月を待つ波 - 装身具作家と助手の日常 -

名もなき日々の、結晶。
それは内包物を含んだ、素朴なかけら。


──装身具をつくる女性と、
彼女のもとに住み込みでやってきた青年。

暮らしを通してすこしずつ変わっていく距離と空気。

芸術を仕事にすること、そのなかで揺れる気持ち。

「つくる」と「差し出す」、そして「受け取る」のあいだで静かに揺れているひとのそばに、誰かがいてくれること。

ゆっくりと時間をかけて、繰り返されるやりとりのなかで気づくこと、届くもの。

創作にそっと寄り添う、日常の輝きを描いた物語。

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