異世界転生~筋肉フェチの元女子高生がやらかす物話

アカヤシ

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プロローグ

第3話 神様は八神愛の目的を全力で阻止するようです

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私がスキルカタログをパラパラと捲りながら、

「ねえ筋肉を増やす魔法薬とかないの?」

『一応お聞きしますが用途は?』

「日本ではガチガチのムキムキはあんまり人気がないのよね。それって身近にいなかったからだと思うの。だから全世界男女子供お年寄差別なく全員マッチョなら素晴らしい世界になると思うの」

ヤバすぎる発想。
これが八神 愛。
この世に地獄の顕現を企む筋肉フェチ女子高生。

『神様の許可が下りませんでした。実行した場合は魔王認定させ殲滅。全力で阻止するそうです』

「つまり魔王になればやっていいの全世界マッスル化計画?」

滅ぼすと言われても揺らがない筋肉フェチ女子高生。

「まあ、それはゆくゆくとして、まずはお約束のスキルは貰っとくから」

私は『異空間収納』『空間転移』『異世界言語』『鑑定』を選択。

「ン~、ラノベもそこそこ読んだりするけど、これ以外はやりたい事で決まるよね?」

私のやりたい事?
マッスルワールド?が却下されちゃたからなあ。

「ねえ、マッスルが活躍する職業って何?」

『凄い質問ですね。まあ軍人や騎士団や冒険者と力仕事は沢山ありますから。魔法や魔道具が存在するとはいえまだまだ人力が主ですから』

素晴らしい世界ね!やっぱりなんでも機械化とか自動化する必要無いわよね!筋肉もとい体をもっと動かさないと!

「私のドワーフのイメージは鍛冶師と細工師が強いから鍛冶関連と細工関連は修得するとして他のスキルを選び、ん?ねえクロマル?」

『何でしょう?』

「お約束の『時間停止』とか『捕食能力』『成長促進』とかないの?」

『神様の権限で与えられるのは格(ランク)8以下のスキルまでです。『時間停止』のような強力なスキルは含まれて下りません。『捕食能力』は種族関連の事情、『成長促進』は存在しますがあなたは格(ランク)8からスタートのなので微々たるものです』

え?そうなの。

『『異空間収納』は(ランク)7から『空間転移』は(ランク)4から『異世界言語』が(ランク)8から『鑑定』が(ランク)2から修得可能なので。あくまでもスキル才能がある人の基準の話ですけど』

ン~、スキルはこのあたりでいいかな?今思い浮かばないから。次は

③武器適性を選んで下さい

「クロマル?これって書く必要ある?」

『あくまで才能ですから。選ばなくても別にいいですけど新たに才能がない武器の技術・技能を1つ極めるのに途方もない鍛練が必要ですが?』

『筋肉』があれば取るんだけど。

私はとりあえず『斧 特大』『鎚 特大』を選んだ。

『よろしいですか?』

ドワーフのイメージって斧とハンマーだよね。

④魔法適性を選んで下さい

「『筋肉増幅魔法』がないじゃない!どういう事!」

『筋力増強魔法』はありますが?』

パワーを上げたい訳じゃない!マッチョを増やしたいだけよ!世界規模で!!

『神様が全力で阻止せよと命じられました』

仕方がない私は、

『火属性攻撃魔法 特大』『土属性攻撃魔法 特大』『風属性攻撃魔法 中』『水属性攻撃魔法 中』『筋力増強魔法 特大』『防御力増強魔法 特大』『属性付与 特大』『魔法耐性・付与 特大』『物理耐性・付与特大』『異常耐性・付与 特大』『強化付与 特大』『回復魔法 大』『遠視魔法 中』『透視魔法 中』

を選んでいると、

『ちょっとすみません。『遠視魔法』『透視魔法』の用途はまさかと思いますが?』

え?風呂を覗くだけですけど?

『神様から却下だそうです』

はああああ!
あんただって下界を覗いてる言ってたじゃないの!
ちっ!もう自力で覗くからもういいわよ!

「あと、火属性と土属性は特大を選べたのに風属性と水属性は中までしか選べないのはなんで?他の属性はないの?」

『種族の魔法の相性のせいで格(ランク)8でも中しか選べなかったのでしょう。まだ光属性や闇属性なども存在します。魔法に拘りたいなら種族をエルフに選んび直してスキルなど最初から書き直しですがどうしますか?』

魔法よりマッスルなので却下。

⑤持ち物を選んで下さい

『30個までならカタログから選んで持って行って構わないそうです。そのカタログに書いているものだけです。向こうの世界に存在しないものは持っていけません。例えば貴方の着ている制服や携帯電話などはダメです』

私は、

「ドーピングコンソメスープとかないの?」

『ですから。そんな奇っ怪なものは存在しません。なければ自分で作って下さい・・・今神様から連絡がありました。他人を筋肉ダルマにするような薬や魔法の開発成功率を超低確率にするそうです』 

クソ神がーーー!!どこまで私の邪魔をするつもりですか!私は諦めませんよ!私は!

私の理想郷を作ってみせる。

目指せ!マッスル・ワーーールド!!!
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