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第三十三章 二年生
千二百六十八話 聖女譲渡の儀式の日です
週末の安息日は、いよいよ聖女譲渡式が行われます。
僕たちだけでなく、ちびっ子たちにも来てくれと言われています。
そうなると、我が家で保護しているハーデスちゃんはどうしようかと他の子たちが気にしていました。
そこで、念の為に教皇国に確認をしたら、あっさりと連れてきていいよと返事がありました。
僕たちは、座っているだけでなにもやることがないのが理由の一つみたいです。
暫定ながらも貴族の当主だし、格は問題なさそうです。
ということで、僕たちは着替えを済ませて教皇国に向かいます。
王城組は、後から合流することになりました。
「「「おはよーございます!」」」
「おお、おはよう。相変わらず、元気じゃのう」
一足先に大聖堂に到着した僕たちを、教皇猊下はにこやかに出迎えてくれました。
教会内は式典の準備中で、僕たちは作業の邪魔にならないように端で待っています。
すると、シスターさんが応接室に案内してくれることになりました。
どうも、僕たちの存在が目立つらしいです。
「その、『双翼の天使様』『勇敢なる天使様』『救国の勇者様』が勢揃いされていると、余りにも神々しいといいますか……」
あの、シスターさん、僕たちは別に神の使いでも何でもないですよ。
ジンさんも思わず苦笑しちゃったけど、そのジンさんが抱っこしているハーデスちゃんは不思議そうな表情をしていますね。
ジンさんは相変わらず赤ちゃんに好かれていて、ハーデスちゃんを最初に抱っこした時から懐かれていました。
「相変わらず各地の問題を解決されており、今も助けた赤ん坊を養育しております。そういう姿勢が、皆さまを神の使いと呼んでいるのです」
「「「へー」」」
シスターさんの話を聞いて、ミカエルたちは不思議そうな反応をしていました。
多分、シスターさんが言ったのはハーデスちゃんのことでしょうね。
ハーデスちゃんは一時保護だし、使用人の陣容が固まれば屋敷に戻る予定です。
そして、王城からの面々も応接室に集まってきました。
今日の引率は、アリア様とティナおばあさまです。
「「「おはよー!」」」
ちびっ子たちは仲良く挨拶をしていて、微笑ましい光景にシスターさんも思わずニコリとしていました。
ミカエルは既に二つ名を持っているけど、そのうちこの子たちにも二つ名が与えられそうですね。
そんなことを話していたら、何だか応接室の外がざわざわとしています。
何かあったのかと思い、シスターさんが部屋の外に出て様子を見に行きました。
すると、その様子を見に行ったシスターさんが血相を変えて部屋の中に戻ってきたのです。
「大変です、教会近くの建設現場で事故があった様です」
「「「大変だー!」」」
テロ攻撃とは本当に関係なく、たまたま大聖堂近くの工事現場で事故があったみたいです。
怪我人がいるかもしれないということで、僕たちも事故現場に向かうことにしました。
「おい、この瓦礫を運べ」
「怪我人を運ぶぞ」
「誰が治癒師を呼んでこい」
現場はオカマさんのお店の近くで、新たな建設現場の足場が崩れてしまったようです。
更に、途中まで建設だった建物の一部まで崩れたようです。
たまたま大聖堂の近くだったので、既に多くの聖騎士が現場に駆けつけていました。
僕たちも現場近くに駆けつけ、直ぐにジンさんが僕たちに指示を出しました。
「じゃあ、最初に念動で瓦礫を運ぶぞ。怪我人の治療はちびっ子に任せる」
「「「任せろー!」」」
ジンさんにお役目を貰い、ミカエル達は気合いいっぱいに手をあげました。
ジンさんの本音としては、瓦礫の近くにちびっ子にいて欲しくないのもありそうです。
「じゃあ、僕たちは念動でどんどんと瓦礫を運ぶよ。怪我人がいるから、慎重に運ばないとね」
「「「おー!」」」
僕たちも、ちびっ子に負けじと現場救出を始めました。
