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7-3.妖精卿と誘拐編3【R-18:モブレ未遂、薬物プレイ】
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(確かに性行為で、翅は成長する。けどこいつらは嫌だ!)
既に何度も体を暴かれてはいるが、誰でも受け入れているわけじゃない。
けれど抵抗の術はなく、男たちは薬を何本も開けて俺に浴びせてきた。
「追加で薬をぶっかけるか。魔力中毒にした方が、締まりも良くなるんじゃないか」
「は、う、……う゛ぁあああ゛あ゛ーーーーッ!」
大量の薬液が体に振りかけられ、俺は味わったことのない感覚に悶えた。
けれど気持ちよくはなれず、無理やり神経をこじ開けられる痛みに泣き叫ぶ。
「あぁぁあああ゛あ゛ぁ! も、もう無理ぃいいい! やら゛ぁああああ!」
「まだ始まったばかりじゃねぇか! あんまり抵抗すると、翅を捥ぐぞ!」
貴重なはずの翅を鷲掴みにされて、俺は自分が甘かったことを理解させられる。
男たちに既に理性などなく、支配欲と雄としての衝動に突き動かされていた。
「は、翅だけは傷つけないで! 分かった、言うこと聞くから……!」
「じゃあ口で、俺のを咥えろ。歯を立てたら、首を絞めてやるからな」
俺が懇願すると男は反り返った性器を頬に擦り付けた後、口にねじ込んでくる。
酷い男の匂いと、自分の口の中に広がる苦みに涙が零れた。
(くさい、喉を突かれて苦しい。でも言う通りに、……やだ、中の指も動いてる!)
性器を喉奥まで突き立てられるのと同時に、中の指が曲げられて注意を引かれる。
力ずくの行為に自然と嗚咽が漏れ、涙で前が見えないくらい視界を歪ませられた。
「おい、こっち動いてねぇぞ! 腰振れや!」
「あ゛っ! んぐ、ぅ、う゛!」
口と尻を同時に犯された俺は意識が朦朧とし、苦しみを受け入れるしかなかった。
更に潤滑剤として薬を直接入れられ、体は痙攣を繰り返す。
(痛い、苦しい! 体が全部痛い。でも翅から、気を逸らさないと)
俺自身は耐えればどうにかなるが、翅になにかあったら取り返しがつかない。
しかし後ろの指が引き抜かれ、俺は反射的に顔を上げさせられる。
「もう無理、無理だ、ここまで来たら止まれねぇよ。……挿れちまうか」
「ひっ、うそ、やだやめてよ! それだけはやめ、て」
男が猛り立った性器が俺の穴に宛てがわれて、何度も尻の間を擦られる。
最後の一線だけは守ろうとするが、翅は俺の尊厳よりも重い。
――けれど男の性器が触れる寸前、部屋を押し潰すような魔力が迸った。
「……なにをしてるんですか、貴方たち」
「っその翅、まさか。――――うぶっ」
男の声が途切れた直後に血の雨が降り、俺を凌辱していた体が倒れる音がする。
彼らの首を刎ねたのは、俺など及びもつかない本物の翅を持つ青年だった。
「あぁ、なんて酷い。グレイシス、すぐに帰りましょうね」
「……勝手に抜け出してごめん、ヴァルネラ。でも翅は無事だから」
絶命させた男の血を浴びながら、ヴァルネラは俺を抱き起こして謝罪する。
けれど彼が謝る必要などないのに、悲しげに目を伏せていた。
「翅だけが、貴方の存在価値ではありません。生きてて、本当によかった……!」
ヴァルネラが強く俺を抱きしめると、触れた場所から震えが伝わってくる。
でも俺は後ろめたさから彼の背中に手をまわせず、ただ身を委ねていた。
「あとは警備隊に任せて、帰りましょう。魔力中毒を治す薬を貰って、あとは」
「ヴァルネラ、怒ってないの。俺、勝手な事して手間取らせたのに」
しばらくするとヴァルネラは俺を抱き上げ、外へ出ようと顔を上げて歩き出す。
騒ぎに気づいて駆けつけた人もいたが、ヴァルネラの一睨みですぐに散った。
「貴方を放置した私に責はあります。でも今は身を清め、魔力の発散も行わないと」
ヴァルネラは転移魔法を行使すると彼の翅が羽ばたき、一瞬で屋敷に辿り着く。
――そして浴室で丁寧に洗われると、俺は安心して全身の力が抜けてしまった。
「しかし薬の魔力が抜けませんね。でもこれ以上洗うと、肌を傷つけてしまいます」
「でもまだ、汚れてる気がする。……いたっ」
既に凌辱の汚れと血は落ちているが、体の熱は引かず感覚も残っていた。
それをどうにかしたくて体を擦りまくるが、遂に出血して止められる。
「魔法で傷を治せるとはいえ、体に良くないですよ。もう終わりにしましょう」
「やだ、こんなんじゃ寝れない。あいつらの感覚が、まだ残ってる気がするから」
薬の熱を持て余し、気が立っている俺は部屋に戻りたくないと駄々を捏ねる。
すると見かねたヴァルネラが俺の腕を押し留め、代わりに一つ提案をしてきた。
「じゃあ私の魔力で上書きしますか? 慣れている魔力なら、まだ気が楽でしょう」
既に何度も体を暴かれてはいるが、誰でも受け入れているわけじゃない。
けれど抵抗の術はなく、男たちは薬を何本も開けて俺に浴びせてきた。
「追加で薬をぶっかけるか。魔力中毒にした方が、締まりも良くなるんじゃないか」
「は、う、……う゛ぁあああ゛あ゛ーーーーッ!」
大量の薬液が体に振りかけられ、俺は味わったことのない感覚に悶えた。
けれど気持ちよくはなれず、無理やり神経をこじ開けられる痛みに泣き叫ぶ。
「あぁぁあああ゛あ゛ぁ! も、もう無理ぃいいい! やら゛ぁああああ!」
「まだ始まったばかりじゃねぇか! あんまり抵抗すると、翅を捥ぐぞ!」
貴重なはずの翅を鷲掴みにされて、俺は自分が甘かったことを理解させられる。
男たちに既に理性などなく、支配欲と雄としての衝動に突き動かされていた。
「は、翅だけは傷つけないで! 分かった、言うこと聞くから……!」
「じゃあ口で、俺のを咥えろ。歯を立てたら、首を絞めてやるからな」
俺が懇願すると男は反り返った性器を頬に擦り付けた後、口にねじ込んでくる。
酷い男の匂いと、自分の口の中に広がる苦みに涙が零れた。
(くさい、喉を突かれて苦しい。でも言う通りに、……やだ、中の指も動いてる!)
