転生竜と賢者の石な少年

ツワ木とろ

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3章

【74】

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 夜も更けに更けると流石に出歩いている村人も居なくなる。
 食糧庫の両サイドは入るのに許可がいると言っていたけど、警備は居ない。
 他の家屋と比べてしっかりした扉で外から施錠するタイプだ。

 まず山羊小屋から。
こちらは壁の上下至る所に隙間があってアタシなら簡単に中に入る事が出来た。
 パッと見、単なる家畜小屋。
見渡しながら端まで進み、元の位置まで戻る。
 特段変わった所は無かったけれど、もう1往復してみよう。
 部外者に家畜を触らせたくないって意味合いで出入りを禁止してるんだと思っていたので、先入観で何か見逃してるかもしれないし。
 もう一度、今度は見渡すだけじゃなく囲いの中まで入って見る。
  めえぇぇぇ
 山羊達が落ち着いて居てくれてて助かる。
 折角動物の体をしているのだから、山羊とも話が出来たら良いのになぁ。
   痛っ
 床に敷かれた藁の中に埋もれてる何かに引っ掛かった。
   危ないわね。山羊が躓いたら怪我しちゃうわよ。
 異物を取り除こうと藁を払う。
   とって?
 コの時の取っ手が床に付いている。
 周りの藁もどかすと床下収納みたいな扉になっている。
  ギシギシ
 掴んで飛んで、扉を開くと中に急勾配の階段があった。
 夜目が効く方なのに階段の終わりが見えない。
   降りる?降りるべきよね。
 怖いのでちょっとだけ火ィ吹いて明るくしながら降りてみる。
 深めの地下1階。
その中心に広めの円形の鉄格子。
   嫌なもんあんなぁ
 過去の記憶を呼び覚ます様なそれ。
 見てたく無いが、一応、一周見て回る。
 どうやらそれだけみたいだ。
 だが、それがあるだけで不快極まりない。
 アタシはそそくさと山羊部屋を出た。

 外に出て冷静になって見ると、藁で隠れてたし使われていない場所だったのかも。
   砦時代の名残だったのかな。


 次は反対側の高級食材庫。
 こちらは山羊小屋よりも密閉度が高い。
 でも、だいたいそういう建物ってアタシが通れる位の通気孔が空いているもんで、ここもそうだった。
   さむっ
 通気孔から中の空気が流れ出ている。
その風がとても冷たい。
 中に入ると案の定、中も冷えている。
   冷蔵庫みたいな感じ?
 天然なのか魔法か何かの人工的なモノなのかは分からないがそれくらい寒い。
 そして暗い。
   アタシも魔法が使えたら『ライト』で明るくするのになぁ。
 そもそも試した事も無いわね。ここで試して、もし失神でもしたら死んで仕舞うから今はやめておこう。
 また軽く小さな火を吹いて辺りを照らす。

 大きな肉が吊るされていたり、野菜や芋が棚の木箱に入って並べられてる。
ちゃんと食糧庫だ。
 ここでも2周回って見たけど特にそれ以上は無さそうに思える。
 もう1回来るとか寒くて嫌なので、最後に飛んで高い所から見渡してから出る事にした。
 すると、棚が並べられている側の壁が天井と隙間があるのを発見する。
 その先にまた壁。
   二重壁?
 外気温と縁切る為だけだったら幅が開きすぎてる。人1人分の幅はありそう。
   細長い小部屋か?
 扉が見当たらないのは棚の裏に隠れちゃってるのかな。
だとしたらここも昔の名残なだけかもしれないけど、入れる隙間が空いているので一応見に行ってみる。
 入って見ると下に下りる階段で、入口はやっぱり棚で塞がれていた。
   やっぱり使われてないようね。
 そのまま下ると1階と同じ広さの部屋。
 反対の壁側に鉄格子。
 山羊小屋の鉄格子と違って真っ直ぐだから、なんだか嫌悪感も少ない。
   牢屋かな。
 長方形の檻と対面に正方形の少し小さい檻があり、正方形の方には手枷足枷の付いた十字架や猿ぐつわ。三角木馬何かが置かれている。
   拷問器具じゃない!
 幾らかマシだと思っていた嫌悪感が増す。
 でも、入口が塞がれていた訳だからこれらもただ有るだけなのかもしれないわ。
 近付いて確認して見たけれど、新しく無いのは分かるけど使われていないのかは良く分からなかった。
 そもそもいつまで砦として使われてたのか知らないのよね。
 砦だったってのも憶測なんだけど。

