異世界転生~筋肉フェチの元女子高生がやらかす物話

アカヤシ

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17歳~新人冒険者編

第7話 褐色の美女幽閉される

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「さて、諸君よく集まってくれた知っている者がほとんどだろうが一応名乗っておく。私は冒険者ギルド、スタトルック支部ギルドマスターのユキナカだ。ここにはDとEクラスの中の上位の冒険者に集まってもらった」

ここは冒険者ギルドの裏にある鍛練場で普段は冒険者志望の若者を有料ではあるが指導する場所である。その場に50人ほど集まっている。

「ちょっと待って下さい!この新人のランクはDでもEでもないでしょ!なんでこの場に呼ばれているんですか?」

集められた冒険者の一人が褐色の美女を指差し指摘した。

「彼女は無関係ではない。むしろ話を聞いて貰わねばならないからだ」

ギルドマスターのユキナカが話を戻す。

「私が先日冒険者ギルド総本部に呼び出されたのは大半の人間が知っているだろうが、呼び出された理由がこのスタトルックのダンジョンの秘密とそして真実だ」

ざわざわと騒ぎ出す冒険者、中には財宝が眠っているじゃなどと言う者もいるがギルドマスターが静かにするように促す。

「このダンジョンには『覇王グラビオルス』が封印されていると分かった」

「覇王グラビオルス?聞いた事がありませんけど?モンスター何ですか?そのグラビオルスは?」

「はるか昔に現れたモンスターだ。嘗ては大陸中に猛威を奮っていたようだ。被害は幾つもの国が滅び百万人近くの被害があったそうだ」

「はああああああああ!え?嘘ですよね!その話!」

「あくまで見つかった古文書に書かれた話だ。最後まで聞いてくれ」

スタトルックのダンジョンは他のダンジョンと異なっているものは階層数だ。他のダンジョンは必ず100層ある、と言われている。しかしスタトルックのダンジョンは25層しかない。しかもモンスターは他のダンジョンより格段に弱い。
その理由は、養分が全て『覇王グラビオルス』が吸いとられているからだ。

復活の為の養分にしているのだ。

「その覇王の封印は今すぐ解ける物ではないらしい。そのままにしていればな。この覇王の封印に関係する物があるらしい」

一つ目は『磁春石の人顔面』
二つ目は『血天石の天秤』
三つ目は『花天石の茶器』
四つ目は『骨焼石の短剣』
五つ目は『星金石の香炉』

「この秘宝が最下層に眠っているらしい。そしてティオ=アヴェンジャー、君がその秘宝の三つを手に入れているというギルド職員から通報があった」

全員が褐色の美女に視線をやり距離を取った。

「アヴェンジャー、私に秘宝を渡してくれ。勿論タダではない。ギルド本部にこの問題を早急に解決せよと潤沢な資金と応援の冒険者の派遣してくれる。言い値とはいえないが相応の額が支払われる」

「お断りいたします」

「理由を聞いても?」

「決まっています。あなた方では守りきる事が不可能だからです。私が持っていた方が安全です」

「・・・・ふう、仕方がないな。ガリュウス侯爵の許可はとってある。ティオ=アヴェンジャー、君に『強権』を発動させて貰う。君の冒険者資格を一時凍結。財産一時差し押さえ。身柄を一時拘束させて貰う。抵抗するならそれなりの対処をさせてもらうし、ここから逃げ切れても大陸全土で指名手配されるだろう」

ギルドマスターの言葉を聞いた褐色の美女は何もない空間から三つの秘宝を取り出しギルドマスターに手渡した。

「『異空間収納』だと!君はいったい?いや、それは後でいい。暫くはギルドの地下にある牢に入って貰う」

職員が彼女に手錠を嵌めようとするがギルドマスターがやめさせる。

「彼女に手錠はしなくていい」

「ですが逃げ出す可能性があります!!」

「君は逃げ出すのか?」

ギルドマスターの言葉に褐色の美女は首を横に振る。

「なら結構、ユキネ地下牢に案内してやれ」

ギルド職員の一人のユキネが彼女を牢へと連れていく。

「さて、ここに残った諸君達にはギルド総本部から来る応援の冒険者とともに最下層で『残りの秘宝』と『覇王に関する物』の探索に行って貰う。勿論強制依頼でだ。報酬は先ほど言った通り総本部から多くの資金を貰ったから期待してくれ。今から報酬の詳細を書いた物と誓約書を渡す。今から一時間ほど休憩をとる。その後に質問を聞くからしっかり依頼内容の再確認と誓約書をよく読んでおけ!以上!」
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