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1.ギルド編
第49話 まさかのヒロイン
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最終的に精神に大きな傷を負った僕。
けれども、身体の方に関しては僕がシュライトさんから貰ったものと同じ超高級ポーションと、毒に関する専門の医師ーー先ほどの老人のこと、がいたお陰で万全の調子に戻っていた。
なのでその後、身体の調子を調べる簡単な調査をした後僕はあっさりと解放された。
……あれ、僕って瀕死の重傷だったよね?と思話ないでもなかったけれども無かったが、実際に僕の身体にはなんの不都合もなかった。
それは、日本であれば考えられないほどの状態で、僕は戸惑いを隠すことができなかった。
この世界は日本よりも医療が優れていることは知っていたが、ここまでとは思っていなかったのだ。
「……少しいいかしら」
「え、エイナ?」
……しかし、その僕の抱えていた戸惑いそれはどこか所在なさげに僕を呼び止めたエイナの姿に頭から霧散していくことになった。
◇◆◇
エイナに呼び出され、僕が連れてこられたのは人気のない森の中だった。
そしてそんな場所に連れていかれた僕は、もしかしたらエイナは僕を逆恨みして危害を加えようと……と考え顔を青ざめる。
「ごめんなさい!」
「……え?」
……けれども、その考えは僕の被害妄想でしかなかった。
誰もいないことを確かめていたエイナ、彼女は次の瞬間僕へと大きく頭を下げたのだ。
そしてそんな対応をされるなんて考えていなかった僕は戸惑ってしまう。
「……私は貴方に謝っても許されないことをしてしまった。貴方がシュライトさんに心を許されているかどうかなんて直ぐに確かめることができたのに……」
けれども、言葉を重ねるエイナはそんな僕の様子に全く気づいていなかった。
罪悪感からか、顔を上げようとしないのだ。
そしてそんな状態で謝罪を重ねてくるエイナの姿に、ようやく僕はエイナは僕に謝るためにこの場に連れてきたことを悟った。
何で態々こんな場所に……と、僕は思わずエイナへと文句を言いたい衝動に駆られる。
「……それにギルド職員が今回のことで貴方を過剰に敵視していたのだって、私の責任で」
「いや、もういいよ……」
「え!?」
けれども、今の僕には最初襲いかかってきたエイナに対して怒りを覚えてなんていなかった。
確かにエイナの行動は浅慮だったかもしれない。
けれども、彼女は確かにシュライトさんのことを思っていて……
……嘘です。そんな大した理由はありません。
ただ、エイナのことなど殆ど頭から抜け落ちた、と言った方が正しいだろう。
何せあのポイズンウルフの騒ぎ、通称ポイズンショックは本当に死ぬかと思うような騒ぎだった。
……そしてそんな騒ぎがあれば、エイナがうんたらなんて正直もうどうでもいい気分にもなる。
実際、普通に返り討ちにしたし、ポイズンショックを引き起こしたギルド職員達には何かを感じないことはない。
けれども最後まで一緒にポイズンウルフと戦ったパラスには親しみを感じているくらいだから彼に対しては何ら恨みなんて抱いていない。
もう1人のギルド職員の方はその盛大な自滅を聞いた時に恨みなんて消えた。
……正直、馬鹿すぎてもうどうでもよくなった。
彼に関しては冒険者にユーラを襲おうとしたことも罪と認められ、死刑になったらしい。
本当に彼は何をしたかったのだろうか……
とにかく、そういうことで今の僕は対してギルドに対してしこりを感じていなかった。
「もう面倒だし、普通に接してくれればいいから」
だから、僕は何も考えることなくそう言葉を続ける。
「……え」
……しかし、何故かその僕の言葉に対してエイナは絶句していた。
そしてその顔にはこいつ、呆れさえ浮かんでいて……
「何か言いたいことでも?」
流石にいらっ、として僕はそう告げる。
「あ、ごめんなさい……」
そしてその僕の言葉に、僕が気分を害したことに気づいたのか、エイナは謝罪する。
