転生竜と賢者の石な少年

ツワ木とろ

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2章

【44】目標のダンジョン

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 ダンジョンは街道を15キロ程南下して、西に2キロの草原にあった。

 ロジィさんと出会った場所って凄く近かったんだなぁ。
 あの時、モンスターと1度しか遭遇しなかったのは幸運だった。

 ダンジョンて地下に出来るもんだから、地表には口開くだけで全然目立たないんだけど、今は周りに塀が設けられてるから遠くからでもよく分かる。

 塀は5メートルはある丸太を隙間なく突き刺して出来てる。
 地面にどれだけ刺さってるのか分からないけど、直径15メートルをぐるっと埋め尽くすだけの労力は相当だったでしょう。
 それを無償で手伝わされてた村の住民の苦労が偲ばれる。

「どうするかにゃ」

 入口は無い。

「1部壊すしかないね」
「でも壊したらコボルト溢れて来ちゃいますう」

 中から体当たりでもしてるのか、時々重い音がする。

「リネット、上から見て来てくれ」
「分かったわ」

 ヴァルキリルの主要メンバーが話し合ってる横でセドがリネットに偵察に行かせる。
 沢山冒険者居るけど、空飛べるのはリネットだけ見たい。

 リネットは上空をぐるっと1周して戻ってきた。

「内側に40匹は居るわね。1ヶ所開けたら雪崩れて来そう」
「上から一掃出来るかい?」
「良いわよ。ちょっと時間掛かるかも知れないけど。数減らしたら丸太抜くわね」
「任せっきりになっちゃって申し訳ないね」

 グフリアが軽く頭を下げる。

「いいのよ。大変な仕事でもないし」

 アタシも手伝ってあげようかしら。

「あの子は連れてって大丈夫なのかい?」

 グフリアがセドに囁いてる。

「ああ。ウチの主戦力だよ」

 セドが答える。

「へー。そんな風には見えないねぇ」

 あの子ってルーシの事かな。
 グフリアは単に心配してるだけなんだろうし、舐められてる位が目立たなくて良いんだろうけど、気に触るわぁ。

「ミュー、ミュー!」
「ナナチャどうしたの?」

 飛び立とうとしてたリネットを止める。

「ボクにやらせてあげてって言ってる」
「あら、いいけど。1人でいい?」
「うん。ボクがやるよ。ナナチャも居るし」
「1人で行かせるのかい!?」

 グフリアが言う。
 まぁ誰だろうと40体のコボルトを1人に任せるなんて正気じゃないって思うわよね。
 だから何だけどね。

「良いんじゃないかな。何かあったらリネット、フォロー宜しく。ナナチャもな」

 セドも承諾してくれた。

 たぶんアタシの気持ちを察してくれたんだと思う。
それか同じ思いだったか。

「了解。じゃぁ行くよ」
「ミュー!」

 リネットがルーシを抱えて飛び上がる。

 さっきの偵察の影響か、半数近く手前にたまってる。
 まるで餌に群がる池の鯉見たい。
 アタシが吹っ掛けた手前、降りるスペースは作ってあげなきゃだわ。

「リネット、ナナチャが『火球』吐いたら落として」

 ルーシと作戦練ってリネットに伝えてもらう。
 練るって程じゃないけど、『火球』をたまってる所に打ち込んで、コボルトが避けた所にルーシが舞い降りるって算段。

「危なくなったら直ぐ言うのよ。助けに入るから」

 ウチのメンツは一応、何かあった時の対処法を話し合ってる見たいだけど、心配してる風ではない。
 ルーシの実力知らないヴァルキリルのメンバーはハラハラしてる見たいだけど。

   「ルーシ、行くよ」
   「うん」

 口が小さいから『火球』は最大でハンドボール位。
でも、力を込めれば大きさは変わらなくても中身の詰まったのを吐き出せる。

 アタシの渾身の火炎が地面に触れると直径1メートル位に燃え広がり、一瞬立ち上った。
 巻き込まれたコボルトは黒焦げになり煙る。
 逃れた奴らも散り散りに避けたから統制取れてない。
 そこに降り立ったルーシがディアボロスを振り回す。
 このコンボで半数は屠ったわね。

 後はルーシの大立廻り。
 アタシは、火以外の攻撃がほぼほぼ効かったから背後に来る奴を牽制したり、たまに燃したりしてやった。

 リネットが上空から外に「大丈夫」ってサイン出してたから、みんな安心してるんじゃないかな。

「それじゃぁ抜くわよ」

 内側のコボルトを一掃したのは良いけれど、結局入口無いからリネットが10本丸太を抜いた。
 軽々、それも飛びながら抜かれて行く丸太だったけど、脇に倒される衝撃からして滅茶苦茶重いと思う。
 リネット居なかったら入口作るだけで丸1日掛かったんじゃないかしら。

