君は僕のお姫様

 僕の記憶の始まりはミューからで、そこからどんどんミューとの思い出が積み重なっていき、溢れていった。

 僕と同じ容姿の美しい姉、ミュー。優しくて、僕を愛してくれる大切な存在。

 ねぇ、ミュー。僕たちはいろんな『初めて』を共有したね。

 両親が教えてくれた。僕たちは寝返りを打ったのも、ハイハイしたのも、立ち上がったのも、歩き出したのも、喋り始めたのも同じ時だったって。

 それは僕たちが、ひとつである証拠なんだ。

 いつも手を繋いでミューと歩いた。僕は、ミューさえいれば他に何もいらない。

 ーーミューが僕の世界の全てだったんだ……

「【R18】退廃的な接吻を ー美麗な双子男女が織りなす、切なく激しい禁断愛ー」の
類による思い出を語ったモノローグです。
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