悪役令嬢の面の皮~目が覚めたらケモ耳旦那さまに股がっていた件

豆丸

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ただ、貴方だけ①

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「へ?ちょっと待って下さい旦那さま!」 
 私の手を掴みゆるゆる動し始めた旦那さまを慌てて止める。
  
「………なぜ?止めるのですか?私を思って慰めていたのでしょう?」 
 旦那さまの声色は心なしか上擦っていた。

「っ!確かに、そうなんですけど。あの、自分の指じゃなくて…その、旦那さまの指に触れて欲しいんです」じっとアイスブルーの瞳を見上げ、手に手を重ね、私からおねだり。羞恥に頬が熱くなる。 
 でも、旦那さまがそばに居てくれるのに自分で慰めてるなんて空しいから。

 
「ダメですか?」 
「………わかりました。私の膝の上に座って下さい」
 促されソファーに座る旦那さまのお膝の上に腰を掛けた。鍛えられた大腿筋の上に私のお尻のお肉が乗り、柔らかくたぷりと揺れる。 

 はうっ!旦那さまの太ももたくましいっ! 

 旦那さまがの私の腰をぐっと引き寄せ、私の背中と旦那さまの胸から腹がぴったり合わさる。 
 硬い騎士服越しにもわかる素晴らしい筋肉の感覚……こんなに固くて熱いなんて、どきどきしちゃう。 
 旦那さまの呼吸に合わせて上下する筋肉。耳介にかかる吐息。快楽を期待して、中がくううと縮こまる。

「……それでは、続きをしましょう」 
 旦那さまは、私の手に自分の手を重ねると、下着をずらして一度イッてひくつくおまんこにあてがう。 
 ふしくれだった長い指で私の指を固定し、ぬるぬるで敏感になったクリごと上下に擦り始めた。 
 

「え?ひゃっ、あんっ!旦那さま……ま、待って下さい!それ私の指です。っ、ふぁあん!」 

 にゅちゃにゅちゃとねばる粘液を泡立てて、旦那さまに操つられた私の指がクリを責め立てていく。 
 中からとぷりと粘液が溢れて私と旦那さまの指を濡らしてしまう。 
  
「大丈夫ですよ……私の指じゃなくとも、こんなに濡れていますから」
 赤い実のようにビン立ちした、クリを旦那さまはぐりりぐりりと私の指を使って押し潰した。旦那さまの指じゃないのに、気持ちいい。 
 
「ああっ!そこっ!だめぇっ!!」
 強い快楽に星が舞う。強すぎる快楽を逃そうと腰をくねらせるも逞しい腕がベルトのように固定されている。逃げらない快楽が太ももを震わせ、体を奥をわななかせる。
 操られた中指は容赦なく、つぷっと私の中にも入れられた。自分じゃあ怖くて入れない深い指の根本まで。ぬぽぬほと出し入れされる。 
 ああ、中って柔らかくてぬるぬるしてて気持ちにいい。 
 蠢くとぎゅぅと私の指を喰い締める。私の指に添うように旦那さまの指が浅い入り口を撫でて入っていく。熱く燃えれような旦那さまの指。お尻には太くて硬いモノを擦り付けられた。 
 
「ひゃんっ、ああ!中に旦那さまの指がぁっ!嬉しいん」歓喜にびくびくと腰が浮く。涙の膜で視界が霞む。
 
「……私の指が善いのですか?」 
 肩口に置かれた美顔からフーッ、フーッと獣のような息遣い。それにすら皮膚が泡立って。 

「あんっ、旦那さまの指がぁいいです!」
 甘ったるく囁いた。 

「ふっ、そうですが……それでしたら私の指でイッて下さい」 
 ずぼっと旦那さまの指が私の中に深く深く埋まる。狭い中に留まったままの私の指を押し上げて、長い指に耕すように粘膜を何度も繰り返し擦られ撫でられる。
 
「あひ、あっ、ゆ、指っ!気持ちです!あーっ。イキそうです~っ」  

「指が喰い千切られそうです。早くイって下さい」 
 ぐいぐいと旦那さまの指が私の指を押し上げてて、膀胱の裏側の気持ちいい領域を刺激してしまう。腰を支えていた反対の手がぷっくり膨らんだクリをコリコリ捏ねて爪先でカリカリされる。
 中から外から弄り責められ、あられもない声が出てしまう。 

「あ゛あ゛っ!!イクっ。いっちゃう~っ!!ひゃあんっ!」 
 中が収縮し大きくうねる。ぶわゎと体を突き抜けた愉悦の波に背中がのけ反る。
 なんて、気持ちいい。気持ちいい! 
 強すぎる快楽にぷしゅぷしゅとおもらしのように、下着を濡らし潮を噴いた。 

 
 体に力が入らなくて、背中の旦那さまにもたれ掛かる。旦那さまは余韻に短い息を吐く、私の上半身をゆっくりソファーに横たえた。  
 

「二回も絶頂して、潮まで噴くなんて……本当にいやらしい妻ですね。見てください。手首まで汚れてしまいました」 
 ううっ、潮まで噴いてしまいました~。居たたまれなくて、ソファーの上で悶絶する。

 旦那さまは私のぬかるみから抜いた指に、これ見よがしに舌を這わせ滴る液体を舐め取った。ペロリペロリじゅると大きな音をたてて。絶対にわざとですよね?

「……ヴィヴィアンの指も濡れてます」 
「はううっ」  
 旦那さまは私の手を掴み、私の汚れた指に舌を這わせた。ペロリと毛の生えた長い舌が毛繕いするように、丁寧に指と指の間まで舐める。赤い舌がナメクジのように這う。ぞくんぞくんとし毛穴がぶわゎと開く。卑猥過ぎる光景に恥ずかしのに目が反らせない。うう、鼻血でそうです。 
 
「そんなに気持ち良かったですか?蕩けた顔をして、間抜けに口が開いています」
 ふっと笑うと、唇の形を指でなぞった。口紅を塗るみたいに。そして、ふにふにと触わり続ける。 
 
「んっ、そんなに変ですか?」  

「変ではありません……ただ私を求める貴女が、かわいらしいということです」

「か、かわいいっ?旦那さまが私を?………嬉しいです~っ!」 
 ガバッと上半身を起こすと両手を広げて旦那さまの首筋にしがみつきます。キスして欲しくて唇に唇を押し当てると、弾力のある唇に強く押し付け返されて。ぶちゅりと合わせた唇の隙間から、舌を捩じ込まれた。 
    
 舌に舌を絡める。粘膜のふれあい。じょりりと粘膜をこそぐ早急で荒々しい動きに翻弄される。 
 旦那さまのキス好き。舌も気持ちいい。つつーと、交わった唾液が唇の端から首筋に伝い落ちていく。 
 くたりと力が抜けた私の上半身はいつの間にかソファーにまた横たえられていて、旦那さまが上から覆い被ぶさり深い口づけが続けられて。 

 息を吐くのも吸うのも忘れて夢中で絡めあう。  

「は、うっ」 
「ふっ、あっ」 
 旦那さまは少し苦しそうに眉間に皺を寄せながら 甘い溜息を漏らす。下着越しに硬いおちんぽがぐいぐい当たってます。快楽に耐える旦那さまがいとおしい。また私は、おまんこをじゅっと濡らしてしまう。 

 
 
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