DNAの改修者

kujibiki

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第169話 能力の可能性

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「シャルル様、今日はお疲れ様でした。すぐにお風呂の用意をしますね」

「うん、ありがとう」

夕食の後、シエラお姉ちゃんと部屋に戻ってきています。

「シャルル様、お風呂の準備中に歯を磨いておいてくださいね」

「分かったよ…」

歯を磨きながら思い返すと、今日は初めて自分から新しい何かを探そうとして能力が使えることが分かりました。
まだまだ分からないことが多いけれど、魔法が使えない僕には便利な能力だと実感します。

「シャルル様、お風呂の準備ができましたよ~」

「は~い」

僕とシエラお姉ちゃんは服を脱ぎ浴場に入ります。

「しばらく大きめの浴場だったからなんだか小さく感じるね」

「そうですね」

かかり湯をしてから湯船に入ると、シエラお姉ちゃんはすぐに湯船の中で脚を広げ、僕を抱き寄せてもたれさせてくれます。

「あ~、シャルル様と二人っきりで入れるのが嬉しいです」

「そういえばシエラお姉ちゃんと二人でお風呂に入るのは久しぶりだよね」

「屋敷でももっと一緒に入ってくださいねっ」

「そ、そうだね…」

「シャルル様、一つ聞いても良いですか?」

「どうしたの?」

「今日、水が出た場所などはシャルル様にはどういう風に見えているんですか?」

「言ってなかった…よね…。実は光が教えてくれるんだよ」
「例えば今日の水が出たところは大きく光っていて、水の枯れた穴は光が消えかけていたよ」

「そうだったのですか…」
不思議な話ですが、シャルル様の言葉に疑念は全くありません。



「じゃや、そろそろ身体を洗おうかな」

「はい、任せてください」

シャルル様の頭を洗い終えると、胸にいっぱい泡を載せてシャルル様の背中に抱き付きます。
今日は慌てなくても良いし、全身をゆっくり洗って差し上げられるわ。

胸をギュッと押し付けたり、少し浮かせたりして泡で上下左右に滑らせながら洗っていきます。

「シャルル様、立っていただけますか」

「うん」

私はそのままシャルル様の腰やお尻、脚を胸で丁寧に洗っていきます。

「どうですか? 上手に洗えていますか?」

「うん、とっても気持ち良いよ」

続けて私はシャルル様の前に立ち、まずは少し屈みながらゆっくりと抱き締めます。
あ~、裸でシャルル様に抱き付けるなんて至福の時です。

出来るだけ全身で密着できるように、脚を少しシャルル様に絡めながら上下に動きます。

気が付けばシャルル様も私が泡で滑らないように軽く腰を抱いて支えてくださっています。
本当に優しくて素敵な方です。

胸板からお腹、脚を洗い、シャルル様の男性器も優しく挟んで丁寧に洗います。

胸の突起部分がシャルル様の身体に触れながらクニクニと上下左右に動くたびに洗っている私も気持ち良くなっていくのです。

あ~、洗い終えてしまいました。
もっと触れていたい…、そう思いながらをシャルル様の身体に付いている泡を洗い流していきます。

「ありがとう。シエラお姉ちゃん。洗ってもらう度に上手になっているよね」

「そうですかぁ。良かったです」

「じゃあ、シエラお姉ちゃんが髪を洗ったら僕が身体を洗ってあげるね」

「はいっ、お願いします」



僕は密かにシエラお姉ちゃんの血流の流れが分かるか試していましたが、さすがに水脈と違い細かいところまで分かりませんでした。
もしかしたら目的が無いからかもしれません。

そこで、水が出るところを調べたように、シエラお姉ちゃんのところがないか考えてみたのです。

すると、今度は予想していた以上にはっきりと光が見えたのです。
(うわぁ~、これは便利!)
自分で試しておきながら驚いてしまいます。

僕は光って見えるところを重点的に揉んでいくことにしたのです。
これでシエラお姉ちゃんも喜んでくれるかな…。



なんだろう、今日のシャルル様の洗い方はいつもとちょっと違う気がします。
洗っていかれる順番は同じなのに、力を入れられるところが少し違うような…。

胸は前からも背中からもたっぷり揉みしだかれ、すでに頭の中と子宮は蕩けてしまいそうな感覚です。
突起部分も形がなくなるんじゃないかと思えるほどクニュクニュと揉み潰され、強く摘ままれる度におしっこの穴から勢い良く何かを噴き出してしまっています。