けれども、次の瞬間彼女は呆れが半分、そして懐かしさがこもったような笑顔を浮かべて口を開いた。
「翔、貴方はやっぱり彼女、シュライトの弟子なんですね」
それは、酷く感情が込められた言葉で、僕は一瞬息を呑みそうになって……
「え、彼女?」
……けれども、そのエイナの言葉の中身の方が気になってまともなリアクションができになかった。
ただの言い間違いだろうが、あのムキムキの男性に彼女は流石に酷すぎて聞き逃せなかった……
「え?あんな素敵な女性に何を……」
「………え?」
……けれどもそのエイナの言葉に、僕は少しの間反応が取れなかった。
しかし直ぐに僕はエイナの言っている人間と、僕の知っているシュライトは別人なのだと結論を出し、口を開こうとして……
ー 魔法具には男女の見た目だけを変換できるものもあって……
「ーーーーっ!?」
……その時、僕の頭にシュライトから告げられたある言葉が蘇った。
咄嗟に僕は頭に浮かんだ考えを否定しようとする。
「……嘘、だよな」
……けれども、見た目に対して意外に弱い筋力や、何故か無駄に高い女子力、そして身体に触れた時の意外な身体の柔らかさなんかが蘇ってきて。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
次の瞬間、考えることを放棄して僕はその場から逃げ出した。
けれども、一時間後息を切らした僕はあることに気づくことになる。
……幾ら全力で走っても、現実からは逃げられないという、至極当然の真理に。
「本当にどっちなんだ………」
森の奥で呟いた僕の疑問、それは酷く悩ましげな声音だった。
けれどもその疑問に答えていくれる人間は誰もいなかった……
◇◇◇
あとがき
更新、とても遅れてしまい申し訳ございませんでした……実は体調を崩していて、意地で他作品だけは毎日1話更新していました。体調不良が長引いた理由はもしかして……
何とかこの衝撃の1話を更新することができたので、明日からは両作品とも1日1話更新をして心掛けたいと思います。
そして今回で1話の本編が終わり、次回エピソードです。
……その際に、衝撃の事実が明されるのでご期待ください。
けれども、身体の方に関しては僕がシュライトさんから貰ったものと同じ超高級ポーションと、毒に関する専門の医師ーー先ほどの老人のこと、がいたお陰で万全の調子に戻っていた。
なのでその後、身体の調子を調べる簡単な調査をした後僕はあっさりと解放された。
……あれ、僕って瀕死の重傷だったよね?と思話ないでもなかったけれども無かったが、実際に僕の身体にはなんの不都合もなかった。
それは、日本であれば考えられないほどの状態で、僕は戸惑いを隠すことができなかった。
この世界は日本よりも医療が優れていることは知っていたが、ここまでとは思っていなかったのだ。
「……少しいいかしら」
「え、エイナ?」
……しかし、その僕の抱えていた戸惑いそれはどこか所在なさげに僕を呼び止めたエイナの姿に頭から霧散していくことになった。
◇◆◇
エイナに呼び出され、僕が連れてこられたのは人気のない森の中だった。
そしてそんな場所に連れていかれた僕は、もしかしたらエイナは僕を逆恨みして危害を加えようと……と考え顔を青ざめる。
「ごめんなさい!」
「……え?」
……けれども、その考えは僕の被害妄想でしかなかった。
誰もいないことを確かめていたエイナ、彼女は次の瞬間僕へと大きく頭を下げたのだ。
そしてそんな対応をされるなんて考えていなかった僕は戸惑ってしまう。
「……私は貴方に謝っても許されないことをしてしまった。貴方がシュライトさんに心を許されているかどうかなんて直ぐに確かめることができたのに……」
けれども、言葉を重ねるエイナはそんな僕の様子に全く気づいていなかった。
罪悪感からか、顔を上げようとしないのだ。
そしてそんな状態で謝罪を重ねてくるエイナの姿に、ようやく僕はエイナは僕に謝るためにこの場に連れてきたことを悟った。
何で態々こんな場所に……と、僕は思わずエイナへと文句を言いたい衝動に駆られる。
「……それにギルド職員が今回のことで貴方を過剰に敵視していたのだって、私の責任で」
