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「カランッ…さてと、それじゃあ探していかないとな…」
「何か探し物かい?」
「…ああ、生産系のアイテムが欲しいんだが…」
「それならこっちだよ、着いてきな」
「分かった」
ここの店主…か?
「ほら、ここだよ」
「ありがとう」
へぇ、やっぱ色々とあるな…んー、今欲しいのと言えば…ポーションを作るから…これか。錬金釜…うん?等価天秤?これも面白そうだな…
「この2つで幾らだ?」
「そうさねぇ…250Gでどうだい?」
「え、そんなに安くて良いのか?」
「その代わり、今後も何かあれば贔屓に頼むよ」
「ああ、分かった」
「はいよ、ちょうどだね」
…さてと、始めるか…
「んーと…確か…攻略動画では…錬金釜に水と薬草を入れるんだったよな…」
『毒薬を獲得』
『【調薬】を獲得』
「お、出来たっぽい…効果は…3秒に付き10ダメージ、9秒継続ねぇ…」
これもうちょっと欲しいところだよなぁ…うーん…
「何を作ってるんだい?」
「あれ、さっきのばあちゃんか」
「ほぉ、毒薬かね…」
「あ、ああ。ウルフ戦に備えて念の為に作っておこうと思ってな」
「それなら、水と毒草の量でダメージ量が増えるよ。それと、スライムゼリー持っとるかい?持っとるならそれも入れてみな」
「分かった」
ダメージ量が変わるってことは毒草を多くするんだよな…
「えっと、水と毒薬を2:7、そこにスライムゼリーを入れて…」
『毒液を獲得』
「効果は…1秒毎に5ダメージで継続10秒!?」
「スライムゼリーは液体に敏感で、直ぐに液体に混ざっちまう。その性質を使えば、毒が早く全体に回るんだよ。
その上、消化されにくいからねぇ」
「な、なるほど…ありがとう!」
「そういや、平原に言ったんだろ?爆炎華か氷結華は持っとらんか?」
「ん?ああ、それならちょっとだが持ってるぞ」
「なら、ちょっと分けてくれんか?」
「うん?ああ、今のところ別に使う予定はないから良いぞ」
「ありがとさん」
「何に使うんだ?」
「錬金術の材料で使うんだよ。それに、氷結華を使って作る錬金瓶にはアイテムの使用期限を伸ばす効果もあるからね」
「へぇ…あ、それなら、今度また持ってくるから俺の分も作ってくれないか?」
「そうさね…それだと私の方が得すぎる…それじゃあ、私からはその瓶とポーション作りで困った時にでも手助けしようじゃないか」
「マジで!それはありがたい!」
「はっはっ、元気な子だねぇ」
「んじゃ、ちょっとウルフ戦に行ってくる」
今の所持金は、2750G、弓と…剣…はこのままで大丈夫だから防具だな。
「んーと、武器屋で…お、あったあった。弓と矢を購入して…矢にさっきの毒液を塗る…」
『毒矢+10を獲得』
「これでよし、次は防具屋だな…」
ウルフの情報は…確か…俊敏力特化だったか…なら、動きやすいように防具は皮装備だな。
「うっ…500Gか…ま、まあ必要な経費だしな…」
さて、残りは大体1500Gくらいか…
「ま、取り敢えず行ってみて無理そうなら対策を立てるか…」
「何か探し物かい?」
「…ああ、生産系のアイテムが欲しいんだが…」
「それならこっちだよ、着いてきな」
「分かった」
ここの店主…か?
「ほら、ここだよ」
「ありがとう」
へぇ、やっぱ色々とあるな…んー、今欲しいのと言えば…ポーションを作るから…これか。錬金釜…うん?等価天秤?これも面白そうだな…
「この2つで幾らだ?」
「そうさねぇ…250Gでどうだい?」
「え、そんなに安くて良いのか?」
「その代わり、今後も何かあれば贔屓に頼むよ」
「ああ、分かった」
「はいよ、ちょうどだね」
…さてと、始めるか…
「んーと…確か…攻略動画では…錬金釜に水と薬草を入れるんだったよな…」
『毒薬を獲得』
『【調薬】を獲得』
「お、出来たっぽい…効果は…3秒に付き10ダメージ、9秒継続ねぇ…」
これもうちょっと欲しいところだよなぁ…うーん…
「何を作ってるんだい?」
「あれ、さっきのばあちゃんか」
「ほぉ、毒薬かね…」
「あ、ああ。ウルフ戦に備えて念の為に作っておこうと思ってな」
「それなら、水と毒草の量でダメージ量が増えるよ。それと、スライムゼリー持っとるかい?持っとるならそれも入れてみな」
「分かった」
ダメージ量が変わるってことは毒草を多くするんだよな…
「えっと、水と毒薬を2:7、そこにスライムゼリーを入れて…」
『毒液を獲得』
「効果は…1秒毎に5ダメージで継続10秒!?」
「スライムゼリーは液体に敏感で、直ぐに液体に混ざっちまう。その性質を使えば、毒が早く全体に回るんだよ。
その上、消化されにくいからねぇ」
「な、なるほど…ありがとう!」
「そういや、平原に言ったんだろ?爆炎華か氷結華は持っとらんか?」
「ん?ああ、それならちょっとだが持ってるぞ」
「なら、ちょっと分けてくれんか?」
「うん?ああ、今のところ別に使う予定はないから良いぞ」
「ありがとさん」
「何に使うんだ?」
「錬金術の材料で使うんだよ。それに、氷結華を使って作る錬金瓶にはアイテムの使用期限を伸ばす効果もあるからね」
「へぇ…あ、それなら、今度また持ってくるから俺の分も作ってくれないか?」
「そうさね…それだと私の方が得すぎる…それじゃあ、私からはその瓶とポーション作りで困った時にでも手助けしようじゃないか」
「マジで!それはありがたい!」
「はっはっ、元気な子だねぇ」
「んじゃ、ちょっとウルフ戦に行ってくる」
今の所持金は、2750G、弓と…剣…はこのままで大丈夫だから防具だな。
「んーと、武器屋で…お、あったあった。弓と矢を購入して…矢にさっきの毒液を塗る…」
『毒矢+10を獲得』
「これでよし、次は防具屋だな…」
ウルフの情報は…確か…俊敏力特化だったか…なら、動きやすいように防具は皮装備だな。
「うっ…500Gか…ま、まあ必要な経費だしな…」
さて、残りは大体1500Gくらいか…
「ま、取り敢えず行ってみて無理そうなら対策を立てるか…」
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