異世界転生~筋肉フェチの元女子高生がやらかす物話

アカヤシ

文字の大きさ
53 / 96
??~復活編

第2話 よくやった神様!

しおりを挟む
しゃあない!戻るか!

次の目標は【こんな死に方したい】第2位のカイ○ウ様のマグマを被って死ぬだな!

私が立っている前方に50以上の扉が出現した。

『貴女の体は現在、格(ランク)1にダウンしています。本来そのまま復活してもらうのですが、神様が救済処置としてあるゲームを用意しました』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ルール1

これから目の前に出現する扉には『スキル』や『魔法』などの『能力』が付与してあり、その扉を開けて入るとその付与された『能力』が手に入る。

ルール2

どんな『能力』が手に入るかは扉を開けて進まなければ絶対に分からない。

ルール3

扉を開けて、戻る事は出来るがその場合、手に入れた『能力』は消失し、2度と手に入らない。

ルール4

付与が消えた扉に再び入った場合は、何も手に入らないが次に進む事は出来る。

ルール5

何個扉があるかは本人の資質で決まる。

ルール6

制限時間はなし。
現在は外の世界の時間軸とは切り離されており、このゲームに何年何十年時間をかけようと、死亡1週間後に復活できる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

なるほど、つまりはあれだな。

直感がものをいうゲームだな!!

パワ○ルプ○野球のサク○クセスの要領だな!!

じゃあ、まずは!この扉だああああ!!

扉は全部同じでヒントにならなかったので己の勘を信じて部屋へと入る。記念すべき1回目の『能力』は、

テレ、テレ、テ、テーテテーン!

『変身シリーズ・ゴブリンを手に入れた!』

「・・・・・・・・・・・・」

私は無言無表情で先に進まずに、すぐさま部屋を出てスタートした元の位置に戻った。

そして膝から崩れた。Onzである。

「私の勘ってこんなもんだったの?もう自分自身が信じられないよ!」

しかも、なんだよ『変身シリーズ』って!
なんで『ゴブリン』!
もっとあるだろ!
異世界はもっと素晴らしい生き物や珍しい道具が沢山いるしあったろ!
なんで初っぱな『ゴブリン』!
ファンタジー感出そうとすんじゃねーよ!
あれか!つまりはヘマすると、連続で『変身シリーズ○○○○』が続くかもしれないって事かよ!

くそっ!気を取り直して!いざっ!

私は先ほど開けた扉から右側の三つ目の扉を選んで入った。

テレ、テレ、テ、テーテテーン!

『変身シリーズ・コボルトを手に入れた!』

私は再び元のスタート地点に戻った。

何でやねん!何でまた変身シリーズなの!まさか神が操作してるんじゃないでしょうね!

不信がっている私にクロマルが話しかけてきた。

『扉を調べてみましたが特に不正をしているか私では分かりません。役に立てずに申し訳ございません』

「いやいや、いいから!大丈夫だからね!」

私は次の扉を選んで開けて入った。

テレ、テレ、テ、テーテテーン!

『水属性回復魔法・アクアヒールを手に入れた!』

私は詳細を確認してみる。

・水属性回復魔法『アクアヒール』
水属性の適性を持つ者に対して使用すると効果上昇。
飲み水としても使える。
水属性が弱点のモンスターに対して使用した場合は効果減少。

へえ、結構使えるじゃん・・・・じゃ、ねーよ!

何でステータス画面には今まで『○○属性攻撃魔法』くらいしか表記されてなかったじゃん!
『回復魔法』でいいじゃん!これ絶対に『○○ヒール』『○○ヒール』が続くパッティンだろうが!細かくしぎだろ!
えっ?ひょっとして、こんなんがずっと続くの!
もう、いっそのこと何にも『能力』がない扉を突き進んでやろうか!

『一応出来ますが、せっかく神様が用意してくれたのですから、もう少し付き合ってあげてもらえませんか?それに八神 愛は知らないかも知れませんが『変身能力』も『回復系魔法』もかなりのレアですよ?』

えっ、そうなの?