 中に入って来たグフリアやナミルが落ちている魔石の数見て目を丸くしてるわ。

「あんた、やるじゃない」
「ルーシ君すごいにゃ。ビックリにゃ!」
「えへ。ありがとう。ナナチャも手伝ってくれたから」

 これでみんなルーシに一目置くわね。

   エッヘン



 ヴァルキュリルのメンバーは、スジャの護衛でティチともう2人、それにディオ。
 ダンジョンの入口で馬車見てるのと、溢れモンスター対策で5人。
 1度壊しちゃった塀は、直した所で安心出来ないから夜通し警備する事になるので、それ要因の5人がいきなり仮眠で、だいぶ人数取られちゃってる。

 調査に向かえるのはウチ等も含めて15名。

 こんなに役割で分かれるとなるとパーティー連合じゃ揉めそうね。大所帯のヴァルキリルに白羽の矢が立つのも頷ける。
 ってか、軍が自分達でやれば良いじゃなんと思うけど、大人の事情でそうも行かないらしい。



 1層目に降りた感じは、魔光石で照らされててクロンのダンジョンに近い。
 降りていきなり大きな広場けど。
 広場にはコボルトが数体。
 これはグフリア達があっさり倒した。

「あたし達も良いとこ見せないとね」

 グフリアがそう言ってた。

 広場から3方向に通路が伸びている。

「分かれて進んでも大丈夫だろう」

 真ん中をアタシ達。右をグフリア、コリティスと3人。
 左をナミルと4人で分かれて探索する。

 ヴァルキリルって人数多すぎて全員は覚えられないけど、この精鋭10名の顔位は覚えとかなきゃ。名前までは覚えられる自信がないけど。
 イケメンだったら覚えるられるんけどなぁ。
 ナミル達チームに居る、副団長くらいは名前も覚えとかなきゃかな。


 真ん中はほとんど真っ直ぐな道が続く。
 湧いて出てくるのはコボルトが2、3体。
 なので、リネットを先頭にして、進行方向から来る奴は弓矢で先制する事にした。
 倒した後で魔石も矢も回収出来て手間が省ける。

 しんがりはセドリック。
 彼はグフリアから預かった笛を首にぶら下げてる。
 下に降る階段を見つけたら小刻みにならし、緊急事態の時は大きく吹きならして他チームに伝える用。
 下の階層に降りる時は全チーム揃ってからって事になってる。
 よくあるダンジョンならアタシ達の進んでる道が1番早く階段にたどり着くはず。
 先に着いたら休憩ね。


 通路の突き当たりまで着いた。
標準サイズのダンジョンなら、そろそろ外壁にたどり着く距離だわ。

 突き当たりはほんの少しT字になってて、両方に入口が開いている。

「広間になってるんじゃない?」

 とニコラ。

「繋がってるのかな」
「両方覗いて見てくれ」

 右をリネット。左をヴィオラがこそっと覗く。
 アタシもちゃっかりリネットの足元から覗いて見る。

 反対側と同じくらい大きい広間。
 その壁際にゴッツイ奴がいる。

「先は広間で繋がってるわ」
「ミノタウロスがいる‥‥」

 黒い闘牛見たいな頭にゴリマッチョな人型上半身。
 脚は牛で、よく2本脚で立ってるわね。

「しかも武器持ち」

 刃の馬鹿デカイ手斧を両手に持っている。

「マジか」

 他のメンツも覗き見る。

「1体みたいだな」
「色が黒かったわね。変異種かも」

 普通ミノタウロスは茶色らしい。

「それでも私達、オーガ3体倒せてるんだもん、大丈夫でしょ」

 単純に、『武器持ち』で『変異種』をノーマルより危険度レベルが2段階高いと考えたら、オーガと同じになる。
 それが1体。
 そう考えると余裕ね。

「ああ。でも気を引き閉めて行こう」

 初動、セドが左から出たらルーシが右から出る。その後ろからヴィオラで、2人の間を進む。
 誰を目標にされても残りの2人が脇と背後に回り込む作戦ね。

 ミノタウロスは少し迷ったみたいだけど、1番近付いて来ているセドを目標に定めた。
 蹄の音が段々大きくなっるのは近付いて来てるからだけじゃない。

  Bwoo---!!

