい。
代わって婚約者の座についたのは、男に取り入ることに長けた可愛いだけが取り柄の妹。
王子は妹に夢中になり、私は城を追われた。

王都にも実家にも居場所が無くなった私の行き先は、“血に飢えた狂犬”と恐れられる辺境の騎士団長のもと。
粗暴で無口な危険人物……のはずが、なぜか毎朝、丁寧にお茶を淹れてくれるのですが?

穏やかな暮らしのなかで、ようやく私は「誰かの役に立たなくてもいい日々」を送れるようになった。
そして王都では、私を裏切ったあの二人が音を立てて転げ落ちていく。

第一王子? 妹? ――ああ、そういえばそんな人たちもいましたね。
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