「いや、もういいよ……」
「え!?」
けれども、今の僕には最初襲いかかってきたエイナに対して怒りを覚えてなんていなかった。
確かにエイナの行動は浅慮だったかもしれない。
けれども、彼女は確かにシュライトさんのことを思っていて……
……嘘です。そんな大した理由はありません。
ただ、エイナのことなど殆ど頭から抜け落ちた、と言った方が正しいだろう。
何せあのポイズンウルフの騒ぎ、通称ポイズンショックは本当に死ぬかと思うような騒ぎだった。
……そしてそんな騒ぎがあれば、エイナがうんたらなんて正直もうどうでもいい気分にもなる。
実際、普通に返り討ちにしたし、ポイズンショックを引き起こしたギルド職員達には何かを感じないことはない。
けれども最後まで一緒にポイズンウルフと戦ったパラスには親しみを感じているくらいだから彼に対しては何ら恨みなんて抱いていない。
もう1人のギルド職員の方はその盛大な自滅を聞いた時に恨みなんて消えた。
……正直、馬鹿すぎてもうどうでもよくなった。
彼に関しては冒険者にユーラを襲おうとしたことも罪と認められ、死刑になったらしい。
本当に彼は何をしたかったのだろうか……
とにかく、そういうことで今の僕は対してギルドに対してしこりを感じていなかった。
「もう面倒だし、普通に接してくれればいいから」
だから、僕は何も考えることなくそう言葉を続ける。
「……え」
……しかし、何故かその僕の言葉に対してエイナは絶句していた。
そしてその顔にはこいつ、呆れさえ浮かんでいて……
「何か言いたいことでも?」
流石にいらっ、として僕はそう告げる。
「あ、ごめんなさい……」
そしてその僕の言葉に、僕が気分を害したことに気づいたのか、エイナは謝罪する。
けれども、次の瞬間彼女は呆れが半分、そして懐かしさがこもったような笑顔を浮かべて口を開いた。
「翔、貴方はやっぱり彼女、シュライトの弟子なんですね」
それは、酷く感情が込められた言葉で、僕は一瞬息を呑みそうになって……
「え、彼女?」
……けれども、そのエイナの言葉の中身の方が気になってまともなリアクションができになかった。
ただの言い間違いだろうが、あのムキムキの男性に彼女は流石に酷すぎて聞き逃せなかった……
「え?あんな素敵な女性に何を……」
「………え?」
……けれどもそのエイナの言葉に、僕は少しの間反応が取れなかった。
しかし直ぐに僕はエイナの言っている人間と、僕の知っているシュライトは別人なのだと結論を出し、口を開こうとして……
ー 魔法具には男女の見た目だけを変換できるものもあって……
「ーーーーっ!?」
……その時、僕の頭にシュライトから告げられたある言葉が蘇った。
咄嗟に僕は頭に浮かんだ考えを否定しようとする。
「……嘘、だよな」
……けれども、見た目に対して意外に弱い筋力や、何故か無駄に高い女子力、そして身体に触れた時の意外な身体の柔らかさなんかが蘇ってきて。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!?」
次の瞬間、考えることを放棄して僕はその場から逃げ出した。
けれども、一時間後息を切らした僕はあることに気づくことになる。
……幾ら全力で走っても、現実からは逃げられないという、至極当然の真理に。
「本当にどっちなんだ………」
森の奥で呟いた僕の疑問、それは酷く悩ましげな声音だった。
けれどもその疑問に答えていくれる人間は誰もいなかった……
◇◇◇
あとがき
更新、とても遅れてしまい申し訳ございませんでした……実は体調を崩していて、意地で他作品だけは毎日1話更新していました。体調不良が長引いた理由はもしかして……
何とかこの衝撃の1話を更新することができたので、明日からは両作品とも1日1話更新をして心掛けたいと思います。
そして今回で1話の本編が終わり、次回エピソードです。
……その際に、衝撃の事実が明されるのでご期待ください。
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