シャルル様に言われて立ち上がると、いつものように脚を洗っていかれます。

じっくり丁寧に、今日は全体と言うよりも何かを思われて集中的に揉みほぐされているようです。

あっ、気持ち良い…。
シャルル様に身を委ねておけば間違いはありません。

お尻を力いっぱい掴まれ左右に広げながら揉み上げられると、私はお尻の穴と女性器をシャルル様に晒してしまう事になります。

見られていると思う度に腰がビクビクし、身震いさせながら透明な液体をトロトロと垂れ流してしまうのです。

「あふぅ…、うひぃ…、うん…っ、くひぃ…」

シャルル様の両親指がお尻の穴のところから女性器の縁を擦っていく度に声が出てしまいます。

「シャ、シャルル様、いぃ~っ、もっとぉ~」

そう伝えた瞬間、私は恥ずかしげもなくビュッ、ビュッとおしっこの穴から何かを噴き出してしまいました。



ハァ~、フゥ~、ハァ~、フゥ~。

前を向くと同じように脚を洗われ、いつものように手が股間にたどり着きます。

「シエラお姉ちゃんのここ、毛がなくなったから本当にツルツルになったね」と、シャルル様が手のひらで股間を撫でられます。

「あんっ」
優しく何度も撫でられると、指がプックリしたところに触る度に子宮から頭の中に強烈な刺激がビリビリと伝わってくるのです。

(あっ、またビュッて出た~)
もう自分の意思では止められません。

股間を撫でておられたと思うと、シャルル様はそのまま腕で女性器を擦るようにズブッとお尻まで突き入れられました。
ヌポッと手を引き抜かれる時にシャルル様の指がお尻の穴と女性器の割れ目を擦り、最後にプックリしたところに触れていきます。

「あがっ…、うくっ…、いぃ~っ!」

何度も抜き差ししながら擦られると、なんだか全身が弾けそうに感じた後、頭の中が真っ白になり気を失ってしまうのでした。



翌朝、目を覚ますとシャルル様に抱き付かれていました。
あふぅ~、一晩中気持ち良かった気がします。

シャルル様…、いつもご自分はきちんとパジャマを着られているんですね。
本当にかわいくて、格好良くて、たくましくて素敵です。

いつもの様に股間とベッドを確認すると、ヌルヌルでベチョベチョでした。

本当におねしょしたみたい…。
昨日は気を失う前に本当におしっこを漏らしてしまった気がしますが、シャルル様に見られてしまったでしょうか。
恥ずかしくて聞けませんね…。

さて、早く浴場に行って身体を洗い流しておかないと…。
私はシャルル様からそうっと離れ脱衣場へ向かいます。

あれ、身体が変…?

これまでにも軽く感じることはあったけれど、立った感触も歩く感覚も今まで体感したことがない感じでした。
それに、身体中の隅々まで血が巡っているような温かさ、下腹部から力が溢れてくるような感覚なのです。

脱衣場の鏡を見ると驚きました。
今までに見たこともない自分がそこに立っているのです。

私は顔、肩、胸、腰、お尻と上から順に触って確かめていきます。

髪は艶々、肌も瑞々しく、胸は重さを感じないほどプルプルと弾み、腰周りが締まりつつお尻の位置も高くなっている気がします。

もしかして、昨日のシャルル様の洗い方が少し違ったのは…。
今にもシャルル様に飛びつきたくなりましたが、ぐっとこらえて浴場に入るのでした。



「シャルル様、朝ですよ。起きてください…」

「う~ん、もう朝~?」
「えっ、誰!?」

「嫌ですね。寝ぼけないでくださいよ、シャルル様~」

「シエラお姉ちゃん…? でも…、本当に…綺麗だよ…」

「ありがとうございます。シャルル様のおかげです!」

(あれ?)
昨日、シエラお姉ちゃんの光っていたところはところだよね…。
そこを揉んであげたらこんなに変わるだなんて…。

これは、お母さん達も驚くだろうなぁ…。



XX XY



「お母さん、皆おはよう~」

『おはよう、シャル…ル…』
「「「「シャルル様、おはようございま…す…」」」」

「おはようございます、ルーシャ様。みんな…」

『シ、シエラなの!?』
「「シエラせ・ん・ぱ・い…?」」
「シエラ…」

「ルーシャ様まで…、私に決まっているじゃないですか」

『シエラ、あなた鏡を見ましたか?』

「もちろん、朝身体を洗い流す時に…」

『信じられませんが、本当に若返っているように見えますよ』

「はい…。でも若々しくなったというより、身体が新しくなったような気分ですね」

『シャルル…?』

お母さんがこちらを向いて何かを言いたそうでしたが、僕は黙って首を左右に振ることしか出来ませんでした。
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