 帰りの階段を登っている時に違和感に気付く。
   埃が少ないな。
 何となくだが、数週間放置された程度の埃の溜まり様に思えたので、入口を塞いでいる棚のを調べて見ると、
 この棚は葉野菜が置かれてて他の棚より軽い。しかも床に引きずった跡。
   これ、今でも使われているわね。
そう確信した。


 冷蔵庫から出ると、日が登り始めたので借家に帰り報告する。
「クリラの言っていた『酷い事』ってそれですかねえ。」
 ルーシ伝えに檻の話をするのは憚れたけど、心配しすぎだったみたい。
「そういうプレイって事かにゃ?」
   この世界にもそんな嗜好の奴がいるんかい!?
 ナミルの空気読んで、あえて軽口言う所、アタシは好きよ。だいたい白けるんだけど。
「ナミルが白けた事言うの、ナナチャ好きなんだって。」
「それ、誉めてにゃいにゃ!」
 ルーシに告げ口されてびっくり。
 ルーシが無邪気に笑ってる。
 場は和んだし、そうしようと思ったんだろうけど、悪いわね。 ナミル達の影響かしら。
「それにしてもお、異端に繋がる情報とは言えないですねえ。」
「まぁイカれた奴が、ただイカれてるのか、異端なのか何て中々わかんないもんだからにゃ。今回は違ったって事じゃにゃい?」
「まだ決め手に欠けてますけどお、報告入れておきますねえ。」
コリティスが魔信具で連絡を取り始める。
「異端じゃなければ何もしてあげられないの?」
とルーシ。
「そんな事はないにゃ。ただ、異端だったらナミル達の権限で何でも出来るけど、そうでなければ下手したらこっちも罰せられるかもって覚悟は必要にゃね。この前の盗賊の時みたいに襲われたのなら事情聴取位で済むけど。」
「じゃぁクリラを助けてあげられるんだね。」
「助けを求めているにゃらね。ナミル達が酷い事されるってなったら戦うけどにゃ。」
「じゃぁ酷い事されよう。」
   ちょっとルーシ、なに言ってるの?
「あはは。ルーシは意外と極端な性格してるにゃぁ。」
「でも、潜入ってそういう事でしょ?」
「んー、そうかもだけど、そこまでしなくてもいいんじゃ無いかにゃ。」
「そうなの?」
「どうしてもって時以外は自分を犠牲にしない方が良いにゃ。その方が自由にもっと多くの情報を得られる可能性があるから。だから今はこのまま探れるだけ探ろうにゃ。」
「うん。わかった。」
 ナミルが諭す方に回るなて初めて見た。
 そうさせたルーシの極端さが心配ね。
 このまま学園に通い出したら友達なくしちゃうかも。
学んで変わって行くだろうけど、アタシももっとしっかりしなくちゃだわ。

 コリティスの通信が終わったみたい。
「軍に働き掛けて調査隊派遣して貰うそうですう。」
「メルヴィル様が働き掛けて下さるなら直ぐに派遣されるにゃね。」
「こちらの状況を理解して下さってるので、急がせるって仰ってましたあ。」
 コリティスの間延びした喋り方で、よく短い通信時間の内に伝えられたなと思ったけど、そう言えば教会ではちゃんと喋るのよね。

 みんな朝方まで起きてたので昼過ぎまで寝ていると、ブーブーと懐かしい振動音で目が覚める。
「あ、連絡ですう。」
コリティスも起きて魔信具を取り出す。
 完全に携帯電話じゃない。
「3日程で調査隊が来るみたいですう。」
 迅速な対応にびっくり。
 魔信具で連絡取り合ってれば当然ちゃ当然だけど、それが一般には広まっていないのがちょっと気になる。
 教会行って、鳩に手紙託してなんて効率悪いわよ。
 利権絡みなのかな。スムカの袋も結局世間に広まらなかったわけだし。
「それじゃぁ、到着までの間は問題起きない様にひっそり調査してようにゃ。」
「あれえ。ナミルにしては随分慎重なんですねえ。」
コリティスが茶化す。
「うるさいにゃ。ナミルにもそんな時はあるにゃ。」
 ルーシを気にしての発言なんだろうなぁ。
気ィ使ってくれてありがたいわ。