『八神 愛。貴女はもう少し人付き合いを大切にした方が良かったのでは?貴女と回りの人間との違いをもっと知った方がいいですよ。貴女は『特別』な人間なんですから』

人間でもない黒い球体型の機械に人生ダメ出しされたんですけど。
まあ、確かに私は友達があまり、うん、あ~、まあ・・・・片手で数えられるくらいしかいないや。

Onz(泣)。

『それはさておき、ここで取らなかった『能力』は現世に戻っても一応覚える事は出来ます。ただし、かなりの経験値が必要になり難度がかなり上がります』

私は気を取り直してどうするか考えた。

1回目だし、これは手に入れて置こうかな。

すると、入った部屋にまた50以上の扉が出現した。

『確かに、私は貴女を『特別』とは言いましたけど、まさかここまでとは思いませんでした。もし普通の人が挑戦するならせいぜい5~7くらいが限界でしょうけど。ルール説明であった通りどれだけ扉があるのかは本人の資質が問われますから』

ふ~ん、そうなんだ。
人に『特別な存在』と言われるのは、ちょっと嬉しいな。相手が球体型の機械だけどね。
よし!サクサク行くよ!
私は次の扉を開いた。

テレ、テレ、テ、テーテテーン!

『呪い・性転換を手に入れた!』

・・・・ちょっと待てえええええ!

なに!『状態異常』まであるの?まじで○クサクセスみたいじゃねーか!赤色のマスを踏んじゃったよ!
なんだよ!ひょっとして2度目の人生で男装とかしてたからなのか!尻を掘ったり掘られた事があるからなのか!

※中華の鉄人編で助けた『リン』と言う女性とスイーレル国滞在最終日の夜に酔った勢い任せにやっちゃってます。お互いが男に変身してズッコン、バッコンやっちゃってます(笑)。

一応、詳細を確認した。

・呪い『性転換』
水を被ると男に変身する。お湯を被ると女に変身する。

・・・・呪泉郷で溺れたのか私は?

はあ、下らない『能力』だな。ガッカリだよ。

私が溜め息を吐きながら部屋を出て戻ろうとするが、ある考えにいたり足を止めた。

「ねえ、クロマル」

『なんでしょう?』

「私って『マッスルスタイル』になれるの?」

『マッスルスタイル?『肉体操作』か『超過力』ですか?出来ませんよ。格(ランク)1で全部リセットされた状態ですから』

しまった!そうだったよ!
初期化状態なら出来なくて当然だよね!
今後『錬成』すら出来ない可能性もけして無いわけじゃない。
ドワーフの血が混じっているとはいえ、私は『ハーフ』だからね。
以前なら出来ないならアイテム作ってそれで補えばいいじゃんとなるんだけど、アイテム作成スキルが習得出来ない可能性も有るわけだしね。

「ちなみに、男ってどんな姿になるの?」

『神様に確認を取りました。基本ベースは貴女の持つ遺伝子情報から変更は出来ませんが、好きに『キャラメイキング』していいそうです』

「グッジョブ!!!!神様!!!!」

私は初めて神様によくやったと心から思った。
しおりを挟む
感想 3

あなたにおすすめの小説

勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~

楠ノ木雫
ファンタジー
 IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき…… ※他の投稿サイトにも掲載しています。

我儘令嬢なんて無理だったので小心者令嬢になったらみんなに甘やかされました。

たぬきち25番
恋愛
「ここはどこですか?私はだれですか?」目を覚ましたら全く知らない場所にいました。 しかも以前の私は、かなり我儘令嬢だったそうです。 そんなマイナスからのスタートですが、文句はいえません。 ずっと冷たかった周りの目が、なんだか最近優しい気がします。 というか、甘やかされてません? これって、どういうことでしょう? ※後日談は激甘です。  激甘が苦手な方は後日談以外をお楽しみ下さい。 ※小説家になろう様にも公開させて頂いております。  ただあちらは、マルチエンディングではございませんので、その関係でこちらとは、内容が大幅に異なります。ご了承下さい。  タイトルも違います。タイトル:異世界、訳アリ令嬢の恋の行方は?!~あの時、もしあなたを選ばなければ~

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

悪役令嬢が処刑されたあとの世界で

重田いの
ファンタジー
悪役令嬢が処刑されたあとの世界で、人々の間に静かな困惑が広がる。 魔術師は事態を把握するため使用人に聞き取りを始める。 案外、普段踏まれている側の人々の方が真実を理解しているものである。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

転生後はゆっくりと

衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。 日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。 そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。 でも、リリは悲観しない。 前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。 目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。 全25話(予定)

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

処理中です...