ここからは、一分一秒が勝負です。
僕たちだけでなく、ちびっ子たちにも来てくれと言われています。
そうなると、我が家で保護しているハーデスちゃんはどうしようかと他の子たちが気にしていました。
そこで、念の為に教皇国に確認をしたら、あっさりと連れてきていいよと返事がありました。
僕たちは、座っているだけでなにもやることがないのが理由の一つみたいです。
暫定ながらも貴族の当主だし、格は問題なさそうです。
ということで、僕たちは着替えを済ませて教皇国に向かいます。
王城組は、後から合流することになりました。
「「「おはよーございます!」」」
「おお、おはよう。相変わらず、元気じゃのう」
一足先に大聖堂に到着した僕たちを、教皇猊下はにこやかに出迎えてくれました。
教会内は式典の準備中で、僕たちは作業の邪魔にならないように端で待っています。
すると、シスターさんが応接室に案内してくれることになりました。
どうも、僕たちの存在が目立つらしいです。
「その、『双翼の天使様』『勇敢なる天使様』『救国の勇者様』が勢揃いされていると、余りにも神々しいといいますか……」
あの、シスターさん、僕たちは別に神の使いでも何でもないですよ。
ジンさんも思わず苦笑しちゃったけど、そのジンさんが抱っこしているハーデスちゃんは不思議そうな表情をしていますね。
ジンさんは相変わらず赤ちゃんに好かれていて、ハーデスちゃんを最初に抱っこした時から懐かれていました。
「相変わらず各地の問題を解決されており、今も助けた赤ん坊を養育しております。そういう姿勢が、皆さまを神の使いと呼んでいるのです」
「「「へー」」」
シスターさんの話を聞いて、ミカエルたちは不思議そうな反応をしていました。
多分、シスターさんが言ったのはハーデスちゃんのことでしょうね。
ハーデスちゃんは一時保護だし、使用人の陣容が固まれば屋敷に戻る予定です。
そして、王城からの面々も応接室に集まってきました。
今日の引率は、アリア様とティナおばあさまです。
「「「おはよー!」」」
ちびっ子たちは仲良く挨拶をしていて、微笑ましい光景にシスターさんも思わずニコリとしていました。
ミカエルは既に二つ名を持っているけど、そのうちこの子たちにも二つ名が与えられそうですね。
そんなことを話していたら、何だか応接室の外がざわざわとしています。
何かあったのかと思い、シスターさんが部屋の外に出て様子を見に行きました。
すると、その様子を見に行ったシスターさんが血相を変えて部屋の中に戻ってきたのです。
「大変です、教会近くの建設現場で事故があった様です」
「「「大変だー!」」」
テロ攻撃とは本当に関係なく、たまたま大聖堂近くの工事現場で事故があったみたいです。
怪我人がいるかもしれないということで、僕たちも事故現場に向かうことにしました。
「おい、この瓦礫を運べ」
「怪我人を運ぶぞ」
「誰が治癒師を呼んでこい」
現場はオカマさんのお店の近くで、新たな建設現場の足場が崩れてしまったようです。
更に、途中まで建設だった建物の一部まで崩れたようです。
たまたま大聖堂の近くだったので、既に多くの聖騎士が現場に駆けつけていました。
僕たちも現場近くに駆けつけ、直ぐにジンさんが僕たちに指示を出しました。
「じゃあ、最初に念動で瓦礫を運ぶぞ。怪我人の治療はちびっ子に任せる」
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ジンさんの本音としては、瓦礫の近くにちびっ子にいて欲しくないのもありそうです。
「じゃあ、僕たちは念動でどんどんと瓦礫を運ぶよ。怪我人がいるから、慎重に運ばないとね」
「「「おー!」」」
僕たちも、ちびっ子に負けじと現場救出を始めました。
ここからは、一分一秒が勝負です。
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