 そこにクリラと村長の奥さんがやって来た。
「お久しぶりね。」
奥さんは相変わらず色っぽい。香りまで。
 畏まって見えるクリラに近付くといつもの様に撫でてくれて、笑顔が戻る。
「あら、仲良くなってるのね。羨ましいわ。」
と奥さんが微笑むとクリラの手に少し力がこもった。
「今日はどういったご用件でえ?」
「そうそう、この村で暮らすつもりになったか聞きに来たのよ。」
 クリラの膝に乗ってあげると彼女はギュッとアタシを抱き締めた。
「棲みたい気持ちは強くなってるんですけどお、幾つか聞きたい事があってえ」
「何ですか?私に答えられる事なら答えるわよ。」
「まず、この村ってどうやって生計たててるんですかあ?」
 クリラに同じ事聞いてた気がするけど。
 彼女からは何も聞いていないってテイにしようとしているのかしら。
「ああ、疑問に思うわよね。ここってラガネスに近いじゃない。」
 ラガネスってのは、もう一つの隣接している国と小競り合いが絶えない隣の国。
「弓矢の矢を作って卸してるの。誉められた仕事じゃ無いのはみんな分かってるけど、この辺りは豊かな土地じゃないし、朝から晩まで働かなくても生活出来るのよ。」
「仕事に好き嫌いはあっても良い悪いは無いもんにゃ。」
「どんな仕事でも?」
「仕事にゃらね。」
「あなた達が受け止めてくれるなら、私達も受け入れ易いわ。」
「それってえ、女性もですかあ?私、矢なんて作った事ないんですけど力仕事だったりしませんかあ?」
「女は主にサポートだから力は要らないわ。夜遅くなる事多いけど、朝も遅から。」
 『サポート』って言葉濁してるけど、体のサポートって事よね。
もしかして、本来マッサージがメインだったのかしら。 
「後お、私達もあの絵の魚を崇めないといけないですかあ?」
 あの3尾の魚の絵。あれが何なのかが異端かそうでないかの重要な判断材料になるのは間違いなさそうよね。
「崇めなくて良いわよ。取引相手への配慮だから。」
「奥さんも崇めてないんですかあ?」
「ええ。本当に魚を崇めてるのかも良く知らないの。」
 これはいよいよ異端じゃ無いで確定かしら?
「分かりましたあ。それを踏まえてもうちょっと考えても良いですかあ?」
「ええ。構わないけど。。」
 言葉ほど構わないってわけでは無さそうな言い草だ。
「やっと夜方に慣れて来た所だから、もうちょっと雰囲気みたいって話してた所だったのにゃ。」
ナミルも上手いこと話を合わせるものね。
「そうだったの。分かったわ。」
「3日後辺りにこちらから伺うでいいですかあ?」
「分かったわ。いい答え期待してるわね。」
 そう言って奥さんが立ち上がると、クリラも急いで立ち上がったのでアタシを落っことして仕舞う。
「あ、ごめんなさい。」
「クリラ、あなたはもう少し居ても良いわよ。」
と奥さん。
「え、でも、、」
「折角仲良くなったのだから。私の事は構わなくていいわ。」
「クリラ、そうしなよ。」
ルーシが後押しする。
「、それじゃぁ・・」
 奥さんは頷いて先に去って行った。

「クリラは奥さんが怖いんですかあ?」
 クリラがまた座ったので、また膝に乗る。
「そんな事ないです。厳しい所はありますけど、ここの女性達みんなの事守ってくれてますし。。」
「ここの女の人って全然見かけにゃいけど、だいたい何人居るの?」
「10人位でしょうか。」
「男の人はあ?」
「今は30人位で、外に出てる人が帰って来たら40人以上になります。」
「多いにゃぁ。それを相手にするのは大変にゃね。」
「え、ええ。。」
クリラはナミルが『サポート』の意味を理解している事に気が付いたみたい。
「あの、、本当にここに残るつもりですか?」
「正直、上手い事言って油断させて出て行くつもりですう。」
「そうですか。私じゃ何も手助け出来ないですけど、黙って居ますね。」
「クリラも一緒に行かない?」
とルーシ。
「え、私ですか?」
急な申し出にクリラが困惑する。
「うん。クリラはここに居たい?」
「・・・居たい訳ではないですけど、他に行く所もないので・・・」
「ルーシ君、困らせちゃダメですよお。人には人の事情ってのがあるんですからあ。」
「ルーシ、くん?」
「ええ。ルーシ君は男の子なのでルーシ君ですう。」
「男の子だったの?」
「うん。」
 そう言えば言ってなかったわ。
「ならなおのこと出た方が良いです。」
「そうなの?」
「ええ。男性は受け入れて貰えないので。」
 男の数はもう増やしたくないって事かな。


