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afterstory 白川家の新しいスタート
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『お父さん~!』
『蒼太!』
嬉しそうに駆け寄る蒼太を抱きしめた蒼真さん。
久しぶりの再会に胸が踊る瞬間。
やっと…会えた。
蒼真さんは、私のことも抱きしめてくれた。
『久しぶりだな、元気だったか?』
そうは言うけど、毎日電話やメールで話していたのにね。
それでも、その質問はすごく嬉しかった。
『はい、ずっと元気でした』
長いようであっという間だった4ヶ月。
蒼太の卒業式が無事に終わって…
私達はアメリカにやってきた。
今日からまた3人で暮らせるんだ。
新しい新居は日本の家の2倍はあるだろう。
お庭にはプールもあって、まるで映画で見た世界だ。
『こんな立派なところに住めるなんて夢みたいです』
『わぁ~プールもある!僕、水泳得意だからいっぱい泳ぐ!』
蒼太はアメリカでの暮らしを楽しみにしてくれてて…
それは私にとってとても有難かった。
『蒼太、さっきお父さんって言った?』
蒼真さんが尋ねた。
『言ったよ。もう中学生になるんだから、パパじゃなくてお父さんって呼ぶね。でも、こっちならダディか。ダディ、僕、こっちでもたくさんたくさん頑張るよ!』
『ダディって』
蒼真さんは、ほんの少しだけ成長した蒼太に感心しているようだった。
我が子に向ける優しい微笑み。
その顔を見てたら、本当に…幸せな気持ちになる。
ずっと…やっぱり少し寂しかったから。
ううん、いっぱい寂しかった。
会いたくて会いたくて仕方なくて。
夜になり、はしゃぎ過ぎて疲れたのか、早々に眠ってしまった蒼太。
『藍花、相変わらずとても綺麗だ』
私達はワインを飲み…そしてベッドに入った。
『ずっと…こうしたかった。藍花と1つになりたい』
そう言って、私の体に優しく触れた。
『私も蒼真さんに抱かれたかった…すごく恥ずかしいですけど…』
体が疼く夜もあった、でもようやく…
私はまた女になれる。
『恥ずかしがらないでいい。お前の全てを見せてくれ』
久しぶりの2人の夜は長い。
『蒼太!』
嬉しそうに駆け寄る蒼太を抱きしめた蒼真さん。
久しぶりの再会に胸が踊る瞬間。
やっと…会えた。
蒼真さんは、私のことも抱きしめてくれた。
『久しぶりだな、元気だったか?』
そうは言うけど、毎日電話やメールで話していたのにね。
それでも、その質問はすごく嬉しかった。
『はい、ずっと元気でした』
長いようであっという間だった4ヶ月。
蒼太の卒業式が無事に終わって…
私達はアメリカにやってきた。
今日からまた3人で暮らせるんだ。
新しい新居は日本の家の2倍はあるだろう。
お庭にはプールもあって、まるで映画で見た世界だ。
『こんな立派なところに住めるなんて夢みたいです』
『わぁ~プールもある!僕、水泳得意だからいっぱい泳ぐ!』
蒼太はアメリカでの暮らしを楽しみにしてくれてて…
それは私にとってとても有難かった。
『蒼太、さっきお父さんって言った?』
蒼真さんが尋ねた。
『言ったよ。もう中学生になるんだから、パパじゃなくてお父さんって呼ぶね。でも、こっちならダディか。ダディ、僕、こっちでもたくさんたくさん頑張るよ!』
『ダディって』
蒼真さんは、ほんの少しだけ成長した蒼太に感心しているようだった。
我が子に向ける優しい微笑み。
その顔を見てたら、本当に…幸せな気持ちになる。
ずっと…やっぱり少し寂しかったから。
ううん、いっぱい寂しかった。
会いたくて会いたくて仕方なくて。
夜になり、はしゃぎ過ぎて疲れたのか、早々に眠ってしまった蒼太。
『藍花、相変わらずとても綺麗だ』
私達はワインを飲み…そしてベッドに入った。
『ずっと…こうしたかった。藍花と1つになりたい』
そう言って、私の体に優しく触れた。
『私も蒼真さんに抱かれたかった…すごく恥ずかしいですけど…』
体が疼く夜もあった、でもようやく…
私はまた女になれる。
『恥ずかしがらないでいい。お前の全てを見せてくれ』
久しぶりの2人の夜は長い。
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