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11話②従魔の召喚(ガチャ?)

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「従魔を召喚する際は、一回で1~3匹出てくることもある。その場合は、群れとして行動している奴らがそうやって出てくるんだ。まあ、基本的に1,2匹しか出ないから、あまり気にしなくても良いぞ。早速やってみるか。陣を用意しておいたからそれに魔力を流せばあとは出てくるのを待つだけだ。」

「わかった、やってみる。」

あ、陣が光った。何が出てくるんだろ?

「あ、あれ?何でだろ。陣が広がっている様に見えるんだけど気のせいかな?」

『まずいぞ。これまだまだ広がっていくぞ。この空間を思いっきり拡張しろ!』

「分かってる。今やってる所!」

あ、収まった。良かった~。

「さて、何が出てくるのかな?」

あれ?群れでは無いと思うけど...全員種族が違うし。でも、同じところから出てきたんだよなぁ。

「えっと...これは、ドラゴンとスライムと狼か?種族は何だ?」

『な、凪。驚くなよ?スライムから順にエンシェント・スライム、古代龍エンシェントドラゴン氷銀狼フェンリルだな。しかも称号には龍は覇龍がついている。まあ、龍の頂点の存在が持ってる称号だ。スライムは暴食者だ。これは敵味方関係なくすべてを喰らい尽くす者が持ってる称号だ。ちなみにこの称号を持ってる奴は喰った奴のスキルとステータスを吸収できるぞ。んで、狼は神獣...神獣だと!?』

「え、どうしたの?」

『この召喚では霊獣までしか出ねぇんだよ!その召喚に神獣が出てくるのが問題なんだよ!』

「その神獣とかって何かそういうクラスとかがあるの?」

『ああ、下から順に獣、魔物、魔獣、霊獣、神獣、神の順にクラスが上がっていくんだ。ちなみに龍は霊獣だな。』

「へえ、まあどうでもいいや。これからよろしくね。」

『おい、凪。絶対に名前を付けるなよ。その狼は神に返してくるから。』

「ふーん、分かった。じゃあ、よろしくね。グラトニー、ディオラムス、。」

『おいぃっ!名前を付けるなって言っただろうが!』

「主様、これからお願いしますね。」

「主様、宜しくお願いします。」

「主よ、これから宜しく頼む。ちなみに我は神から送られてきた者だから安心していいぞ。」

やっぱりね、そうだろうと思ったよ。

「ね?大丈夫だったでしょ?」

『結果論だろうが!はあ...あと従魔のステータスは全部主のステータスにも換算されるからな。』

「ねぇ、万さん。魔石を与えるだけでもレベルは上がるの?」

『ああ、というかそれの方が上がるな。でもどうするんだ?そこまでない...あ、もしかしてトラップのやつか?』

「そ、あれを使えば結構上がるんじゃない?今も稼働しているしね。さ、行ってみようか。」

お、数値が503210になってるね。

「こんだけあるなら一匹15万位使ってレベルをあげよっか。」

うん、

グラ→50
ラム→10
イグ→80

になっているね。

「あれ、種族によって成長が変わるのかな?」

『ああ、スライムは成長が人と同じでステータスはグラトニーとかの上位種族以外は成長が著しい。ドラゴンは人の何倍もの経験値が必要な代わりにステータスが異様に高い。フェンリルは成長とステータス両方が異様に高いな。』

「そうなんだね。あ、じゃあ私のステータスも成長は普通だけどステータスは高くなっているのね。」

「じゃあ、取り敢えず今日はこれで終わり!さて、寝よう。」

「そうだな。大声を出しすぎて俺も疲れたし、寝るか。あのバカは一日中寝てたけどな。」
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