性器を喉奥まで突き立てられるのと同時に、中の指が曲げられて注意を引かれる。
力ずくの行為に自然と嗚咽が漏れ、涙で前が見えないくらい視界を歪ませられた。
「おい、こっち動いてねぇぞ! 腰振れや!」
「あ゛っ! んぐ、ぅ、う゛!」
口と尻を同時に犯された俺は意識が朦朧とし、苦しみを受け入れるしかなかった。
更に潤滑剤として薬を直接入れられ、体は痙攣を繰り返す。
(痛い、苦しい! 体が全部痛い。でも翅から、気を逸らさないと)
俺自身は耐えればどうにかなるが、翅になにかあったら取り返しがつかない。
しかし後ろの指が引き抜かれ、俺は反射的に顔を上げさせられる。
「もう無理、無理だ、ここまで来たら止まれねぇよ。……挿れちまうか」
「ひっ、うそ、やだやめてよ! それだけはやめ、て」
男が猛り立った性器が俺の穴に宛てがわれて、何度も尻の間を擦られる。
最後の一線だけは守ろうとするが、翅は俺の尊厳よりも重い。
――けれど男の性器が触れる寸前、部屋を押し潰すような魔力が迸った。
「……なにをしてるんですか、貴方たち」
「っその翅、まさか。――――うぶっ」
男の声が途切れた直後に血の雨が降り、俺を凌辱していた体が倒れる音がする。
彼らの首を刎ねたのは、俺など及びもつかない本物の翅を持つ青年だった。
「あぁ、なんて酷い。グレイシス、すぐに帰りましょうね」
「……勝手に抜け出してごめん、ヴァルネラ。でも翅は無事だから」
絶命させた男の血を浴びながら、ヴァルネラは俺を抱き起こして謝罪する。
けれど彼が謝る必要などないのに、悲しげに目を伏せていた。
「翅だけが、貴方の存在価値ではありません。生きてて、本当によかった……!」
ヴァルネラが強く俺を抱きしめると、触れた場所から震えが伝わってくる。
でも俺は後ろめたさから彼の背中に手をまわせず、ただ身を委ねていた。
「あとは警備隊に任せて、帰りましょう。魔力中毒を治す薬を貰って、あとは」
「ヴァルネラ、怒ってないの。俺、勝手な事して手間取らせたのに」
しばらくするとヴァルネラは俺を抱き上げ、外へ出ようと顔を上げて歩き出す。
騒ぎに気づいて駆けつけた人もいたが、ヴァルネラの一睨みですぐに散った。
「貴方を放置した私に責はあります。でも今は身を清め、魔力の発散も行わないと」
ヴァルネラは転移魔法を行使すると彼の翅が羽ばたき、一瞬で屋敷に辿り着く。
――そして浴室で丁寧に洗われると、俺は安心して全身の力が抜けてしまった。
「しかし薬の魔力が抜けませんね。でもこれ以上洗うと、肌を傷つけてしまいます」
「でもまだ、汚れてる気がする。……いたっ」
既に凌辱の汚れと血は落ちているが、体の熱は引かず感覚も残っていた。
それをどうにかしたくて体を擦りまくるが、遂に出血して止められる。
「魔法で傷を治せるとはいえ、体に良くないですよ。もう終わりにしましょう」
「やだ、こんなんじゃ寝れない。あいつらの感覚が、まだ残ってる気がするから」
薬の熱を持て余し、気が立っている俺は部屋に戻りたくないと駄々を捏ねる。
すると見かねたヴァルネラが俺の腕を押し留め、代わりに一つ提案をしてきた。
「じゃあ私の魔力で上書きしますか? 慣れている魔力なら、まだ気が楽でしょう」
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