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3章:学園都市編

ライナス、相棒と特訓

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ライナスとドランが竜王の所に来て10週が経過。

はじめは受け入れてもらえずも、竜王命令もあり、逆に厳しく辛い訓練を課せられた。
当初は、泣いてばかりのドランだったが、相棒が文句も言わず耐える姿に自分を奮いたたせて頑張る。 
変わっているが実直で頑張る1匹とライナスの撫で技術に感化され竜達との仲も良好になる。

訓練は別と切り分け厳しいが、シュンのスパルタに比べれば何のそのだったライナスであった。 竜に囲まれた生活はライナスにとっては楽園でもあった。

そして、シュンとリンが来訪する。 「どうだ。 そろそろ行くぞ」といって現れる。

竜王が人化している。
「もうその時期か。 基本中の基本程度まで仕上げた。 あとは、あやつらの努力次第じゃ。 さて、ゲートは儂が開けよう。 お主だとあの女が気づくかもしれぬ。とは言っても、真夜中に開ける。 場所は『魔の森』でよいよな。 それまで、宴会じゃ。 いいだろ?」

「いいね。 んじゃぁ、これみんなで飲むか?」という俺が出したのはアーク産の大樽ワインとエールを積み上げる。

人化できるものは人化し、メス竜はシュンから離れさせ宴会がはじまる。
魔族同様、メス竜もシュンにとって臭いのであった。  ライナスもドランも他竜達と食えや飲めやの時間だ。 ほとんどの竜は酔い潰れた頃、シュンは酔い潰れたライナスとドランを叩きおこす。

 見送りは竜王のみだ。 
「見送りなしで悪いな。 次元は、あまり見られたくないもんでな。 シュン殿よ、次回は絶対に勝たせてもらうのじゃ。 たまに遊びに来て下され。 こなけれ儂がいくかもな。」とニタリと笑う。
「次もボコボコにしてやんよ。」という俺。
そして、ライナスとドランに竜王が「精進せよ。 力に驕るなかれ。 厄災でな。」というと、「はい。 肝にめいじます。 お世話になりました!」と礼をする。 
ドランはライナスの頭の上で敬礼してる。 

「では、さらばじゃ。」といい次元が開き、中に進む一行。 シュンが右手をあげ「ああ、じゃぁな」といって去る。 

到着したのは『魔の森』上空。 
「ったく、空かよー」といってシュンは結局、集団転移でアークの家に転移する羽目になった。。。
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