 徐々にスピードを上げてきて、30メートル間近に近付いて来た時にはヴィオラ位の速さになってる。

「!」

 トップスピードで振り下ろされる斧は体重が乗っていて、剣で防いだセドの腕が下がる。
 セドが力負けするなんて‥‥
 体勢を崩したセドは、もう1本の斧を右腕にもろに食らいぶっ飛んだ。

「大丈夫だ!」

 そう言うセドの二の腕の鎧はひしゃげてる。
 それでもスキルのおかげで腕は無傷っぽい。

 セドがやりあってる間に背後に回ったヴィオラが切りつけるが、刃が通らない。
 ミノタウロスはヴィオラを振り払い、脇で振りかぶってるルーシを薙ぎる。

 2人とも射程外まで吹っ飛ばされたけど、すぐに体勢を整えた。
 3人とも弾かれるなんて。予想より手強いわ。

 すぐさまミノタウロスがルーシに向かって来たので『火球』を吐く。

  buo

 ミノタウロスはそれを必要以上に避けた。
 炎の嫌がり方が過剰ね。これならオーガよりやり易いかも。

「『氷岩』!」

 ニコラの声と共にミノタウロスの下半身が氷に覆われた。

「ナナチャ、強い火炎!」

 言われるがまま、最大出力で『火炎』を吐いた。
 炎に包まれたミノタウロスは退きも出来ず、屈む事も出来ずにもがき苦しむ。
 ただ、それでも倒せない。コボルトなら瞬殺なのに。

  burl-

 火炎を耐えたミノタウロスの鼻息が荒い。
 ニコラの方を向いている。誰が魔法使ってるのか分かるのかしら。
 ニコラに向かって斧を投げる。

「投げた!」

 武器も体の1部だって話だったから、手放した事にビックリしてニコラの反応が遅れる。

「『氷壁』!」

 その壁は肉厚が薄く、斧が当たると粉々にくだけだ。
それでも斧の勢いを削いだのでニコラまでは届かない。
 が、氷壁が現れた瞬間にミノタウロスがもう1本の斧を投げていた。
 ニコラは弾けた氷の所為で見えて無かったのかもしれない。

「危ない!」

 斧がニコラに迫る。
 が、斧は突然黒い煙になって消えた。

 振り返るとミノタウロスも煙ってて、ヴィオラが剣を突き上げている。
 彼女が殺ったのね。
 炎で皮膚が柔らかくなってたのかな。

「ヴィオラ、ありがとう」
「なんの」

 結果的にはオーガよりかは弱かったかな。
 初動は焦ったけど。


 落ち着いてから辺りを見渡すと、壁際に階段がある。
 セドが笛を鳴らすと直ぐにグフリア達が広場の両側から現れた。
 どの道もここに繋がってたみたい。

「ミノタウロス?」
「それも武器持ちの変異種ですかあ?」

 けしてセドリック達を疑ってる訳じゃないけれど、信じられないご様子。

「1層目でそんな高レベが現れるんじゃ、下層が思いやられるにゃ」
「ちょっとウチの班で下覗いて来るから、待機しててくれるかい」

 そう言ってグフリア含めた5人が階段を降りて行った。



「早かったにゃ」

 グフリア達は10分もしないで帰って来た。

「参ったねぇ」
「何があったの?」
「サイクロプスが居るわ」
「え、ホントにゃ?」
「サイクロプスって何?」
「1つ目の巨人だよ」

 レベルは8。デュラハンと同じね。

「何体居たの?」
「ざっと10体は居たね」
「多いわね」
「戦うのは危険な数ですう」
「動きは遅いから走って次の層まで行けないかにゃ」
「行けると思うけど、その為には階段の位置と3層の状況を知らないと、逆に危険じゃないかな」
「偵察スキルなんて持ってる奴いるかい?」

 グフリアは居ないの分かってて聞いてる。

「上空から見渡すのはどう?」

 リネットが提案する。

「あの巨人でも手の届かない位天井高かったけど、何か投げられたら危険だよ」
「見つからなければ大丈夫でしょ」

 と軽く言うリネット。
 それならアタシの方が向いてるわね。

「リネット、ナナチャが代わりに行くって」

 ルーシが通訳してくれる。

「小さくて目立たないし、小動物だからモンスターが気にも止めないんじゃないかって」
「確かにな。それでも危険だぞ」

 とセド。
 リネット1人で行くよりもアタシの方が、なんかあった時にルーシと念話出来る。
 随時報告して指示も仰げるしね。

「、だって」
「それじゃぁ、お願いしようかね」

 グフリアも納得してくれた。

「うん。任せて!」

 自分の事の様に自信満々に言うルーシ。
   可愛いわぁ。
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