ででっぽう

「わたし」は小さかった頃、姉のほうがたくさんお菓子をもらった とぐずった事がある。
バアちゃんは、そんな「わたし」を怒ったりせず、お話をひとつしてくれた。
「わたし」はそのお話を聞いて しくしく泣いた。 そして今も忘れはしない。
… それは、心あたたまる話でも 感動的でもない話だった!
ホラー風味5%
24h.ポイント 0pt
0
小説 190,670 位 / 190,670件 ホラー 6,830 位 / 6,830件

あなたにおすすめの小説

牡丹は愛を灯していた

石河 翠
ホラー
夫の浮気現場を目撃した主人公。彼女は、動揺のあまりとある化粧品売り場に駆け込んだ。売り場の美容部員は、経済DVにより身なりを整えることもできない彼女にお試しメイクを施す。 気乗りしないまま化粧をされた主人公だが、美容部員とのやり取りから、かつての自分を思い出し始める。そして、自分の幸せのために戦うことを決意するのだった。 ところが夫はなかなか離婚に応じようとしない。疲れはてた彼女は、美容部員から渡されたとあるアロマキャンドルを取り出してみた。疲労回復効果があるというアロマキャンドルに火をともすと、目の前に広がったのは怪談「牡丹灯籠」の世界だった。 彼女は牡丹灯籠を下げ、夫の元へ歩きだす。きっぱりと別れを告げるために。 虐げられていた女性が自分を取り戻し、幸せに向かって歩きだすまでのお話。 扉絵は、貴様二太郎さまのイラストをお借りしています。 この作品は、小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。

ボチミチ

かぼリル
ホラー
るりこは、仲良しのユミから ボチミチにオバケが出る、と聞かされた。 ボチミチとは るりこが近道としてよく通る小路のことだ。 その帰り道、ユミからさんざんオバケ話でおどされたるりこは、いやだなあと思いながらも ボチミチに足を踏み入れた…

水音

みぅ✩.*˚
ホラー
ピチャピチャ… どこからか水が滴る音がする… こんな晴天の日にどこから? ピチャピチャ… ピチャピチャ… 水の音が大きくなる 周りを見渡しても 音の正体は分からない… そうか この音は私にしか聞こえない 私の心の中の狂気が流れ出す音… ピチャピチャ… ピチャピチャ…

牛の首(ウシノコウベ)

黒星★チーコ
ホラー
「私は小さい頃、絵を描くのが大好きな子供でした……」 これは、ある女性へのインタビューの記録である。 ※表紙絵は自作です。

【一話完結】3分で読める背筋の凍る怖い話

冬一こもる
ホラー
本当に怖いのはありそうな恐怖。日常に潜むあり得る恐怖。 読者の日常に不安の種を植え付けます。 きっといつか不安の花は開く。

【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】

絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。 下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。 ※全話オリジナル作品です。

狭間の島

千石杏香
ホラー
「きっと、千石さんに話すために取ってあったんですね。」 令和四年・五月――千石杏香は奇妙な話を聴いた。それは、ある社会問題に関わる知人の証言だった。今から二十年前――平成十五年――沖縄県の大学に彼女は通っていた。そこで出会った知人たちと共に、水没したという島の伝承を調べるために離島を訪れたのだ。そこで目にしたものは、異様で異常な出来事の連続だった。

黒い影

ツヨシ
ホラー
事故現場で黒い影を見た。