「クリラ、居たい訳じゃないって言ってた。」
クリラが帰った後にルーシが口を開く。
「そうですねえ。」
「何とかしてあげられないのかな。」
「難しいかにゃぁ。調査隊が来て問題あったとしたら彼女の事を弁解してあげる位しか出来ないにゃ。」
「教会に便宜図って貰う様に言って貰う位しか出来ないですねえ。」
「そっか。。」
「教会で身請けしてもらって、ルーシみたいにミソギさせるって手もあるけど、それもこれも調査の結果しだいだにゃ。」
 問題なければミソギなんてないし、そもそも異端の可能性が薄いから教会の権威も届き辛い。
 彼女にとってどんな結果が望ましいのか分からないけど、そこに重きを置く事は出来ないわ。
   「そうだね。。」
 ルーシも分かってくれたみたい。


 3日後、今日には調査隊が到着するはずだけど、昼過ぎでもその気配はなかった。
「どうするか決まりましたか?」
 約束してしまっていたので村長宅に伺うと、村長と奥さんが出迎えてくれた。
 クリラは居ない。
 ってか、今さらだけど、村長と奥さんの名前知らないわ。
「ここでお世話になろうと思いますう。」
コリティスが嘘を付く。
「そうですかそうですか。それは何よりです。」
村長は心底嬉しそうに頷く。
「それでは早速各々の新居を決めないとですね。あそこは客間なので。」
「別々の家になるのかにゃ?」
「ええ。家屋は余ってますから。」
「どれかの家には馬小屋が欲しいんですけど、馬車もありますしい。」
「あ、あぁ。馬車と馬はこちらで引き取りますよ。この村に棲んでれば必要ないから。」
 おっと、それは初耳だ。
 どうしよう、借家に戻ったら取り敢えず馬に化けといた方がいいかな。
 ってか処分されたりしないかしら。
そしたら流石に暴れてでも逃げ出さなきゃならなくなるけど。。
 調査隊が来るまで話伸ばしてくれないかなぁ。
「チビダスが帰って来たぞ!」
 ちょうど良いタイミングで外が騒がしくなる。
 チビダス?人の名前?
「1人だ!チビダスが1人で帰って来た!」
 どうやら人の名前らしい。
「ちょっと失礼しますね。」
村長と奥さんが外に出ていった。
「私達も行ってみましょうかあ。」

 村の入口には既に人だかりが出来ている。
ざっくり男30人、女10人。村人全員かな?
「他のもんはどうした?!」
 男達は何かしらの武器を携えている。
 イレギュラーな事が起きれば当然の反応っちゃ反応だけど、やけにちゃんとした得物なのよね。
「みんな遣られた。俺だけ何とか逃げ切れたけど、みんな捕まったんだと思う。」
 なんか聞き覚えのある声な様な。
「追跡されてはいないな?」
これは村長の声だ。
 人だかりで見えないけど、村長がチビダスって人の側にいるんでしょう。
「ああ。それはない。」
「ならいったん部屋で休ませる。みんな道を開けろ!」
 村民が捌けて村長達が目視出来る様になった。
 それは村長達からしても同じ事。
「何であいつ等がいるんだ?!」
「どうした?彼女達は新しい住民になる娘達だぞ?」
「は?何いってんだ。あいつ等教会の人間だぞ!」
 よく見たらチビダスって男、盗賊の一味だったチビスケだわ。
「みんなを捕まえて、軍に差し出したのはあいつ等だ!!」
 村人全員がこちらを見る。
 お互い即座に状況を理解した。
村人は武器を構える。こちらが完全に不利だ。
「(みんな目を瞑って下さいい。)」
コリティスがそう囁くと、その声よりも小さな声で詠唱し、
「『フラッシュ』」
とまた小さい声で唱えた。
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